すっかり、更新が鈍ってしまった

すっかり更新が鈍っておったが、さらに追い打ちをかけるように更新休止である。
といっても、特別なことではない。
年末年始の休暇を取ると言うだけの話なんであるがな。
まあちょっとここ最近、私事であわあわしておったので、ゆっくり休むことにする。
休養は大切である。疲れているとロクなこと思わんからな。
それでわ、よいお年を。

やはり、いたか・・・

何がいたかってそりゃあ、こういう人である。
ジェイコム株で２０億超もうけ
「このモビルスーツ男・・・やる！」
であるな。
しかし、自己資金３４億って・・・
信用取引でレバレッジかけてるんだろうけど、それでも数億は持ってたんだろうな。

あ、そうそう、私はこの男を「うらやましい」とは思うが、「けしからん」とかましてや「美しくない」(by某金融相）などとは間違っても思わないので念のため。

損して得取れ！

ジェイコム株で利益を上げた証券会社が利益を返上すると聞いて、
「手ぬるい！これだから日本は社会主義なんだ！！！」
と呻いていたのだが、信州の珈琲屋さんによればこれは
「損して得取れ」
だという。
なるほど、これから証券会社は大量定年が始まる団塊の世代をターゲットにしなければならないから、彼らに悪いイメージを持たれたくないと言うことか・・・
確かに彼らは私のような市場原理主義過激派みたいな人はほとんどいないだろうからな。それはそれで一つの戦略ではある。
まだまだ自分は未熟で浅はかであると、反省する次第。

やっぱりね・・・

まあ、予想はしていたことだが、
耐震偽造：「不当な圧力」経験４割
前にも書いたが、姉歯元建築士にも同情すべき点がないではない。
このご時世、どの企業もコストダウンのために凄まじい努力をしている。
そりゃもう、本当に「凄まじい」としか言いようのないくらいスゴいもんがある。

具体的にはイロイロ都合があって敢えて控えさせて頂くが、まあ現場の方は良くおわかりのことと思う。

そんななか、姉歯元建築士のような零細下請けな設計事務所は、まさに「喰う」ためにギリギリの設計をしなければならないのであろう。
なにせ構造設計という部門は安全性の根本部分であるにも関わらず、意匠設計と違って全く日の当たらない分野である。
「地味だが重要な仕事」という奴だが、こういうのは目立たないだけに割を食いやすい。
きちんと評価してくれるのが上にいてくれれば良いが、大抵の場合、評価してくれる人間が上にいないものである。

上述の記事で、
「技術が安売りされ、構造設計の重要性が認知されていないという現実が、一番極端な形で出た。」
と東大のセンセがおっしゃっておられるが、日本はずっと技術を安売りし続けてきてしまった。
おかげで、技術の値段はその重要性の割にずっと低いままだ。
今後、技術者の地位が改善されない限り、このようなことは別の分野でも十分に起こりうるだろう。
技術者だって人間だ。きちんと評価されなければモチベーションは落ちるし、なにより「喰」っていかねばならない。
その部分をもっと沢山の人にご理解いただきたいものである。

少し冷静になってみた

実は昨日この主計官の話に怒り狂った日記を書こうかと思ったのだが、JohnSmithさんのコメントを読んで、少し頭を冷やしてみた。
言われてみれば確かに、官僚や官僚組織というものは政治が決定したことを忠実に実行する機関にすぎない。
したがって、官僚が勝手にホイホイと決めてしまったりしたら大いに問題がある。
ここはやはり世論を動かすことで政治家に意識させるより仕方がない。

ここは左右上下のワクを超え、全ての新聞社の科学部になんとかがんばってもらいたいと、僅かな望みをかけて・・・みる・・・・か？