2020/04/13

*雨の一日は会社を休み自宅を一歩も出ずに蟠って居りました、傘を差して歩く気にならんし、さりとて電車にはなるべく乗りとうない。
まして、後期高齢者で心臓に問題有りのジジイは、減ったとはいえ、結構な人が行き来してる梅田をウロウロするのは気が進まん。
気が進まん事は、せんで済むなら止めとくのが正解、怪我とか事故は、気が進まんのに無理した時に起こり勝ちやよってね。

目を覚まし、う～んと伸びをしたら電波時計に手が当り「4時10分です！」、機械とはいえ、叩かれても明るい声で教えてくれるお姉さんエライ！。
今日は出勤せんと決めてはいても、其処は未練がましいジジイは空模様が気になって、外を窺い見れば小雨が降ってますねん。
若しも天気予報が大外れで、月やら星が光ってたら、迷いが出て悩まんならん、何時もは嫌いな雨降も今朝は許せますわ。

ベンゲットの他あやんの台詞通や無いが、人間は身体を責めて働かなあかん、という訓えが心に引っ掛かってね。
病気やケガでもないのに会社を休むのは、どうにも後ろめたい、というか気が引けて、有休は権利やと理屈では判ってても中々よう取らん。
これは私等より上の世代の、高度成長時代を経験した、特に現業系に多い感覚とちゃうやろか。

後期高齢者の非常勤でありながら、早目に帰るとはいうものの、始業時間前から毎日会社に出てると、その内老害や、といわれるやろなぁ。
いや、面と向かっては遠慮してるよって聞こえんだけで、もういわれてるのかも判らんなぁ、と思い、邪魔にならんようにしてる心算ですねん。
こういう事をウジウジと書くのが、そもそも今の時代にズレてるのは承知してるけど、何しろ年式が古いよって、簡単には切り替わらん。

まぁ、詮無い御託は程々にして、朝のお勤めに急かされて、チト早いけど起床、有難い事に順調に事が済み、三快の内2つは達成。
残り一つは得意中の得意、味も香りも良く判り、甘、塩、酸、苦、旨の五味も大丈夫、熱も無いし食欲旺盛、新コロ感染はして無さそう。

朝刊は休みやよってニュースはWebとラヂオが頼り、メール、気象、報道サイトえおお馴染さんのサイトを一回りさせて貰いましてね。
アメリカはエライ事やね、新型コロナウイルスによる死亡者が、日本時間の12日午後3時の時点で2万608人やて。(ジョンズ・ホプキンス大学)


日本での新型コロナウイルスによる死亡者は、12日午後11時半の時点で、クルーズ船の乗船者12人も合わせて149人。
アメリカは人口が日本のざっと3倍としても、この差は大き過ぎでっせ、日本は感染を全てチェックしてるんかいな？と疑心暗鬼になるなぁ。

カミさんは雨の中、手作りマスクを娘一家へ送りに郵便局へ、ついでに私の大阪市へ払う税金の振込みもお願いしました。
冬山で遊んでた頃からの55年物のヤッケ、今もとりわけ寒い期間には着てるんですが、さすがに痛みが目立ち出しまして、今日は補修の針仕事。
黒い布に黒い糸やよって見難うてねぇ、縫い糸が弱ってる所は、早めに補修しとかんと大層な事になる、見栄えがどうのというて居れんのです。

不細工な仕上がりやけど、何とか格好がついて、これで来冬も使える、確り健康管理して、このヤッケ着て元気に歩けるように頑張ろ。
ついでにディパックのホツレもチョコチョコと補修、経年劣化が進んで来たよって、そろそろ退役かなぁ、と思いながらもう何年経ったやろ。
こんな補修を出来るのも、去年の白内障手術で視力が戻ればこそ、視界がぼやけてたら、とてもや無いけど針仕事何ぞヤル気になれませんわ。

お茶で一服してからは、時々ニュースサイトを見ながら織田作之助の「猿飛佐助」「起ち上る大阪 ―戦災余話」「猿飛佐助」を読んでました。
千葉県鴨川市に大雨で避難勧告が出たんやねぇ、非難所での新型コロナウイルスの感染防止に気を配らないかんし、大変ですなぁ。
日本海側も大荒れの天気らしい、春先の日本海は時化が多いのは何時もの事やけど、今回は低気圧が5～6個も居てるから手強いでっせ。

新型コロナウイルスにしても春の嵐にしても、粗暴な奴ばっかりで制御の仕様無くやられ放題、ホンマに困った事ですなぁ。