はやぶさガンバレ

先日、まだだ！まだわからんよ！！などと書いたのが悪かった訳ではないだろうが、早速、トラブルが発生してしまった。
松浦晋也さんの「はやぶさリンク」
これがあるから、深宇宙探査は油断が出来ない。
しかし、ここまで来たんだ。何とかがんばって地球帰還軌道に入ってもらいたいものである。
JAXAスタッフとはやぶさ超ガンガレ！！

ドロン

先日来、マスコミを賑わしている耐震設計書偽造事件であるが、友人とチャットでこの話題に触れた。

私「あのヒューザーとかいう会社の社長。そのうち倒産とか破産とかいってドロンするんじゃね？」
友人「始めからそのつもりでしょ？」

なんだかホントにそういう雰囲気であるな。

しかし、毎日の社説にもあるとおり、本当に姉歯某だけの問題か？
昨今の公共事業の削減に伴って建築業界はヒィヒィ言っておるらしい。
元々供給過剰気味なところへ、公共事業の削減だから凄いことになっているようだ。
従って、コスト削減圧力は相当なものがあろう。
件の姉歯某は「生活のために（偽造を）始めた」とも証言している。
人間、食うためとなれば何だってするものである。
キレイゴトだけで生きていけるほど昨今の情勢は甘くない。
そのことをふまえて我々は日々を生きねばならんと思う次第。

まだだ！まだわからんよ！！

タイトルだけ見ると何のことかさっぱりだが、ようするにイトカワに着陸成功し、岩石採取装置が作動したはやぶさの件である。

新聞各紙等の報道により岩石採取装置の作動は確認された模様だが、岩石が採取されたかどうかは帰還して文字通り「フタを開けてみるまで」解らない。
実験では１００％と言っているので岩石は採取できたかもしれないが、まだ帰還作業が残っている。
なにせ、３億キロ離れたところからまた地球まで戻って来なけりゃならん。
帰還途中でトラブルが起こらんとは言い切れない。
地球軌道まで帰還し、岩石採取装置を回収できるまで成功とは言い難いが、成功すれば、宇宙開発史に残る大成功になるはずだ。
残りのミッションの無事を祈りたい。

前原さんかい？遅い！遅いよ！！

民主党の前原代表が昨日の講演会で、
NHKのニュース
と言ったらしい。
ここで私が言いたいのは外交方針云々のところではない。
「情報収集機能」の部分である。
はっきり言って、
遅い！（トミノ調）
日本は専守防衛を国是としている以上、いやむしろそうであるからこそ、平常時における情報収集というものが大変重要なのである。
駐在武官を含む大使館員と呼ばれる外交官というものは通常この情報収集こそがもっとも大きな仕事であることは、近代以降の外交の常識である。
無論、情報収集といっても００７とかスパイ大作戦のような秘密諜報員がバリバリ活躍するような話でなくて良いのだ。
基本的に必要な情報のほとんどの部分は公開されているものだからである。
だが、公開されているからこそ必要なものとそうでないものとの「仕分け」が重要で、また公開された複数の情報を組み合わせていく「分析」能力も必要となるのである。
日本はこれまでそういった能力を持つ人材を体系的に養成してこなかった。
野党とはいえようやく政治家がこういうことを言ってくれるようになったことこそ、喜ぶべきことかもしれないが、それにしても「遅い！」

どうやら着陸まではできていたらしい

「はやぶさ」はどうやら着陸までは成功(?)させていたようだ.
はやぶさイトカワに着陸
ただ、着陸時の体勢が悪く岩石採取までには至らなかった模様。
地球から遙か離れた場所で、この手の作業をやらせるには自律制御しか方法がないだろうし、しかも可能な限り安全志向の制御プログラムしか組めない条件の割に、今のところよく頑張っている。
まだ、岩石採取のチャンスは残っているようなので、JAXAスタッフにはもう一踏ん張りしてもらいたい。
ホント、日本の宇宙開発＆研究陣は予算の割に良くやっているよ。
これでもうちょっと、政治レベルが宇宙関連技術について理解があればなあ・・・