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詩時評 沖縄 2012年12月 沖野裕美『地霊』, 「アブ」12号, 非世界25号, 脈76号
(2014-09-06 | 沖縄の詩状況)
流動する世界状況を意識しつつ<私に... -
詩時評・沖縄 2013年2月 真久田正, 与那覇幹夫『ワイドー沖縄』, 鈴木次郎『琉球海溝』, 『あすら』30号
(2014-09-07 | 沖縄の詩状況)
また沖縄詩人が彼岸へいってしまった。真久田正さんが急死したのである。彼の「おも... -
詩時評・沖縄 2013年6月 Myaku16, 高木護, 赤嶺盛勝「 夢のかけらⅢ」,アブ13, あすら32, うらそえ文芸18
(2014-09-10 | 沖縄の詩状況)
詩の読み方として詩人論的か詩論的か... -
詩時評・沖縄 2013年4月 宮城松隆追悼集, 葛綿正一『現代詩八つの研究』, 山入端利子『ゑのち』
(2014-09-10 | 沖縄の詩状況)
追悼とは死者の魂と向き合うことであろう。そのひとが詩人だったなら、残した詩や文... -
詩時評・沖縄 2013年8月 『1999』9号、ハイパーポスト72時代、『カオスの貌』10、『EKE』43号
(2014-09-11 | 沖縄の詩状況)
沖縄詩壇の若い書き手が結集する詩誌... -
詩時評・沖縄 2013年10月 Myaku17、田中眞人『太陽の和声』、あすら33、宮古島文学9、パーマネントプレス5
(2014-09-14 | 沖縄の詩状況)
9月は山之口貘生誕110年の関係行事、与那覇幹夫さんの詩集『ワイドー沖縄』の小... -
詩時評・沖縄 2013年12月 『弟あるいは二人三脚』、『夢幻漂流』、『脈』78、『万河』10、仲嶺眞武さんの死
(2014-09-15 | 沖縄の詩状況)
今回はとりあげる対象物が寡作だなと... -
沖縄戦後詩の光彩を放った詩人 清田政信
(2014-09-16 | 沖縄の詩状況)
『脈』81号(脈発行所)が清田政信を特集している。「特集 沖縄の詩人 清田政信... -
しまくとぅばの標準語 ― アイデンティティの陥穽
(2014-09-17 | 島言葉、しまくとぅば、スマフツ、方言詩)
しまくとぅば復興運動がここまでいうようになるのかという気分でいる。首里語を標準... -
黒と白で沖縄の現実を描く画家-真喜志勉個展にふれつつ、とりとめもなく
(2014-09-21 | 沖縄の美術)
画家真喜志勉の家は我が家から比較的近い。私が浦添の一角に小さな家を構えて暮らし... -
沖縄の歌集 - 新城貞夫歌集『ささ、一献 火酒を』
(2014-09-29 | 書評)
実に情念と思想の韻律とリズムを味わえる歌集である。革命、マルクス、暴力、... -
松原敏夫詩集『ゆがいなブザのパリヤー』を発行
(2014-11-02 | 沖縄の詩状況)
人の詩集ばかり読んで、ああだこうだと批評することにあきて、ときには人に自分の愚... -
詩時評・沖縄 2014年2月 中里友豪詩集『キッチャキ』、島のモチーフと空間を書く詩人たち
(2015-05-15 | 沖縄の詩状況)
沖縄の状況は期待、失望、怒り、希望が混在した現実にある。突きつけられているのは... -
詩時評・沖縄 2014年4月 書き手と読者、うえじょう晶『我が青春のドン・キホーテ様』、仲本瑩「夕占びと」
(2015-05-17 | 沖縄の詩状況)
詩の書き手 は詩の読者である。果たして... -
詩時評・沖縄 2014年6月 花田英三・東風平恵典さんの死、伊良波盛男、かわかみまさと、鈴木次郎
(2015-05-28 | 沖縄の詩状況)
花田英三、東風平恵典さんが亡くなった... -
詩時評・沖縄 2014年8月 西銘郁和、市原千佳子、新城兵一、宮古島文学10号、アブ15号、万河11号
(2015-05-29 | 沖縄の詩状況)
西銘郁和の「アラタなる」(非世界28) は母の死をみとった詩である。西銘の詩法に... -
詩時評・沖縄 2014年10月 脈81、清田政信特集、星雅彦、あすら37、EKE45、比嘉俊、親川早苗、赤嶺盛勝
(2015-05-30 | 沖縄の詩状況)
『脈』という同人誌は、まさにセミプロ... -
詩時評・沖縄 2014年12月 石川為丸さんの死、脈82号、松本輝夫、谷川雁、あすら38号、万河12号、間隙38号
(2015-05-31 | 沖縄の詩状況)
また沖縄詩壇は書き手を失った。先月、... -
詩時評・沖縄 2015年2月 市原千佳子『♂♀誕生死亡そして∞』、非世界29、EKE46、とぅもーる創刊
(2015-06-01 | 沖縄の詩状況)
今回で私の担当は最後となる。これまで3年間、混沌とした世の状況を感じつつ、詩の現... -
貧乏を意匠にした詩人・山之口貘-平成という時代の奇妙な軽さ
(2015-06-30 | 詩人論、作家論、作品論)
衣食住の生活にそれほど不自由はないのに、海外旅行する金がないとか、顔を整形する金...