コードギアスＲ２のオチ

コードギアス・反逆のルルーシュＲ２が無事終了。

なんというか・・・数話前から完全にオチが読める展開だったので、劇的さは感じなかったなー。
ただ個人的な感想を言えば、ルルは人類に対してやや楽観的な見通しを持っているような気がする。
全人類の敵意と悪意を一点に集中させて、それがピークになった時点でその点を消去するという手法は、人類を統一させるとか平和にさせるとか言うテーマではよく使われるモチーフだけど、現実にはその「一点」が無くなれば再び分裂し始めるってのが人類の歴史なわけで・・・

もし、人類の結束を維持し続けたいのなら「恐怖の象徴」のまま宇宙に脱出して、「自分はいつでも地球に帰還してやるぜ」という状態を維持し続ける形の方が良かった気がする。
その方が、「人類の結束」の維持に貢献できると思うんだがなあ・・・

ま、久しぶりにＳＦ的考察のネタになったので、それはそれでヨシ。