Life is a showtime

やりたい事とか日記とかをつれづれなるままに……

映画「鴨川ホルモー」

2010-05-30 18:44:25 | 映画
★★★☆

京大の風変わりなサークル「京大青竜会」。
小鬼を操り対戦するという習わしのゲーム、ホルモーをやるという学生青春物語。
恋だの、友情だの、青春だの、時間が多分のある京都の大学生。

僕自身も京都で学生を過ごせた身分です。
下宿をしていたらもっとこんなにグダグダな生活を送っていたのだろうなぁ。
それってやっぱり幸せなんだろうなぁとちょっと後悔してしまいます。

話に関しては、京都が舞台というだけで甘めに見ても無茶苦茶。
でも京都が舞台と言うだけで、心躍るのです。

山田孝之が良い味だしています。

サンデーとマガジン/大野茂

2010-05-29 17:19:59 | 本・雑誌
サンデーとマガジン/大野茂

まだマンガが悪書だといわれていたころ。
創刊当時から70年代にかけてのサンデーとマガジンの熾烈な争いに関して描かれた本。
創刊当時はサンデーが優位。
その後、マガジンが内容も購買層を徐々に上に広げていくことで、
大学生、社会人と取り込むことで、一歩リード。
対してサンデーは、あくまで少年にこだわった内容で貫く。
上の年齢に対しては「ビックコミック」の創刊ということで、
マガジンに対抗する。

そんな二誌も高度経済成長の終わりに「少年ジャンプ」出てきてからは、
「マガジン」「サンデー」の初期にあった本当に面白いマンガを載せるという
方針で、一気に抜かされる。

僕は、もちろんジャンプ世代。
サンデー、マガジンはさっぱりだった。
(マガジンは少しは読んだけど)
それでも出てくる作品の名作ぞろいぶりには溜息がでる。

熾烈な読者獲得争いの編集部内部の様子が非常に伝わってくる本書。
高度成長の終わりで本書は終わるが、その時代の熱というものが感じられます。

ちなみに著者は元電通マン。
なので、広告的なところとか、ショービジネス的な見地からも面白く読めました。

あと、マンガの神様と言われている手塚治虫の人間臭い部分など
小ネタも盛りだくさんです。

映画「告白」

2010-05-28 22:34:54 | 映画
★★★★

「生徒に娘を殺された」という衝撃的なフレーズで始まる原作。
本屋大賞受賞作ということで原作は完璧。
監督は「嫌われ松子の一生」や「パコと魔法の絵本」の中島哲也。
どんな映像になるのかと思っていたら、、、。
代表作のようなカラフルな色で彩られた世界とは全く違う、
くすんだマッドな正反対の色使いの世界でした。
それはこの作品全体に流れる暗くてジメジメとそして冷めた世界を引き立てている。
そして音楽も、RADIOHEADが主題歌ということもあり、
松たか子に言わせれば希望なのか絶望なのかわからない雰囲気を醸し出している。
その世界観がこの日本の中学校の現状を表しているのでしょう。

この映画の一番の見どころは、オープニング。
原作も衝撃的なフレーズから始まりますが、映画もこれに答えるだけの演出がされています。
タイトルシーンが写されるまでがなんと30分!!
その間、とある中学校の終業式後のホームルームで、
女教師である松たか子が荒れる教室で「告白」をはじめます。
このシーンの力強さが半端ない。

その後も、さまざまな人の告白でこの力強いままストーリーが進みます。
今の子供たちの闇がわかる気がします。

見終わった後、何とも言えない気分になります。
決して明るくはないです。
でもキレイでもある。
エンドロールで映る夕焼け空のように。

日本を降りる若者たち/下川 裕治

2010-05-27 17:45:00 | 本・雑誌
日本を降りる若者たち/下川 裕治

タイのカオサンあたりに沈没してる日本人のルポ。
彼らの多くは、一時的に日本の短期工などでお金を貯めて、
バンコクで何をするでもなく細々と過ごす。
それを「外こもり」と題して取り上げられたのは、数年前から。
本書では、日本難民とも呼ばれている。
共通するのは、日本が生きづらいということ。
バンコクに限らず、沖縄でも同じような状況。

本書では、こうした「外こもり」の現状報告だけではなく、
最後にタイでのタイ語を身につけ現地法人で働くという人物を紹介している。
(残念ながら著者の文章ではなく、
東大の研究科の大学院生が書いたものをのせているのだけど)

このように現地法人でしっかり働く人と「外こもり」の人物との違いは、
「働くこと」を「暮らす」ことの中にキチンと組みこんでいるかということ。
「外こもり」の人たちは、日本から逃げる→タイへという流れなのに対し、
働く人は、「タイで働く」ということが目的でタイへ来ているという違いがある。

「働く」の重要性がわかります。

7月に上海に行くことにしました

2010-05-26 21:20:30 | 旅行記
ずっと前から計画はしていた上海。
一緒に行くはずだった友人がスケジュールを取れずに、
どうしようか悩みましたが、一人でぷらっと行くことにしました。
7月中旬から8月は、絶対に仕事だらけになるし、ここで息抜きしないとね。


行程は次の通り。


7/2(金) 名古屋 8:50→(中国東方航空)→上海 10:10
     市内観光??
7/3(土) 万博??
7/4(日) 蘇州??
7/5(月) 市内観光??
     上海 18:10→(中国東方航空)→名古屋 21:10

今回は、ノースウエストのマイルの残りをデルタスカイマイルに移して、
特典航空券での旅行です。
燃油サーチャージ&発券手数料で11000円ほどかかりましたが、
幸い朝発&夕発という週末旅行には最適な便が取れました。


上海旅行を調べていて思ったのは、やはりアジアはパックは安いということ。
ホテル付で4~4万円台からツアーがあります。
航空券だけでも5万円ほどかかるのに…。
ペアならツアーですね。
(航空券ではJALが時間的にもお金的もお得でしたが…)

あと、1ヶ月。
元気な中国を見てきたいと思います。

東京バンドワゴン/小路 幸也

2010-05-25 21:20:21 | 本・雑誌
東京バンドワゴン/小路 幸也

友人に勧められて読む。
東京の下町の大家族経営の古本屋さんの物語。
なくなった祖母が幽霊になってその視点で描かれている。

登場人物の多さとそのそれぞれの個性的なキャラに面食わされる。
登場人物が多すぎて、少し読みづらいが、そこは仕方のないところ。
ただ全編に貫かれたテーマは「LOVE」。
この本、春夏秋冬の4つの物語で構成されているのだけど、
最終話のラストはちょっと涙が出そうな素敵な物語でした。

「LOVE」ですね~。

ROCK ON THE ROCK '10@三河湾リゾートリンクス

2010-05-23 23:11:18 | 音楽
日本で一番早い夏フェス「ROCK ON THE ROCK」。
2年ぶりです。
それも今年は、気合いを入れて宿泊での2日間の参戦。

1日目 晴れ時々曇り。
朝、名古屋を出て、昼前に到着。
碧南エリアって交通の便が悪い。同じ愛知県とは思えない…。

着いたもののステージ後方に折りたたみチェアを広げ乾杯。そして昼食。
全くライブを観ずに2時間ほど過ごす。
結局観たのは、Dachambo、児玉奈央、SPECIAL OTHERSのみ。
それ以外は、浜辺でウクレレを教えてもらったりしていました…。
(何やっているのだか…)

児玉奈央は、MCが最高にカワイイ。
そしてSPECIAL OTHERSは、まぁさすが。
とは言え新しいアルバムとかどうも乗れないので、
盛り上がるのは1stとか2ndとかなんですけどね。

それにしても会場では、知った人によくあった。
類は友を呼ぶということなんですよね。


土曜日の晩は近くの宿に宿泊。
温泉に入って、部屋で少し飲んで就寝。


2日目 雨

二日目は予想通りの雨。それも強風。
宿は朝食付ではなかったので、近くにある評判の和カフェ「たらそ」に、
朝食を食べに行く。
三河湾を見下ろす絶景にあるこのカフェ。
晴れていればさぞかし気持ちがいいのだと思う。
雨にも関わらずフェス好き男女などでやや混雑。
ゆっくりいくのがいいですよね。こういうところは。。。

朝食後、雨なので、どこに行こうかと車でさまよっているうちに、
2日目合流の友人から連絡。
「今日は、中止になった」と。

なに、中止ぃぃ!!!
調べると強風のため中止ということ。
まぁ、岩盤の前のあるこのステージ、
海風が当たって、ステージでも浮いたら大変ですからねぇ。

さすが、このROR。初回も台風で中止だったし、、、。

仕方なく、車を走らせなぜか猿投温泉でまた温泉に入って帰宅。
全然体を動かしていないのに疲れた一日。

2日目、結構楽しみにしていたのになぁ。
結構、友達も合流するし、
bonobosとか大橋トリオとかソウルフラワーとか観たかったのに…残念。
リベンジを期待しています。


■Rock on the Rock '10
http://www.rockontherock.jp/

■和カフェ たらそ
http://www.taraso.com/

映画「幸福のスイッチ」

2010-05-15 14:39:43 | 映画
★★☆

田舎の電気屋さんの三姉妹の物語。
父親が入院ということで、
東京でイラストレーターをしていた次女(上野樹里)が会社を辞めて帰ってくる。
田舎の電気屋の特徴であるアフターケア主義であることに
東京帰りの次女は相容れない。
それが相変わらずお客様第一主義を貫く父親に感化されていき、
その考え方に影響を受け始める。

映画のラスト、少女が電池仕掛けのオルゴールが壊れたといって持ってくる。
原因は単なる電池の+-が逆なだけで、次女が入れ替えると
オルゴールが鳴り始める。

都会の生活でエネルギー切れだった次女にとって、
この電気屋での体験で、また+-を元に戻して、歩き始めるというラストが印象的。

淡々と。決して一番館ではかからない映画です。
のんびりと観ましょう。


3姉妹が関西弁。
祖父母がいる和歌山に近いなぁと思いながら観ていたら、
予想どおりロケ地は和歌山県田辺市。
陸の孤島、和歌山県です。
この映画に描かれている街の電気屋と大型量販店の問題が
実際に起きているのだなぁと思ってしまう。

40 翼ふたたび/石田 衣良

2010-05-11 23:10:18 | 本・雑誌
40 翼ふたたび/石田 衣良

同じく石田衣良の先に読んだ「親指の恋人」がいまいちだったので、
ちょっと心配して読みましたが、こちらは石田衣良ワールド全開でした。

「人生の半分が終わってしまった。それも、いいほうの半分が」
このフレーズを書ける著者は、やっぱりカッコいいなぁ。
舞台は、40歳で広告代理店から独立した中年のプロデュース業の物語。
いくつかの短編で構成される一冊。
最後のシーンでは、ちょっと泣かされました。

そう言えば、石田衣良も広告代理店出身でしたよね。

内藤忍の「好き」を極める仕事術 /内藤 忍

2010-05-09 19:18:17 | 本・雑誌
内藤忍の「好き」を極める仕事術 /内藤 忍

あっという間に読めます。
差別化×効率化×継続化でヒトとは違う仕事をていこうというもの。

差別化では、まず「本当の好き」を磨く。
「本当の好き」では、やる気が起き、継続することができる。
またメジャーなものより、マイナーの方がチャンスが大きい。
(個人で取り組むには、ニッチで勝負する方が強いため)

効率化では、捨てる勇気を持つ。
「損切りするための方法」とは、

・つまらなくなったら捨てる
・他人と同じなら捨てる
・時間貧乏にはならない
・人付き合いは悪い方がいい
・組織も捨てる

というもの。

継続化では、長期の成果を目標し、そのためには自分に負荷をかけすぎない。
そして大きな目標を明確にすると自分のやりたいことを見失うことがなくなる。
またレコーディングダイエットのように成果を記録することも継続には役に立つ。


こんなことが書かれています。
至って普通のことが分かりやすく説明されているので、
いろいろ読まなくてもこれ一冊で十分ですね。

親指の恋人/石田 衣良

2010-05-08 19:56:45 | 本・雑誌
親指の恋人/石田 衣良

携帯電話の出会い系で知り合った金持ちお坊ちゃんと
下の下の女の子が恋に落ちる物語。
しかしその格差が歴然と存在し、苦悩する物語。

このような階級格差による恋愛の設定は昔からある。
それを現代版に置き換えた小説なのだけど、
現代の設定になるとなぜこうも薄っぺらくなってしまうのかなぁ。
これでは携帯小説に肉付けした程度と思ってしまう。
そして結局解決策も述べられずに終わってしまう。
(まぁそれは太宰治でも同じか…)

どこまで行っても、階級を超えるのは厳しいということですね。

君について行こう/向井 万起男

2010-05-07 18:19:23 | 本・雑誌
君について行こう/向井 万起男

最近、自分の中で宇宙が熱い。
先月は、山崎直子さんが宇宙から帰ってきましたし、野口さんは長期滞在中。
今月には、HⅡAロケットで「あかつき」が打ち上げられる。

山崎さんの打ち上げで注目されたのは、その旦那。
妻が宇宙飛行士ということの気持ちはどうなのか。同じ男としても気になる。

そんな中読んだのがこの本。
日本人初の女性宇宙飛行士の向井千秋さんの旦那による本。
向井さんが宇宙に行ったのは、1994年。
もう16年も前のことなのである。

上下巻に分かれる本書だけど、個人的に読み応えがあるのは上巻。
上巻では、旦那がいかに通常の日本人男性の考え方と違うのかがわかる。
とにかく妻(本書中では女房と表記)におんぶにだっこなのである。
そして夫は妻の「凛とした」性格に惚れこんでいるのである。
妻がやりたいのであれば、やりたいようにやればいいという
日本人男性には珍しい非常に寛容な夫なのである。
とは言え、夫もヒモだということもなく、著者は病理医であり、
妻とともにアメリカに渡った時には留学をするなど、
実はアグレッシブな人であるところも忘れてはならない。
(まぁ専門で病理医を専攻しているだけで、ちょっと変わっているらしいけど)

16年前にこういう考え方を持った人がいたことがうれしい。
(僕の考え方に非常に近いので、ウンウンとうなずきながら読んでいました)

ちなみに、下巻では、アメリカの配偶者重視のおもてなしがよくわかる。
NASAというところは、宇宙飛行士はもちろん
配偶者に対して素晴らしいケアをしてくれる。
このあたりがアメリカである。

妻が、宇宙に行きたいと言ったら、応援してあげよう。
このことを話したら、空気の無いところには行きたくないと言っていたけど。

ただマイヨ・ジョーヌのためでなく/ランス・アームストロング

2010-05-06 19:38:15 | 本・雑誌
ただマイヨ・ジョーヌのためでなく/ランス・アームストロング

GWに入る前に、自転車好きの会社の人から借りた本。
僕もそうだけど、自転車についてあまり知識がない人のために。
ランス・アームストロングとは、史上最年少で世界選手権で優勝した自転車乗り。
しかし、その後、睾丸癌が発見され、化学療法に取り組む。
そののち、リハビリを経て、1999年のツールドフランス以降、7連覇という偉業を成し遂げる。

この本は、そんな彼の自伝である。
自転車と癌について書かれている。
彼も書いているが、「自転車としての成功」と「癌からの生還者」の二つが今の彼を作っており、
癌を克服した精神力が、それまでの彼の自転車乗りのスタイルを変え、
その後の偉業につながっているのがわかる。
また彼は「自転車としての成功」と「癌からの生還者」の二つのうちひとつを選べと言われたら、
「癌からの生還者」を選ぶという。
それだけ癌を克服したということが彼の人生の節目となっている。

ちなみに、マイヨ・ジョーヌとは、ツールドフランスで総合一位の者が着る黄色いジャージのこと。
原題は「It's not about the bike」。
自転車と癌という両輪を表しているのだけど、良い邦題ですね。
自転車に詳しくない僕でもよくわかるぐらい、訳も読みやすかったです。

日帰り京都

2010-05-05 17:01:04 | 旅行記
GWということで、日帰りで京都へ行ってきました。
10時過ぎに京都駅に着くと、それはそれは凄い人。
金閣寺行きのバスなんて次から次へとやってくるけど、どれも満杯。
バスに乗って西院へ。
前回も京都に行ったときに借りたレンタルサイクルを借りる。
阪急サイクルで、一日300円。
他のレンタサイクルが6時返却なのに対して、
夜も11時までに返せばいいという太っ腹。
(ママチャリしかないのは、まぁ仕方ない)

ここで、大学の後輩と待ち合わせ。
ともに、出身の大学を観に行く。
4年ぶりぐらいに訪れた大学は、様子が違った。
校舎できすぎ。。。新しい校舎がバンバンたっていた。。。
ちなみに休みなので、学生は全然いなくて、寂しー、
学食も生協も空いていませんでした。

その後、西陣のカフェ「les trois maisons」でランチ。
町屋改造系のカフェで、小さな中にはがあって、素敵なカンジです。
(女子向きで量は少なかったですが…)


その後、自転車を走らせて下鴨神社へ。



出町柳のそばにあるこの神社。
大学生のころはここに自転車を止めっぱなしにしていました(ごめんなさい)。
当時は毎日通っていたのに、初めて中に入った。
今では世界遺産に認定されたこの神社。




糺の森と呼ばれる緑の巨木の中を抜けて参拝する。
マイナスイオン出まくりです。
「君が代」に歌われる「さざれ石」があったり、
古武道奉納がされていたりした。

一日早ければ、この神社の名物である流鏑馬神事が観れたのに。。。
ただその流鏑馬の会場は通ってきました。
緑の巨木の中で行われているのですね。

下鴨の後は、上賀茂神社へ。
北大路通りを越えて、北山通りも越えて、賀茂川を北上。
本当に北のはずれにある上賀茂神社。
名物の立砂もいいなぁと思ったけど、一番驚いたのは、結婚式が挙げれること。
それも結構立て続けに数組続いていたという人気ぶり。



はち合わせた着物を着た外国人は、ずっとビデオまわしていました。
(そらそうだね)
世界遺産で結婚式かぁ。これは凄い。京都ならではです。

さすがにここまで来て、疲れが出てきたので、
北山の「Point pour Point」でケーキ&お茶。
ストロベーリームースをペロッと食べあげる。
一時、ちょっとブームが去ったなぁと思った北山ですが、
ほどほどの人出とオシャレなカフェがあったりと、
河原町の人出に疲れたらいいかも。

北山からは東に向かい一乗寺の「恵文社一乗寺店」へ。
「The world's 10 best bookshops」に選ばれたこの本屋。
2回目の訪問です。
個人的に難しい本が多めだと思うのですが、雰囲気は最高ですね。
ここで哲学文庫なんかを読んでいると様になる訳です。

ここまで来たらついでにということで、東大路にある「ガケ書房」へ。
車がビルから飛び出しているのが目印の本屋。
こちらは、非常に軽いカンジです。サブカル的。
見つけた本でオモシロそうだったのは、
京都 朝あそび」という本。
良い切り口ですよね。

ここまで来るともう夕飯ということで、御所のそばの「九里九馬」という定食屋へ。
外観はこれまた古民家系なんだけど、出てくるのはサバ定食。
普通の定食。それで近所のおじさんとかが食べに来ているわけです。
京都の昔ながらなカンジが漂ってます。
あと、一日市内を自転車で走り回っていたのですが、
感じたのは、銭湯の煙突が多いこと。
こんだけ銭湯が多い大都市もないだろうというぐらい、
多くのそして小さめの銭湯があちこちにありました。
ちなみに、

やっぱり5月の京都は最高でした。
ちなみにブログを振り返ってみると、
昨年の5月4日(つまり全く同じ日)にも京都へ行っていました。

帰り京都駅のガラスに写った京都タワーが何とも美しかったです。
また来ようと思ってしまう。

<過去の京都旅行記>
■京都へ(2009-05-04)
http://blog.goo.ne.jp/mailto1979/e/1ed694aadbad681bf894b2b10e4c42ee
■京都一日旅(2008-09-28)
http://blog.goo.ne.jp/mailto1979/e/af4e9d05eb276fb137c52f3d07c55ef9
■そうだ京都へ行こう!(大原三千院・祇園祭) (2007-07-16)
http://blog.goo.ne.jp/mailto1979/e/b3d88ab99ff813474874df35f7ea99f4
■舞妓になる取材(2007-05-18)
http://blog.goo.ne.jp/mailto1979/e/7cd979951193e3591d6501b437ce0523
■ボロフェスタ'06(2006-10-12)
http://blog.goo.ne.jp/mailto1979/e/48f3767961f19b409c87fec6cea67e3a
■京都小旅行(2006-07-14)
http://blog.goo.ne.jp/mailto1979/e/570d3f9015d572b16958d1eb4c73fdd8

よく行っているなぁ。

映画「プレシャス」

2010-05-04 16:07:01 | 映画


★★★

ハーレムに住む黒人&肥満女性で性的虐待を受け、二児の母であり、
文盲であるという女性の立ち直りを描いた作品。

映画の冒頭付近に
「教室の後ろに座っていたら、誰かが来て私の人生を変えてくれると思っていた」
という意味のフレーズがでてくる。
それが映画の最後には、
「私の人生は私が決める。なぜなら私は自由だから」
となる。
それまでには、母親からの虐待をはねのけるということが描かれている。

映画を通して思うのは、教育の大切さ。
「知らない」ということは本当に可能性を奪ってしまうのである。
そして、発展途上国でもないアメリカで、このような状態があるということで、
アメリカの闇を観た気がする。

ところで、この映画には、カウンセラー役でマライアキャリーが出ている。
すっぴん&黒髪で全然わからなかった…。
個人的には、こちらの地味な方がいいと思います。
あと、看護士役でレニークラビッツも出演。
おいおい本業はやっているのかい?