2007年9月15日(土)
#12 シェメキア・コープランド&ロバート・クレイ「I Pity The Fool」(Lightining In A Bottle-Original Soundtrack/Columbia)
#12 シェメキア・コープランド&ロバート・クレイ「I Pity The Fool」(Lightining In A Bottle-Original Soundtrack/Columbia)
2004年公開、マーティン・スコセッシ総指揮のもと、ブルースの年にちなんで作られた映画のひとつ「ライトニング・イン・ア・ボトル」から、この曲を。
ドン・ロビーの作品というより、ボビー・ブランド作、彼の代表的ナンバーといったほうが正しいだろう「アイ・ピティ・ザ・フール」。この名曲を若手女性ブルース・シンガーNo.1、シェメキア・コープランドとロバート・クレイが共演。
まずは、おなじみのハイ・トーンでクレイが歌い始め、続いてシェメキアがド迫力のシャウトでそれを引き継ぐ。
シェメキア(本当はシュミーキャみたいな発音なんだろうが)は、往年のテキサス・ブルースマン、ジョニー・コープランドの娘。まだ20代なのに、ものスゴく貫禄のある歌声だ。
容姿的には‥‥なのだが、とにかく人並みはずれて声がデカく、ドスがきいている。さすがシャウターの娘、血は争えんねぇ~。
ただ、まだ迫力ばかりが前面に出て、音程の安定度とか、細かい表現力とかは今後の課題という感じだが、とにかく押しの強さでは、右に出るものがない。
彼女の太い声と、クレイの甲高いシャープな声があいまって、異様な迫力を生み出しているこの曲。そのアレンジはどことなくシェメキアの亡父、ジョニーの大ヒット「ベイビー・プリーズ」を彷彿とさせるものがある。
粘り腰、がぶり寄り、究極の押し相撲、そんなイメージがよぎってしまうのは、彼女のルックスのせい? いや、これは失礼。
ライブならではの、圧倒的なパワーを感じとってくれ。
ドン・ロビーの作品というより、ボビー・ブランド作、彼の代表的ナンバーといったほうが正しいだろう「アイ・ピティ・ザ・フール」。この名曲を若手女性ブルース・シンガーNo.1、シェメキア・コープランドとロバート・クレイが共演。
まずは、おなじみのハイ・トーンでクレイが歌い始め、続いてシェメキアがド迫力のシャウトでそれを引き継ぐ。
シェメキア(本当はシュミーキャみたいな発音なんだろうが)は、往年のテキサス・ブルースマン、ジョニー・コープランドの娘。まだ20代なのに、ものスゴく貫禄のある歌声だ。
容姿的には‥‥なのだが、とにかく人並みはずれて声がデカく、ドスがきいている。さすがシャウターの娘、血は争えんねぇ~。
ただ、まだ迫力ばかりが前面に出て、音程の安定度とか、細かい表現力とかは今後の課題という感じだが、とにかく押しの強さでは、右に出るものがない。
彼女の太い声と、クレイの甲高いシャープな声があいまって、異様な迫力を生み出しているこの曲。そのアレンジはどことなくシェメキアの亡父、ジョニーの大ヒット「ベイビー・プリーズ」を彷彿とさせるものがある。
粘り腰、がぶり寄り、究極の押し相撲、そんなイメージがよぎってしまうのは、彼女のルックスのせい? いや、これは失礼。
ライブならではの、圧倒的なパワーを感じとってくれ。