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まかろんのお茶会

日々の小さなことを詩モドキにしてます。
皆さまのお茶菓子代わりに楽しんでもらえたら嬉しいです。

「半端者と月」 (# 56)

2011-07-25 21:30:49 | お茶菓詩 (読み切りサイズ♪)
お今晩は~。

7月最後の1週間ですね。
台風に追いやられていた暑さも大分戻ってきました。
皆さま、お元気にしてらっしゃいますか。

ばたばたしていたら8月が目の前、なんて、びっくりですね。


さてさて、本日の茶菓子です。

今日は新作にしようか、旧作にしようか、すっごく迷ったんですよねー。
で、迷いながら在庫を見比べていたら、
この旧作が1年経ったらこの新作になるのかー、と
我がことながら不思議な気持ちがしました。

本日の茶菓子を作ったのは昨年の7月20日近辺だったのですが、
その頃皆さまは何をされてましたか?
何を思って毎日を過ごされてました?
一番の関心事は何でしたか?
その時求めていたことは叶いましたか?
それとも今のあなたには、不要な望みとなりましたか?


さあ、とりあえず本日は旧作夏シリーズ第一弾。

と、ぶち上げたところで、いきなりネガティブな内容で申し訳ありませんが、
まあ、暑い時期の思考なんて、こんなもんですよ。
爽やかなのは、またその内・・・。

ご賞味下さい。


2010年7月20日ついったー投稿 「半端者と月」

薄くなり始めた青空に
 
半欠けの昼月がぼんやり浮かぶ

冷房でキンキンに冷えた体に
 
生ぬるい夕風がまとわりつき

脳みそまでが緩んでくる


何もかも中途半端な僕ら


そんな自分を嗤うでもなく

月はただそこに在り

祝福を地上に投げかける

僕はただ地上に在り
 
溶けかけの体を引きずって
 
のろのろと 今日も生きている



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コメント (8)
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