スシの暗黒狂

挫折した理系人の狂的科学空間

日本のソフトウェア産業がダメな理由

2008-05-31 02:09:31 | 科学・技術・教育
池田信夫氏のブログから

元記事はコチラ

ちょっと長文引用---
IPA主催による、IT業界の重鎮と学生の対話集会が、今年も開かれた。去年の集会では「3Kの“帰れない”は、帰りたくない人が帰れないだけ。スケジュール管理の問題だ」という重鎮の発言で、かえってIT業界のネガティブイメージが定着してしまったが、今年はIPAの西垣浩司理事長(元NEC社長)の「入社して最初の10年は泥のように働いてもらい、次の10年は徹底的に勉強してもらう」という発言に、学生はみんな唖然としたらしい。
引用終わり---

そりゃそうだ。ちょっとわかってる情報工学系の学生なら唖然とするとともに、NECだのCTCだのには行きたくなくなることだろう。
私も10年前は情報工学系の学生だったからよく理解できる。

私の場合、指導教官に
「普通の大手SIerとかにいったら、10年くらいで使いつぶされそうで・・・」
といって進路相談をし、今は全く別の職業に就いているが、あの時の私の直感は今になって振りかえってみればまさに正しかったことがわかる。
私はどういうわけか、普段は全く勘の働かない男だが、こういう切羽詰ったような事柄に対する直感はなぜかよくあたる。
おかげで、ヤバそうげなことをいつもギリギリで回避しているが、もうちょっと余裕を持っていたいところなんだが・・・

話がそれた。
IT産業の大きな特徴としてひとつあげられるのは、他の一般的な製造業と違い、ある種の天才的な技術者が一人いれば、製品(ソフトウェア)製造のための大半の問題は解決できてしまい、あとはそれを下支えする下っ端だけでいいという場合がほとんどだということがある。

自動車のような製造業なら、さまざまな部品の設計から大量生産のための技術にいたるまでさまざまな要素技術のすりあわせを多数の人間で行わなければならない。
しかし、ソフトウェアの製造の場合、モジュール化された技術なら製品の製造に際し、全く劣化すること無しにしかもほとんどコスト0で複製することができる。

こういったソフトウェア(情報)の本質がわかっていない人間がIT産業の重鎮になっているというんだから、日本のソフトウェア業界がどうしようもないことはすぐにわかるというものだ。

コード・ギアスR2

2008-05-14 20:03:45 | コミック・アニメ
久しぶりにアニメの話題。

今期、放送中のアニメで今のところ個人的に一番ツボなのは「コード・ギアス 反逆のルルーシュR2」であるな。

いや、どこら辺がツボかって主人公を含め主要登場人物が
全員、ド外道
主人公はただのシスコンのテロリストだし、
その主人公の友人兼ライバルは、出世のためなら友を売ります、と平気で言うし、
敵のラスボスは息子を平気で洗脳するし、でもう
マトモな奴が一人もいやしねえ。
よくこんなのを日曜午後5時に放送してるな。ある意味スゲーぜ!>TBS

追伸:
実は管理人は前のシリーズを見ていない。
当時はこのアニメを放送していない地域に勤務していたので。