この小さくて品がある花はモッコウバラといいます。中国っぽいなあって思っていたら、やはり原産地は中国でした。1720年(江戸時代)頃に渡来、観賞用として庭園に栽植されている常緑低木。6~7mにも伸びる蔓性植物で、白または淡黄の八重咲き小さな花を咲かせるバラの仲間です。花の大きさは径2~3cm程度です。枝は細く緑色で、トゲはありません。白花には香りがありますが、黄花には香りはありません。育ちがよく、どんどん成長してあっという間にたくさんの花を咲かせるようになりました。この花は、下に伸びていきますので活けるのが大変です。大きな壷にどっさりと活けてみるのも良いです。空間も必要ですけど・・・ 学名:Rosa banksiae 和名:モッコウバラ 英名:banksia rose