花札の役の猪鹿蝶(いの、しか、ちょう)の話しです。
長野県の小諸では、猪鹿雁(いの、しか、がん)と言います。
九州地区は「猪鹿蝶」、信州地区は「猪鹿雁」です。
どちらが元祖か分かりませんが、なぜ、花札の役名が違うのか不思議です。
<花札の数え方>
花札は1月から12月まで月で数を表現します。
「おいちょかぶ」は、この月の数を使用します。
1月:松に鶴
2月:梅にうぐいす
3月:桜に幕
4月:藤にほととぎす
5月:菖蒲(アヤメ)に八ツ橋
6月:牡丹に蝶
7月:萩に猪
8月:ススキに月・雁
9月:菊に盃
10月:紅葉に鹿
11月:柳に小野道風にカエル、柳にツバメ
12月:桐に鳳凰
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上段:猪鹿蝶(いの、しか、ちょう)
下段:猪鹿雁(いの、しか、がん)
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