Life is a showtime

やりたい事とか日記とかをつれづれなるままに……

RADWIMPS 名古屋公演@ZEPP NAGOYA

2009-05-28 14:05:11 | 音楽
久しぶりにライブに行きました。
去年のサマソニ以来のRADのライブ。

かなり完成されていたライブでした。
昔の荒削りさから洗練&計算された面白さへ。
とはいえ若さもビンビンに感じるライブでした。
基本的には、新作の「アルトコロニーの定理」からの曲目が多かったです。

鳥肌ものだったのは、「One Man Live」。
アルバムの中でも一番好きでしたが、いいライブパフォーマンスでした。
桑原君のソロが気持ちいい。

あと「オーダーメード」。
映像を使っての演出で、歌詞の重さがさらに響きます。

そしてアンコールラストの「なんちって」。
初日はやらなかったらしいけど、二日目やってくれました。

インディーズ時代に1年間やった名古屋のレギュラーラジオ番組の
オープニングテーマでずっと使っていただけあって、
名古屋には縁深い1曲をラストという憎いなぁとおもっちゃったりしました。

それにしても野田君、かなり痩せてたなぁ。
身を削って創っているんだなぁと。まるで、、、のようで‥。
見ていてつらいです。


(追記)
ライブが終わった後、話していて出てきたこと。
バンプにしろエルレにしろ、フォロワーバンドが雨後の筍のようにいるなかで、
RADWIMPSっぽいと言われるバンドっていない。
なるほど、確かにいない。
その理由は、野田君の歌詞にある。
そしてそれが、今の高校生とか大学生にとって
唯一無二のものである理由でもあると思う。

グッドラックららばい/平安寿子

2009-05-28 13:54:42 | 本・雑誌
グッドラックららばい/平安寿子

へんてこな小説。
母が出て行き、家族は結構むちゃくちゃ。
なのに、淡々と進む。文体も淡々。
今の軽薄化(底ではつながっているけど)した家族の絆をあらわしているのか。

とは言え、読んでも感動もなければ、身になることもない。
そうひたすら淡々と語られるストーリーだった。

どこかで感じた流れだなぁと思ったら
「嫌われ松子の一生」を読んだときもそんな感想だったなぁ。

バーベキューとかキャンプとか音楽とか@犬山

2009-05-24 23:23:48 | 日記
土日で犬山へキャンプ。
バーベキューとかキャンプとか。

みんないい大人で(30歳以上ばかりで…)、
大人が本気を出すと本当に怖い。

ジェネレーターは持ち込むは、ビールサーバーを借りてきて、
生ビールを飲めるようにしたりとか、
テントは8張でちょっとしたテント村だったりとか。
さらにターンテーブルを持ち込んでのDJ。

夜な夜な4時ぐらいまで騒いでいたらしい。
1時をすぎらころからさすがに頭痛で就寝しましたが…。

それにしても野外で飲む生ビールって本当においしかった。
缶とこんなに違うんだと改めて実感しました。

グルマン@名古屋・御器所

2009-05-19 08:05:10 | ミシュラン
昨日は結婚記念日で、どうしようかと思い選んだお店。
名古屋では有名なランディさんのグルメブログ
“究極のレストラン” ランキング in 名古屋
でも高評価だったこの店。

フレンチなんてめったに食べないけど、
やわらかい子羊、前菜もおいしかったです。

山王通り沿いなのだけど、静か。
うすーく流れるBGM。
こういう店だと小さい声で話せるからうれしい。
他のお客さんも小さい声だから、気にならない。

記念日だと電話で尋ねられており、
デザートに文字も書いてもらうサービスまでしてくれたし。

おいしい夕食でした。

French Restaurant Gourmands(フレンチレストラン グルマン)

J-REITについて

2009-05-18 00:10:19 | マネー
世の中、不況である。
特に不動産業界は、寒風が吹き荒れている。
ということで、少し前から不動産関係について興味をもって調べていました。

と言っても、家を買う気は毛頭ない僕。
利子まみれのローンを払うことほどあほらしいことはないと考えているしね。

それはさておき、調べていたのはあくまで投資として。
まず探したのは、不動産を所有し賃貸に回す。
いわゆる大家さん業である。

めざせ、不動産投資で月々20万のキャッシュフロー!というサイトとかがあって、
それなりの利回りを出している。
実際、ネット上で中古市場を見てみると1000万程度でもマンションが買える。
しかし、手元のキャッシュをつぎ込む、
もしくは借入を行うというのもリスキーだし……。
どうしてもこれぐらいの金額になると及び腰になってします。

そこで思いついたのが、J-REIT。
全く所有している感覚にはなりませんが、
家賃収入(つまり分配金収入)をメインに考えれば、
ありな商品なのではないかと。

調べてみると、ビックリ。
予想はしていたものの、最高値から半分から1/3に下がっており、
想定利回りは平均7~8%。
ふむふむ。

自分で所有した場合、上記のサイトを見ると約12%程度の利回り。
これに税金や空室のリスクを考えると、
このJ-REITの利回りは相対的に見ても買いなのでは?と思ってしまう。

つぎに、このJ-REITのファンドオブファンズの投資信託を調べる。
この投資は利回り目当てなので、できるだけ配当性向の高いものということで、
選んだのがこれ。

DIAM J-REITオープン

毎月80円(毎月分配というのは気に入りませんが…)
ということで、年間960円

現在の基準価格は6200円ですので、利回りは、15%。
税金を考慮すると12%。

まぁ手間を省いてこの利回りだったらということで、購入。
しばらくはほっておくつもりですが、
他のFOFのように利回りが悪くなったら解約かなぁと。

映画「築地魚河岸三代目」

2009-05-17 17:51:41 | 映画
★★☆

築地の市場の人の人間劇というか、
どちらかというと大沢たかおと田中麗奈の恋沙汰劇でした。
市場の人間劇ってもっと職人的でいろいろあると思うのですが、
そのあたりはサラッと。
現代風に味付けされていました。

あと、配役では、田中麗奈の市場のオヤジの一人娘役は、適役。
気の強そうなあたりばぴったり。
あと、千秋役の森口瑤子がいいなぁと。

バスジャック/三崎 亜記

2009-05-16 18:17:54 | 本・雑誌
バスジャック/三崎 亜記

「となり町戦争」の作者。
7つの短編が収められているけれど、すべてどこかファンタジー。
ちょっとネジ曲がった世界に迷った雰囲気の物語です。

すごくリアルなんだけどちょっと違う。
不思議の国のアリスな気分。
短編集なのだけど、最後に収められている
「送りの夏」がほぼ半分を占めていて、
これが一番かなぁ。

下北サンデーズ/石田 衣良

2009-05-13 08:18:01 | 本・雑誌
下北サンデーズ/石田 衣良

下北沢の演劇界を舞台にした青春小説、
じわじわとはじまり、ラストスパートに向けて、駆け上がるストーリー。
それは売れるときはあっという間という芸能界の流れと同じ。
ストーリーも予想できるし、話もわかりやすい。
でも、売れる前の微熱というものは伝わる一作。

ところで、この小説、ドラマ化されていたのですね。
知らなかったです。
深夜にやるようなちょっと前衛的なドラマ向きのストーリーだなぁと。
そのドラマの主題歌が、「下北以上、原宿未満」というらしいのだが、
これは原作のライバル劇団の劇タイトルだったりする。
ちょっと小ネタでいいですね。こんなひねり方。

ハーバード・ケネディスクールからのメッセージ/池田 洋一郎

2009-05-11 00:04:09 | 本・雑誌
ハーバード・ケネディスクールからのメッセージ/池田 洋一郎

うちの相方が買ってきた本。
どうも留学に興味があるらしい。

「世界を変えてみたくなる留学」と副題にはあるのだけれど、
この本のほとんどは、著者が留学したハーバードケネディスクールについての
膨大な記録である。
その熱が伝わってくる。

具体的な授業の内容が詳しく示されている。
興味深かったのはリーダーシップ論。
本書では、リーダーシップとは、「権威」とは別物であるとし、
「アクション」こそがリーダーシップであると授業で教わるという。
奇しくもこの「アクション」とは、先日読んだ本「Hot Pepperミラクル・ストーリー」でも
同じことが経験として書かれていた。
リーダーシップとは決してトップだけが必要とされ発揮されるものではなく、
各個人がその立場で気づき、実行し、「集団を動かした」場合に
みなされてるということなのだ。


その他にも授業や夏季休暇でのボランティア体験&研修
(インドやニューオリンズで)など、2年間の激動が伝わってきます。

こんな方たちが国を変えていけばと思える、そんな1冊でした。



あと余談だが、このリーダーシップの授業で
1957年の白黒映画「十二人の怒れる男」という映画を見たそうだ。
話を読んでいくとどうも三谷幸喜の「12人の優しい日本人」と話がそっくり。
調べてみるとこれが元ネタだということ。
三谷幸喜の奥の深さも再認識した。


映画「チェンジリング」

2009-05-10 16:27:55 | 映画
★★★☆

クリントイーストウッド監督作品。
1930年ごろのロスの腐敗を描いています。
もうひとつのイーストウッド作品「グラントリノ」もそうでしたが、
アメリカの闇を力づよく、どっしりと描かれています。

どちらもクリントイーストウッドらしい2作。
そしてどちらも「希望」をも与える作品でした。

Hot Pepperミラクル・ストーリー/平尾 勇司

2009-05-06 10:52:04 | 本・雑誌
Hot Pepperミラクル・ストーリー―リクルート式「楽しい事業」のつくり方/平尾 勇司

非常にためになった一冊。
ダメな事業の問題点と良い組織とは?というところが、
目から鱗で、良くまとまっています。

ホットペッパーの快進撃の理由は、

・フリーペーパーでも雑誌でもなく、スペースの99%が売り物であり、
・一切の値引きなしのワンプライスで統一され
・クーポンは値下げではなくギフトであるという信念

が、営業部員全員に統一されて伝わっている点にあった。



しかし、ホットペッパーの前進の「360」はダメな事業だった。
本書ではダメな事業の特徴も良くまとまっている。

ダメな事業とは、

・「できない理由」を上手に説明している

・全方位外交、超多角化経営をしている
 →選択と集中が大事。ホットペッパーでは飲食店に集中。

・実は「実行しない」組織になっている
 →「実行しない」ことこそ事業が成功しない最大の原因である

・勝負していない
 →サラリーマンの世界では、失敗しないことが大事になる。
  失敗しなければ人事異動で次のポストが用意されている。

・複雑な階層を持つ組織&構造を持っている
 →権力の分化と業務の専門化による細分化がおこっている
 →でも結局は、ただのポストづくり


ということが原因だという。

一方、良く転がる組織での注目点は、以下のようなところ。

・営業の「型」ができていて、各営業マンに共有されている
 →本書では、剣道には、小手・面・胴しかなく、
  それで変幻自在に見える相手の攻撃の傾向を読み、
  それに対応する技があるという例が出ている。

・誰がバカかわかる組織である
 →超フラットな組織

・営業は一人屋台方式
 →面白さが生産性を上げる

・マニュアルづくりの際は、トップ営業マンだけに話を聞いてはいけない。
 売れないミドル営業マンにも話を聞き、その技術ギャップに注目する。
 しかしやる気のないボトル営業マンに惑わされるな。

・リーダー育成の最大のポイントは、「決める力」である

というあたり。


非常にためになる一冊。
自分の会社に当てはめて読んでみると、なるほどと思う点も多いです。