日曜日のNHKスペシャル「沸騰都市」の第3回はバングラデシュのダッカが舞台であった。
現地のNGOが始めたマイクロクレジットによって、スラム街に住む貧困層の女性
たちが、少しずつであるが貧困を克服しつつある過程を描いていた。
特に強烈に印象に残ったのが、
「政治はあてにできません。自分たちで何とかするしかないのです。」
「私たちにはもう支援は必要ありません。そして将来、必ず豊かになって日本を追い抜きます。」
と目を輝かせて言ったスラムの女性たち。
今の日本の非正規効用のワーキングプアに甘んじている人間でこうもはっきりと断言できる人間がいるだろうか。
いや、それよりもあれほどの貧困の中にいながら、こんなにも強烈な自立心と希望を語ることができる人間が今の日本にいるのだろうか・・・
村上龍は日本を「この国には何でもある。ただ希望だけが無い。」と書いたが、この人間が持つ自立心と希望の差こそが、まさに今の日本の現状を物語っている気がする。
現地のNGOが始めたマイクロクレジットによって、スラム街に住む貧困層の女性
たちが、少しずつであるが貧困を克服しつつある過程を描いていた。
特に強烈に印象に残ったのが、
「政治はあてにできません。自分たちで何とかするしかないのです。」
「私たちにはもう支援は必要ありません。そして将来、必ず豊かになって日本を追い抜きます。」
と目を輝かせて言ったスラムの女性たち。
今の日本の非正規効用のワーキングプアに甘んじている人間でこうもはっきりと断言できる人間がいるだろうか。
いや、それよりもあれほどの貧困の中にいながら、こんなにも強烈な自立心と希望を語ることができる人間が今の日本にいるのだろうか・・・
村上龍は日本を「この国には何でもある。ただ希望だけが無い。」と書いたが、この人間が持つ自立心と希望の差こそが、まさに今の日本の現状を物語っている気がする。