maidoの”やたけた”(ブログ版)

ジジイの身辺雑記。今日も生きてまっせ!

地震対策の妄言-4 

2015-01-17 08:01:56 | 支離滅裂-迷想迷夢-地震対策の妄言

国より先に景気浮揚
<お断り>
例によりまして、記事の内容は特定の団体や個人とは全く関係ございません。
たまたま同名団体や個人が実在しておりましても、全くの偶然です。
アレレ?と思い当たられる方があってもそれは思い過ごし、決して貴方がモデルでは有りません。
まさかとは思うけれど、どんな勘違いをされるやも知れんのでお断りして置きます。
あくまでも虚構、フィクションでございます。
</お断り>


そもそも国民と利害を共にせず、封建時代の武士階級のように無為徒食の官が居らんのやから、話の進みは速いし、有効適切にお金を使うので国を運営する一般管理費は急減。
官民一体もヘチマも無い、これぞ正真正銘の民主主義。
国を挙げて「進め一億ん千万火の玉だ!」の一大プロジェクト。

国家公認の偽情報の売上と不足分は昔無理矢理押し付けられた莫大な米国国債を売却すれば、この先プロジェクト完成までは充分賄える。
そうや、この際在外資産も整理して有効に運用しよう。
徴収費用や申告に国民や企業が使う時間と費用を考えたら・・・。
え~い、税金無しにしてしまえ。
企業の経営意欲大いに湧いて、消費活動も活発になる、空前絶後の成長率を記録した。

要らんといわれると出したくなるのが人情。
福祉関係は企業の寄付で以前より充実。
疑いに疑うて突っき回した上に、仏頂面でありがとうとの一言も言わずに税務署にもぎ取られる税金よりも、同じ出すにしても出し甲斐がある。

NHKも完全な民間企業となったが、このプロジェクトの進捗状況を「プロジェクトX(ペケ)」ならぬ「プロジェクトO(マル)」で放映。
例によって協賛金を頂戴しての丸儲け。
おまけに「ひょっこりひょうたん島」の再放送が大当たり。
キャラクター・グッズもドンガバチョはいうに及ばず、トウヘンボクなどのマイナーなものまでも売れに売れて、これ又大儲け。
燦貞(サンディ)、富鈴(プリン)、博士(ハカセ)、帝啓(テケ)、壇夫(ダンプ)、茶飛(チャッピ)等と言う名前の子供が増え、なぎなた教室大流行。
聴取料を取るどころか、視聴者に金一封を配る始末。


早くも将来の着工を見越して全産業の株価は急騰、一挙に「ひょうたん景気」に突入。
日本経済はかってない絶好調。
そら、この先何十年場合によってはもっと長期間継続して仕事があるんやからね。
瓢箪から駒どころか、ひょうたん島、あ、ええじゃないか、ええじゃないかと世間は訳も判らんままに浮かれ気分。

ところが此処でクレームがついた。
国際法は国が移動するなどとは想定してない。
国が動ごけば領海も移動する。
経済、漁業専管海域はどないなる?
改めて地図を眺めたら、そのまま置いてゆく固有の島周辺の領海と、移動先で新たに獲得する領海を併せるととてつもない広大な海域が日本の主権に組込まれる。

中共にすれば、安心して難癖つけて楽しめる相手が居らんようになる。
伝統的な遠交近攻の外交戦略も通じん。
地中海は無理としてもポルトガル沖にでも行ってしまわれたら「アジアの一員として云々」の常套文句が使えんやんか。
折角虎の子の原潜で日本近海の海底地図を作ったのに、移動されたんでは元も子もないしなぁ。
おまけに沖ノ鳥島は岩やと強弁してても、その近くに本州が出現てな事になったら、何ぼなんでも本州を岩とも言われん。
とにかく拒否権を発動や、と息巻いても基になる法や前例が存在せんから、頭を抱えてしもたんですなぁ。

もっと困ったのが千里馬の国。
近ければこそ、ちょっかいかけたり脅したり、嘘八百で歴史を捻じ切れるほど捻じ曲げて、反日教育で憎悪の標的にして何とか国内を纏めてきたんですねぇ。
あの手この手で援助を引きずり出して、やっとこさっとこ債務超過の辻褄合わせをしたんでっせ。
射程距離の遥か彼方に行かれたら、ミサイル見せて脅しても「ほぉ、立派なもんですなぁ、ま、怪我せんように気ぃつけて遊んでね」と言われてお終いやんか。
工作員を送り込むにも今までみたいに手軽には出来ん。
追いかけて行くにも大陸の一部やから身動きが取れん。

今更「捨てないで!」と縋りつくのは面子が許さん。
憎さ余って可愛さ百倍、そんならこうなる前にもうチョッと考えて付き合うといたらよかった、とあとの後悔、先に立たず。
この二国が猛反対。

東南アジア諸国も考えましたね。
ジワジワと近寄って来られて、ある日ボーバークラフトなら1時間足らずの沖合い二十四海里に日本国が出現しても、十二海里以上お互いに離れていれば領海外の公海で退去勧告も出来ん。
土砂降りどころか津波のような輸出攻勢にさらされる国内産業へ与える影響は?
それに日帰りで観光されたんでは金が落ちん、これはエライこっちゃ。
しかし、よくよく検討してみたら東南アジア周辺は島だらけで、到底日本が移動できる自由海面が無い。
それならと援助と引き換えに日本支持に回ったので一件落着。

世界中が右往左往、侃々諤々、憶測と想像が渦巻き、会議は踊りされど進まず、論議は何処まで行っても空回り。
リリアン・ハーヴェイの「ただ一度の恋」がリバイバルで大流行。
世界中から情報収集に諜報員が大挙日本に押し寄せたんですなぁ。
ホテル業界は大儲け、入りきれん連中が公園や川岸で野外生活を始めたから、アウトドアー商品が売れる売れる。

この諜報員の連中、全て公開されていると言われても、哀しい性(サガ)で信用できん。
「絶対秘密にしている事がある筈、金に糸目は付けん」としつっこいたらありゃしない。
苦肉の策で日本作家協会に依頼してSF作家にガセネタを作らせた。
秘密めかして手渡すと、公開されている真実よりもこっちを信用して莫大な金を払って喜んで持って帰る。

報告を受けた本国では、いよいよ訳が判らんようになってしもて、もっと情報を入手せぇと尻を叩く。
ガセネタ作家はホテルに缶詰でやれ書けそれ書け、洛陽の紙価ならぬ日本の紙価の相場はウナギのぼり。
情報産業の最たるもの、外貨はガバガバ入ってくるは、元手はほとんどただ。
製紙業界、紙くず拾いも大儲け。

え~っ、調子に乗ってたら無茶苦茶になってきたがな・・・。

2005/02/21
地震対策の妄言-3  主権在民  ⇔ 地震対策の妄言-5  台灣の旅立ち



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