maidoの”やたけた”(ブログ版)

ジジイの身辺雑記。今日も生きてまっせ!

地震対策の妄言-3 

2015-01-17 08:00:13 | 支離滅裂-迷想迷夢-地震対策の妄言

主権在民
<お断り>
例によりまして、記事の内容は特定の団体や個人とは全く関係ございません。
たまたま同名団体や個人が実在しておりましても、全くの偶然です。
アレレ?と思い当たられる方があってもそれは思い過ごし、決して貴方がモデルでは有りません。
まさかとは思うけれど、どんな勘違いをされるやも知れんのでお断りして置きます。
あくまでも虚構、フィクションでございます。
</お断り>


法案自体は余りにも破天荒で、銭勘定と勢力争い以外のことにはトンと疎い先生方には理解しかねた為、審議といっても語句の粗探し程度ですんだんです。
どうでもエエような事では紛糾し、ホンマに論議を尽くさんとイカン事柄はうやむやのうちに決まってしまうか、対話無視の強行採決、これぞ日本議会制度の不思議なところ。

法案呼称改正には野党第1党が猛然と反対しましたねぇ。
これは習性のようなもので、革新はが現行法の擁護に回り、保守が改正を主張するという、革新が保守で保守が革新、花が蝶々か、蝶々が花か♪。

残るは冷戦終結以後世界中で捨て去られた共産党。
あれよあれよと言ううちに、本家と頼んだ国は天地返しになり、も一つは面子上未だに共産党一党独裁というてはいても、国を挙げてのルール無視の金儲け一途に狂奔中。
それ以外の国々も残っているのは名称だけで、ものの見事それまで目の敵にしていた「独裁主義」「帝国(覇権)主義」「資本(拝金)主義」に変身した。

取り残されてどうすればよいのか、受け売りの教条主義が習い性となって、自分で政策を考え出すなど出来るわけがない。
取敢えずは反対せん事には格好がつかんと、全国の虐げられた労働者のために「たつのおとしご島法」とすべきであると訳の判らん論陣を張ったが、体よく無視されてしもた。

おっと、も一つ残ってた。
革新自衛隊違憲を叫んでいながら、物の弾みで政権につくと喜色満面で閲兵式で手を振る節操の無さ。
庶民の味方の党首自ら、あろう事か国民の血税を幽霊秘書の給与で詐取、自党の議員も右へならへ。
昔の姿今何処、安物飯屋の刺身定食の皿に載った合成樹脂の葉蘭みたいな存在。
何か言うてはいたけれど、誰も聞いてもせず、相手にもされず。

与党の片割れ宗教政党は、プロジェクト完成の暁には国教にしてやるとの密約があるとか無いとかで、全国の信者を動員して「ひょっこりひょうたん島法」への呼称変更支持大決起集会を開催。
関西地区青年部は大阪ドームで集会を開き、JR大正駅は時ならぬ乗降客で溢れ返って大混乱。
私しゃ、家に帰るのに人津波に逆らって電車に乗るのに往生した。
「これは往生するなぁ!」と舌打ち紛れにぼやいたら「なんの、学会員でないものは地獄落ち」とホザキやがった。

かくて呼称変更は深夜怒号の中で強行採決、格闘技委員会所属議員の左フックやコブラツイストが威力を発揮して成立。
さてそれからが大騒動、意味不明の総論は得意なれど各論になると全くダメな首相の下、勇将の元に弱卒なしの裏返し、アホ首相の元にろくな者は集まってない。
官僚にしても、前例も無ければ何んにも無いから、何をしてよいか右往左往。
結局、天下り先の財団、社団を通じて、キッチリ上前を跳ねた後は民間頼りしかない。
自分がようせん癖に、出来てきたものに難癖をつけようという何時もの手。

今まで事あるごとにエエようにいたぶられて、散々搾り取られてきた産業経済界も今度ばかりは考えた。
是では成るものも成らん、政、官と宗教を除いた全産業、PTA、町内会、子供会からお誕生会まで、ありとあらゆる組織が大同団結「ひょっこりひょうたん島法」実施浮体国家実現国民会議が結成された。

国民会議運営の予算零、全員手弁当の出向若しくはボランティア。
会議はWANで交通費会場費一切不要、全て公開開けっ放し。
その第一回の会議で、内閣を象徴にしてしまおうとの合意が出来上がった。
早い話が、日本国の天皇以下政府根こそぎ象徴化。
これぞ21世紀の大政奉還、無血革命、主権在民を思い知ったか木っ端役人奴。

議員を無給名誉職にして,浮いた歳費で全国に超高速通信回線を張り巡らし、情報端末は無償貸与。
OSは国内の叡智を結集して作り上げた「YK(YamatoKotoba)」。
開発の中核となったのが古都にある旧帝大。
日本語の持つ特性を十二分に生かした命令文の雅(ミヤビ)なこと。

「IF~not〇〇 thenXX」など「もしも~が〇〇とおちがいどしたら、XXおしやす」
メモリー番地も「上区汎用通追加町西入ル」とメモリーマップが目に浮かぶ判りやすさ。
日本人なればこその情緒的OSに、海外のウイルスは全く歯が立たず。
果敢に攻略を試みたバカは、「まぁ、考えときまっさ」等の否定肯定定かならぬ構文に悩み、悶絶狂死するものが続出した。

これに目をつけたのが台灣、若者は漫画、ファッション、歌で日本語に馴染んでいる。
数が減ったとはいえ子供時代を日本語で育った年寄りも健在。
外国語学校に偽装された人民解放軍所属のサイバー戦闘部隊に悩まされていたセキュリティ問題が解決できる、と採用に踏み切った。

さて当の日本では、国民の為の国民による国民の国家運営機構として、改めて機能重視の国政業務代行会社を設立、地方行政も民営株式化して各地の商工会議所の経営指導のもとに効率化への大改革を断行したんですなぁ。
民間警備保障会社と合同した警察と、国防軍と名前を変えた自衛隊も民営化。
この株主は国政業務代行会社と各地方行政代行会社。
成績が悪いと、経営陣は即首。

仕事が無くなって余った政治屋、官僚は、公正且つ厳正な審査の結果、再雇用された一部を除いて、国際協力人材派遣に活用。
政治屋は大陸へ相当数が派遣されたが、さすがは彼の国、日本の政治屋には抜きがたい収賄の性癖が有るのを承知の上で、一罰百戒の見せしめ用。
片っ端から摘発されて強制退去、日本が引き取りを拒否をするやいなや、働かざる者食うべからずと辺境へ送られて強制労働、悪質な連中は公開処刑されてしもた。

他方官僚連中は一式セット販売で発展途上国へ。
これ又、クーデターやら反乱軍、隣国との小競り合いに巻き込まれて名誉の殉職が相次ぎ、人数激減。
改悛の情が認められるものは呼び戻してやるが、下働きでもエエか、と希望者を募ると、今日も暮れゆく異国の丘に、望郷の念止み難く、日本恋しやホーヤレホと涙ながらの日々を送っていただけに、何でもしますどうぞお願いと希望者続出。

刻苦精励せんかったら、又派遣するぞ、と念を押せば「かっての自分は思い違いをしておりました。公僕であることを忘れ国民の皆様の上に踏ん反りかえって言 いたい放題のやりたい放題。罪万死に値する所を御慈悲をもってお許しくださるならば、命をかけて国民の皆さんに尽くします。自分が惡うございました、 オ~ィオィオィ。」
また派遣されては一大事と、朝な夕なに「粉骨砕身、滅私奉公、一生報国、愛国愛民」とお題目を唱えてよう働くこと。

総論から各論に移ると問題山積、本州はエエとして、北海道、九州、四国をどうするか?
橋とトンネルで位置関係を固定して現在の配置のままで持ってゆくことになったものの、その間独立運動が起きたり、領海を保全する為に現在位置に残される対 馬、佐渡、礼文島、北方四島、猿島、小笠原、大島、淡路、南西諸島、甑島などからの陳情団が勘違いして、空っぽで何の権威も無くなった議事堂を占拠する騒 ぎ。

お隣の国からは「ついに日本は脱亜入欧の本性を表したか!歴史に対する反省も無く、謝罪も補償もせずに逃げる気か!」と強硬な反発があったりで狂騒混乱、酒池肉林、美女乱舞。

話の成り行きの意外さに、自分でも恐ろしなって来ましたねぇ。
ひょっとして丁寧に書き込んで水ぶくれさせたら、大長編にできるのとちゃうやろか。
恥ずかしながら、私、丁寧というのは大の苦手。
映画化のご希望があれば、言うてちょうだい。
ただし現状有姿補償一切無し、あとで万一盗作やの名誉毀損やのと問題が発生しても、責任は負いませんので、そのお積もりで、よろしく。

2005/02/20
地震対策の妄言-2  特別法成立 ⇔ 地震対策の妄言-4  国より先に景気浮揚  



最新の画像もっと見る