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ハナミズキ

ハナミズキ

ハナミズキ(花水木、学名: Cornus florida)は、ミズキ科ミズキ属ヤマボウシ亜属の落葉小高木ないし落葉高木。
植物学における標準和名アメリカヤマボウシの別名。
北米原産で、日本へは1912年にワシントンD.C.に贈ったサクラの返礼として贈られた木として知られている。
庭木や街路樹によく使われる。

リンネの『植物の種』(1753年) で記載された植物の一つである。

和名ハナミズキは、ミズキ属に属することと花が日本のミズキよりも美しく目立つことから名付けられている。
また、アメリカヤマボウシの名は、アメリカ原産であることと日本の近縁種のヤマボウシに似ていることから。

英語では「犬の木」を意味する dogwood (ドッグウッド)と呼ばれる。
この語の語源には諸説あるが、一説には17世紀頃に樹皮の煮汁がイヌの皮膚病治療に使用されたためと言われ、他には、木製の串を意味する英古語の「dag」「dog」を作る材料に使われる堅い木であったことからとも言われる。

分布・生育地
「#日本における植栽」も参照
北アメリカ原産。おもにアメリカ合衆国東海岸からミシシッピ川あたりまで自生しており、山岳部や西海岸にはない。
日本には植栽されて、北海道、本州、四国、九州で見られる。
日本では都市部を中心に庭や公園、街路によく植えられている。

アパラチア山脈の南部のジョージア州などで初春に、北部のメイン州などで春の終わりに開花が移動する模様は、「ハナミズキ前線」が日本の桜前線のように報道されることもあり、特に南部山岳のブルーリッジ山脈(Blue Ridge Parkway)などで野生のハナミズキの花を見る行楽も行われる。

通常白い花は、日本の大部分の桜のように、葉が出る前に花を付ける。
南部のジョージア州、ノースカロライナ州(州花)などで珍重されていて、栽培種をまるで日本の盆栽のように展示する家庭も多い。

春の芽吹きと同時に咲く花が愛でられ、庭木や公園樹のほか、街路樹として利用される。
栽培する際には、うどんこ病などに注意する。また、アメリカシロヒトリの食害にも遭いやすい。
ハナミズキの深刻な病害であるハナミズキ炭疽病の感染地域では、感染によってハナミズキの街路樹が枯死すると、ハナミズキ炭疽病に抵抗性があるヤマボウシまたはハナミズキのヤマボウシ交配品種に植え替える病害対策が行われることがある。

日本における植栽は、明治時代末期の1912年に当時の東京市長であった尾崎行雄が、アメリカ合衆国ワシントンD.C.へサクラ(ソメイヨシノ)を贈った際、大正時代初期の1915年にその返礼としてワシントン市から東京市に贈呈されたのが始まりである。

贈られたハナミズキは全部で60本で、うち白花の苗木が40本、ピンク花の苗木が20本で、日比谷公園、小石川植物園などに植えられた。
原木は第二次世界大戦中にほとんどが伐採されるなどして、戦後小石川植物園で切株が発見されて、その標本が憲政記念館に展示されており、原木は現在東京都立園芸高等学校にしか残っていない。

なお、2012年にサクラの寄贈100周年を記念して再びハナミズキを米国日本に送る計画が行われて、最初の100本が東京都代々木公園に植樹され、その後3年間続く予定。

羅漢寺(西大島)
東京都江東区大島3丁目1−8





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