2025年5月13日
高山市上岡本町
飛騨地方の端午の節句は6月が多いと聞いて、途中こいのぼりもまだ見かけたなと、こちらに昭和初期に作られた和紙のこいのぼり(鯉)が展示されていると聞いて立ち寄った。入場料700円に駐車料金300円。北アルプスの山々が見える小高い丘に飛騨地方の民家が移築されている。白川郷のように合掌造りではないものの茅葺の屋根に蚕を飼っていた家が点在していて海外からの観光客もいらしてましたね。各家に五月人形など展示されていたけれど、圧巻は西岡家の一階部分に置かれた和紙の鯉。壁にひれ部分をピンで止めてあったものの、口の部分はこいのぼりらしく大きく開けて吹き流しのように釣り上げる構造になっていた。全体を墨で描いている鯉がえらの部分は赤く塗られて本物の鯉に似せてある。体長10m、胴回り4mの鯉は近くで見ると大迫力。