スシの暗黒狂

挫折した理系人の狂的科学空間

さすが井上さんはよくわかってる

2010-12-08 20:55:04 | コミック・アニメ
角川書店が来年の「東京国際アニメフェア」に出店を取り止めるそうだ。

角川書店、「東京国際アニメフェア」出展取りやめ 社長「都の姿勢に納得できない」

さすがは一介のオタクから出版社社長まで上り詰めた人だ。
よくわかっている。

こうでなくては!!

がんばれ、井上さん!!
私も応援するぞ!!

宇宙戦艦ヤマト(実写版)

2010-12-05 01:09:35 | SF
「SPACE BATTLESHIP ヤマト」見てきました。

何せディープなヤマトファンなのでね。
別にキムタクファンなわけではない。

全体としては、ストーリーは(第一作+さらば)÷2といったところで、
昨年のアニメ復活偏がひどかっただけに悪くはなかったというところ。

個人的によかった点はヤマト発進の部分。
おぉ、アニメのあのシーンをこういう風にしたか!
と、そこに感動。

ただ、発進の手順が早回しだったのが残念。
あの庵野秀明なみとはいわなくても、もう少し手順を入れてほしかった。

VFXは良くできていた。
細かいところは、ホント良く出来ていました。
ディープなファンとしても特に文句は無い。

黒木メイサの森雪はオリジナルと違いパイロットでかなりアクティブなキャラに変更。
現代風の女性にアレンジされてました。

全体に吹替えはオリジナルなのがいい。
アナライザーの緒方さん、デスラー(?)の伊武さん、スターシア(?)の
上田みゆきさん、ナレーションはささきいさおさんで声を最初に聞いたとき
は、大喜び。

音楽ですが、ほぼオリジナルをベースにしていて佐藤直紀氏の編曲もうまかっ
た。ここら辺も不満なし。

とにかくオールドファンならところどころニヤリとするセリフもあり、
十分面白かったです。

野沢那智さん亡くなる

2010-10-31 01:19:30 | コミック・アニメ
俳優・声優の野沢那智さんが亡くなられた。

去年やってた、TV版コブラも若い声優さんに変わってたんで、ちょっと残念に思っていたんだが、病気だったとは・・・
残念だ。
ご冥福をお祈りしたい。

それにしても、今年はアニメ界には痛い訃報が続くなあ・・・
郷里大輔さん、田の中勇さん、今敏監督、首藤剛志さん・・・
みんな私が小さい頃から聞き続けてた声だったり、これからの人だったり、良く見てたアニメスタッフだったり・・・
本当に残念だ。

劇場版ガンダム00

2010-09-23 23:46:07 | コミック・アニメ
劇場版ガンダム00を見てきた。

一言で言うと
(A.C.クラーク+ガンダム)÷2

私のようなディープなSFファンなら物語の開始30分で最後のオチが読めます。
ガンダムしか知らない層なら何がなんだか解らないんじゃないかなー。

SFファンにはちょっと物足りないし、ガンダムだけの層には今ひとつ解りにくそうだし、ちょっと中途半端な出来。
ガンダムでファースト・コンタクト物をやってみました、って感じ。

まあ見に行く人には予習として、「2001年宇宙の旅」とその続編「2010」を見ておくと解りやすいかな。


ニッチを埋める。自分の頭で考える。

2010-06-11 17:37:16 | 科学・技術・教育
もっともだと思った記事を見つけたので、備忘録代わりに書く。

AKB48と「賢いにもほどがある」ベッキー・クルーエル

見事な分析というべきで、米国の州立大学で教鞭が執れる人はさすがである。
「あらゆるキャリアにおいて、競争が激しい時に取るべき戦略は、
闇雲に競争相手と戦うことではなくニッチを埋め差別化すること」

は通常、企業経営に限らず個人にとっても社会生活をしていく上で非常に重要だ。
自分の代わりになる者がいくらでもいる、からこそブラック企業は従業員を使いつぶしていくことができる。
代わりになる者がいなければ、他社へ流出されるのを防ぐために待遇を改善せざるを得ない。

では、このような人材になるためにはどうしたらよいだろう?
こういう人材になるためには日頃から自分の頭で考える訓練がなされていなければならない。
常に物事を自分の頭で考え、自分の頭で決断し、自分の頭で判断する。
これは頭の善し悪しではなく、日頃から訓練されているかどうかの問題である。
そして日本の学校教育ではそのような訓練を全く行っていない。

私は別にAKB48のファンでも何でもないが、あえて上記の記事に対してAKBを養護するならば、
「AKBのメンバーはほとんどが純粋な日本育ちの日本人であり、ベッキー・クルーエルのように英国式の“自分の頭で考える訓練”をする教育を受けてはいない。
したがって、受けた教育の質の違いを考慮しないで“AKBのメンバーは自分の頭で考えていない”と批判するのは彼女らに対していささか酷である」
となるであろうか。

PISAのテスト問題に関連して、“自分の頭で考える”訓練も最近では行われつつあるようだが、まだまだ道半ばではないだろうか?

ヤマト復活偏

2009-12-13 01:33:34 | コミック・アニメ
えぇ、観てきましたよ・・・
なんだかんだいいながら、やっぱり観てきましたよ・・・

だってしょうがないじゃないですか。

私らの世代にとっちゃ、これは義務です。

えぇ、義務ですとも。

そんなわけでヤマト復活偏「第一部」です。

そう、エンディングではじめて解ったんですが「第一部」なんですね。
いや、まいったねこりゃ・・・
まさか、続くと思ってなかったから・・・

まず音楽ですが、極力新スコアは避け、旧ヤマト(交響組曲と多少の編曲を含む)からとってきてました。
それ以外はすべてクラシックから音楽をとってきています。
銀英伝方式ですな。
まあ、うかつに新曲なんぞつくると私らのようなオールドでディープなファンが許さないでしょうし・・・

山寺古代進にも大分慣れていたので、まあ古代進の声はいいでしょう・・・
でも、なんで古代(森)雪を麻上洋子から変えたんだ?
もう声がでなくなったのかしらん・・・

あとせっかく「復活」させた割には、なんかヤマトの登場が重々しくない。
なんというか、もう少しドラマ的にも演出的にも重厚さが欲しい。
「ヤマト発進」もなんかこう・・・軽い感じだし・・・
いかにも真田さんが「こんなこともあろうかと・・・」と用意しといた感じで・・・

以下、細かいところ・・・

今回デスラー出てきませんでした。
伊武雅刀氏は別役でご出演。
第2部以降に出てくるんでしょうか?>デスラー

地球人なのに一部のキャラデザが少し変でした。
湖川作監なのに・・・

新録音したというささきいさお氏の「宇宙戦艦ヤマト」は?
あんなアルフィーの「宇宙戦艦ヤマト」じゃ、満足できないぞ!!

エンディングで故人に捧ぐの部分に「実相寺昭雄」の名前が。
実相寺監督ってヤマトに関わってましたっけ?

最後に判明するんですが、結構重要な新システムが「あの」第三艦橋に!
そんな大事なシステムを「あの」第三艦橋に置くなーー!!

今回の「こんなこともあろうかと・・・」
セリフは無かったが、やっぱり用意はしてあった!
さすがだぜ!真田さん!!
そんな真田さんにシビレル・アコガレルゥ!!

とまあ他にも、いかにもご都合主義的展開など突っ込みどころはいくらでもあるんですが、そこは「これがヤマトだ!」と愛の力で爆砕しながら進んでいくのがヤマトなので、これ以上は言いますまい。

えーっと、結論を述べますと、ヤマトが「義務」だという人以外は別に観なくてもいいかも・・・

でも第2部ができたら、多分見に行っちゃうだろうなあ・・・<自分

大原麗子さんをこそ取り上げるべき

2009-08-27 01:36:33 | 政治・経済
世間じゃ、のりぴーの事件の方がかまびすしいようだが、大原麗子さん孤独死の方が本来ならもっと大きく取り上げられるべき事件のはずである。

なぜなら、のりピー事件の方はコチラから積極的に関わろうとしなければ覚せい剤など目にすることも無い代物だが、大原さんの場合、言ってみれば「病気を持った老人の孤独死」である。
こちらはまさに誰にでも起こりうる。
しかも老人の介護や医療など、現代の高齢化社会のさまざまな問題を完全に内包している。
実に誰にとっても身近でかつ深刻な問題のはずだ。
選挙の大きな争点にもなりうるはずである。
なぜ、マスコミはもっと大きく取り上げないのか!!

鳩山総務大臣が辞めたのはよかったが・・・

2009-06-18 01:43:22 | 政治・経済
ようやく鳩山総務相が辞めてくれた。
正直、ああいう大きい政府思考な人にはもっと早く辞めていただきたかったものだ。

最近話題の郵便会社に関する問題は西川氏が社長に就任する以前からある問題であり、むしろ西川氏に改革を行わせるべき問題だし、かんぽの宿なんぞはさっさと事業譲渡してしまうべきもので、赤字を継続させている鳩山氏にこそ責任がある。

かんぽの宿はそもそも3000億もかけて作った方こそ攻められるべきで、西川氏はその尻拭いをさせられているに過ぎない。
また、事業譲渡+雇用確保の制約がある以上、あのオリックスが出した価格以上の条件はそう簡単には出てこないだろう。
無論、単なる不動産売却だけならもっと価格は上がってもおかしくは無いが、各種世論調査の結果を見ると、世の大半の人はそこのところが解っていないのではないか?
私は啓蒙主義者というわけではないが、それにしても経済の仕組みを知らない人が多すぎるようだ。
経済通な方はもっと情報発信すべきだろう。

日経って・・・

2009-06-16 01:35:59 | コミック・アニメ
6月14日の日経新聞の最後、文化欄でガンスリンガー・ガールがネタになっていた。

以前にも日経は春秋で綾波レイを取り上げたりと、なかなかオタク向けにも書かれているとは思っていたが、綾波レイよりさらにマイナーなガンスリなんて、いったい日経読者のどれくらいが知ってるっていうんだーー

なかなかあなどれんなあー、日経

映画版「ハゲタカ」

2009-06-07 01:33:26 | その他
映画版「ハゲタカ」をみてきた。

いやー久しぶりに見た、大森南朋の鷲津政彦がよかったw
私はこの大森南朋という俳優をこのNHKドラマで初めて知ったんだが、以来ずっとファンである。

栗山千明もあいかわらず可愛かったし・・・w
いや、それはともかく・・・(閑話休題)


この金融危機で脚本がクランクイン直前まで決まらなかったというのもうなずけるくらい、映画の端々にわたって現代日本の経済問題が詰め込まれていた。
しかも、大手のマスコミが敢えて触れていないことを堂々と全面的に主張する形で・・・

ここらへんがさすがにNHKが元のドラマだ。
民放の地上派で放送することが無いことが前提だからか、民放じゃあぜってー放送できねーだろうなって感じのセリフがところどころで見受けられる。

なかなかの快作であった。
満足。