Life is a showtime

やりたい事とか日記とかをつれづれなるままに……

札幌旅行中 ~ブックカフェから~

2013-05-24 16:32:28 | 旅行記
妻の仕事?に合わせて、今日から2泊3日で札幌に来ています。
初の子連れでの飛行機旅行です。
(といっても妻と子は前日に入っているので、今日は僕一人です)





朝、ジェットスターで中部国際空港から新千歳空港へ。これが片道6500円。
東京まで名古屋から東京まで新幹線で10000円ということを考えると不思議な感覚になります。
安いですね。旅の仕方が変わっていく予感がしますね。


ホテルに昼過ぎにチェックイン。
お昼は札幌駅近くのスープカレーに。



このチキンが美味い。
スープカレーって食べ方がよくわからないですが、ご飯をスープにつけながら食べるのでいいんですかねぇ。


食後、テクテクと時計台の前を通って大通公園へ。



名古屋とそっくりなんですが、パフォーマンスの練習やベンチに座ってボートしている人も多い。
とてもカンジが良いのです。
これは芝生のせいなのか、それとも観光地だからなのか…。

さらにススキノへ。



ススキノと言えば、「探偵はBARにいる」ということで、そのポスターになっているニッカウイスキーの看板。
「1」はこの前テレビでやっているを見たので、帰ったら「2」をみよう。
映画で見た風景を確認すると少しテンションあがります。



名古屋では「新聞は中日」という衝撃的なラッピング広告のバスが走っていますが、ススキノでは「北海道はサッポロビール」というこれまた衝撃的なキャッチフレーズの巨大ネオンが!!


その後、本を買って「BROWN BOOKS CAFE」というススキノ外れにあるブックカフェで、こうしてブログを書いている。
買った本は「屋久島ジュウソウ」という森絵都さんの旅エッセイ。
旅で旅エッセイを読むのは、楽しい。
しかし、北海道で屋久島って、これまた不思議な感覚です。




この店のメープルカフェがめちゃ美味しい。
幸せな金曜日です。

武器としての決断思考 / 瀧本てつし

2013-05-22 08:54:29 | 本・雑誌
武器としての決断思考 / 瀧本てつし


少し前のベストセラー。
京大で「意思決定の授業」の授業を持つ著者。その授業で教えるメゾットを本にまとめている。
授業がもとになっているだけあって、非常にわかりやすい。

著者曰く、これからの社会では、「知識・判断・行動」をつなげることが大事である。
本書ではその中の「判断」について扱う。決めることが大事で、
今の最善解を導き出すための決定思考として、ディベート的な発想の重要性をとく。
日本によくある先送りは、先送りをするという重要な決定を下したことになるし、
ブレない生き方というのも時には思考停止になることもある。

では、ディベート的な発想をするにはどうしたらよいか。
まず、テーマを「○○をすべきか否か」ということに設定する。
ある行動をとった時に生ずるメリットとデメリットを比較し、行動を決めて行く。
まずメリットを書き出す時には、下記の3つの過程にしたがって書き出す。

<メリット>
①内因性(現場においてのなんらかの問題がある点)
②重要性(その問題が深刻である点)
③解決性(その行動によって解決が導き出される点)

一方、行動をとるデメリットについて考える時は下記の過程にそって書き出す。

<デメリット>
①発生過程(解決のための行動をとった場合に発生する新たな問題)
②深刻性(その新たな問題が深刻である点)
③固有性(現状ではそのような問題は発生しないことの説明)

このようなメリットとデメリットを出し合い、それぞれに対してツッコミをいれる。
このツッコミをいれることが、問題をより深く考えることになり、決断が硬くなる。
本書でいう正しい主張とは、こうした上記を踏まえて、
①主張に根拠があり
②根拠が反論にさらされた上で
③根拠が反論に耐えた
主張こそが正しい主張であるしている。

こんな感じで非常に論理的に展開されている本書。授業のような分かり易さです。

今後の世の中は流動的で、変化に対応していく必要があります。
国が守ってくれないとなると、自分の身は自分で守るしかありません。
それはゲリラ戦のよう。
その場合、大事なのが「最善解」を出すということ。

本書の最後にはこのようなことが書かれています。


『自分の人生は、自分で考えて、自分で決めて行く』


ですよね。

明日のコミュニケーション 「関与する生活者」に愛される方法 / 佐藤尚之

2013-05-16 08:45:31 | 本・雑誌
明日のコミュニケーション 「関与する生活者」に愛される方法 / 佐藤尚之

前作「明日の広告」という広告本のベストセラーを出した著者の続編。
本作は舞台をソーシャルメディアに絞った内容。前作が素晴らしかったので、どうしても比べてしまうと、少し見劣りしてしまうのは否めない。

とはいえ広告とはコミュニケーションという著者の考えは一貫しており、ソーシャルメディアという新しいメディアの登場により、消費者と企業の関係は新しいフェーズに入ったことを再認識されられます。
ソーシャルメディアとは、人々をフラットに近づける(身分や性別、時には国籍も飛び越える)。そして拡散力が強くなることもある(RTによる波及)。

そんなソーシャル時代の価値を著作があげている。

①「共感」こそが第一
➡コンテンツへの共感
➡発信元への共感
➡友人の共感の重み

②ネットなのに受動的
ネットが検索がすべての時代からネット初の受動メディアの誕生

③スマートフォン
スマホの普及によりインターフェイスが改善されて、持ち出せるメディアに。


なるほど。
これを読んで思ったのは、受動メディアというのは、思ってもみなかった情報に触れられる反面、
中毒的になりやすい(思ってもみない情報に触れれるといことが逆に麻薬的なことなのだと思います)。
そして時間を知らないうちに喰ってしまうこと。
(時間を知らないうちに喰ってしまうのはテレビと同じですね。
視覚メディアはそうなってしまうのでしょう)

そう考えるとソーシャルメディアを使った広告とは、
極端な言い方をするとアルコール中毒者に酒を売るということと同じ。
まぁ世間全体がアル中ばかりだったらそれでもいいのでしょうけど。

もう一つ最近、ユニセフが出した声明で
『「いいね」で世界は救えない』というものがありました。
これは「いいね」を押したことで参加した気になるだけで
終わってしまうということを危惧したもの。
こうしたネットだけで完結してしまう危惧もあります。

かくいう僕もTwitterやなんやらを見ているわけですけどね。
ほどほどなお付き合いが大事です。

酒は飲んでも飲まれるな。
SNSは読んでも、読みすぎるな。

SIGUR ROS 名古屋公演@ZEPP NAGOYA

2013-05-16 08:45:13 | 音楽
5年ぶりのシガーロスの来日ワンマンライブ。
直前まで行くかどうか迷ったのですが、これは行ってよかった。音と光に包まれた恍惚感溢れる鳥肌のたつライブでした。
5年前に行った時もその圧倒的な音圧に気持ちよくなってしまいましたが、今回も期待に応える十分なライブでした。
数年前行ったアイスランドの緑、湿気、曇天、快晴そんな自然の風景を思い浮かべならのライブ。

あの国だったからこんな音楽が生まれたのだのだと思ってなりません。

ベルギービール ウィークエンド2013

2013-05-08 08:47:12 | 日記


ゴールデンウイークの最中、昨年から名古屋でも開催されているベルギービールウィークエンドに行ってきました。
テレビ塔をバックに、街中でビールが飲めるこのイベント。今年は東京と並んで11日間の長期間の開催ということでした。
天気も良く非常に多くの人が参加したのではないでしょうか。

同様のイベントでは、オクトーバーフェストがありますが、それよりも洗練されている感じ。
東京では毎月オクトーバーフェストが行われているような状態ですが、名古屋ではこうした屋外で海外ビールを飲むようなイベントはまだまだ珍しい。

こうしたイベントってどうやってみんな知るんだろう。やっぱりネットの口コミだったりするんだろうなぁ。
そのあたりは参考にすべきですね。

それにしても知り合いにばかり会いました。名古屋って狭いですよね。

東京日和~善福寺・東京ミッドタウン・デザインのあ展~

2013-05-07 08:46:06 | 旅行記
ゴールデンウィークの最中に東京出張だったので、一泊して東京観光をしてきました。


●善福寺

麻布十番に泊まっていたので、近所の善福寺へ。
麻布十番という街は、六本木から歩いても10分ほど。
風情のある商店街が残っています。
地下鉄が通らなかったので、不便であったからこそ、こうした風情のある街が残ったのでしょう。




善福寺には、福澤諭吉の墓があります。
なかなか立派なお墓でした。
青山霊園などでは、結構有名人の墓があり、それを巡るのが一つの観光コースになっているとか。
そうした人の歴史があるのも東京の魅力です。


●東京ミッドタウン


朝ヨガやってました。
こんなカンジ。




生演奏で、ミッドタウンの芝生広場にぎっしりと。
おいおい朝9時すぎにこんなに六本木に集まれるのって。
ただ集まりすぎて、ゆったりヨガという雰囲気でもないのですけれどね。
人が多いのも東京らしい。
こういうヨガイベントで人があつまるのも東京らしい。


●デザインのあ展




今回のお目当てである「デザインのあ展」。
朝10時のオープン前にしてこの行列。
いくらゴールデンウィークといえども多すぎです。

内容としては、ETVでやっている番組の内容を実際に見せたり、体験させたりするもの。
アイデアとは、いろんなものを組み合わせてみたり、サイズを変えてみたり、
分解してみたり、視点を変えてみたりするもの。
子供たちは、体験コーナーで大はしゃぎ。
人が少ない時にいって、じっくり体験するのがオススメです。










こうしたイベントがまず最初に開かれるのも東京らしいです。


●代々木公園

ミッドタウンのあと、代々木公園へ。
メキシコフェスタがあっって、それに行ってみようと思った訳です。
ところで、。代々木公園って、代々木ではなくて原宿にあったのを始めて知る。
東京ディズニーランドランドが東京にないようなものだろうが、
なんとも納得いかない。
そして代々木公園の広さに圧倒される。
人の多さにも圧倒される。
東京って小さい公園は少なそうだけれども、こうした巨大な公園が結構ある。
芝生広場に所狭しとレジャーシートを敷き詰める、ファミリーや若者。
公園の年齢層が若いのも東京の特徴のひとつです。


そんなことを感じる東京ライフでした。

ジャパニーズ・ドリーマーズ―自己イノベーションのすすめ / 米倉誠一郎

2013-05-01 09:15:25 | 本・雑誌
ジャパニーズ・ドリーマーズ―自己イノベーションのすすめ / 米倉誠一郎


13人の日本の成功者のエピソードを綴った本。
結構、有名な方からそれほどでもない人もいたり、いろんな業界の人が出ていて、
チョイスのバランスはいいと思います。
2002年に書かれた本ですので、多少古いところもあるし、実際ここに出ているエピソードでも
「カフェグローブ’とか潰れてしまったしという栄枯盛衰を感じるところもありますが、
それでもそれぞれの人が、真剣に自分の人生と向き合ってきたことが分かります。

本書で著者がこれらのエピソードを通じて言いたいことは、
最後にまとめられています。


★ ①常に当事者意識を持つ

➡当事者意識を持つことで、考える姿勢いが身につく。
他人や政府のせいにするのは逃ているだけ。

★ ②小さな変化を起こし続ける

➡変化するということは、それだけ新しい人・情報に触れるということ。
それが自分の変化につながる。

③質の高い体験をする

★ ④プロジェクトマネジメント力を身につける

➡個人的には、社会に出てなにか仕事をする時に一番大事な能力の一つだと思う。
世の中には色んな人がいるし、自分一人でできることには限りがある。

⑤プレゼンスキル・英語力を身に付ける

★⑥セオリーを知る

➡型があっての型破り。
失敗の蓄積も大事。
アメリカのベンチャーキャピタルでは、「未経験の人」と「一度失敗した事がある人」だったら、
失敗したことがある人に投資する。

⑦小さなアンテナと大きなアンテナを立てる

⑧グローバルな視点を持つ

★⑨自分なりのサイクルを持つ

➡12年サイクルというエピソードが出ていました。
12歳までは体をつくる。
24歳までは社会にでるための知識をつくる。
36歳までに自分の進むべき道を決める。

★10 じぶんのことを自分以上に考えてくれる人はいない。だから自分で考える。

➡これが一番大事だと思う。
本当はこのことをみんなわかっているけれども、逃げ道を作っているだけ。

★11 自分のアンカーを忘れない

➡漂流しないために必要。


自分のことは自分で真剣に向き合うことが大切。
真剣はカッコ悪いみたいな風潮も若かりしころはあるけど、
本気の情熱というものは心打つものです。
何事にも他人のせいにせずに、真摯に向き合っていきたいです。