
このクルマ、以前乗ってたクルマで、シトロエン2CV (Citroen 2CV) といいます。フランスのシトロエン社が1948年に発表した前輪駆動方式の乗用車で、独創的な設計の小型大衆車で、自動車の歴史に残る名車の一つと言われています。
「2CV」とは「2馬力」を意味し、フランスにおける自動車課税基準である「課税出力」のカテゴリーのうち「2CV」に相当することに由来しますが、実際のエンジン出力が2馬力であったわけではありません。フランス本国では「ドゥシヴォ」と発音されれていたようです。
1948年から1990年までの42年間大きなモデルチェンジのないままに、387万2,583台の2CVが製造されたほか、並行して基本構造を踏襲した派生モデル数車種が合計124万6,306台製造されたようです。単一モデルとしては、世界屈指のベストセラー車・ロングセラー車ですよ~。

この写真は約3年前の自宅にて撮影したものです。ちょうど、雪が降っていた時です。
このクルマを開発した、ブーランジェの提示した農民車のテーマは、「こうもり傘に4つの車輪を付ける」という、簡潔さの極致を示唆するものだったようです。価格は自動車を初めて所有する人々でも容易に購入することが条件だったようです。
自ら自動車を運転もするブーランジェによって具体的に示された条件は、技術陣に「不可能だ!」とまで言わしめた難題だったようです。それは以下の通りです。



悪路踏破力、乗り心地、経済性のいずれにおいても厳しい条件でしたが、ブーランジェは実現を厳命し、その後の技術陣の努力によって、無理難題はほぼ満たされることになったということです。
加えてブーランジェは、最低限に留まらない十二分な車内スペース確保も要求しました。

この条件を満たすため、身長2m近い大男であるブーランジェ自身が、シルクハットを被っては試作車に乗り込み、帽子が引っかかるような構造は失格となるこの「ハット・テスト」によって、最終的にこのクラスの大衆車としては望外と言ってよいほどゆとりある車内スペースが確保されることになったようです。

給油口です。給油蓋の専用キーを使わないと空かないようになってました。でっぱりがクラッシックだ~。
ホイールは3穴タイプ。原付のタイヤみたいです。以前のクルマは、小型飛行機のタイヤを代用していた名残だと聞いたことがあります。
メーターもシンプルでした~。
SPECは次のとおりで~す。








このように世界中で愛されたクルマ、2CV。いろんなカタチにカスタムされています。ネットで検索していたらいくつか面白いものがありましたので、画像をお借りしてアップします。
バン(カーゴ)仕様のもいいなあ~っと。ラリー仕様もかっこいい!

リムジンぽいのは内装が気になる。強度は大丈夫なのだろうか



これは書籍関係のものでしょうか?イラストもポップでノスタルジックな感じがします。

今は廃車にしてしまった2CV。6年程楽しませてくれました。エンジンはまだまだ元気だったんですが、ボンネットが錆びて付け根から外れてしまったです

軽快で気持ちのいい高級車のようなハイドロサスペンション。狭さを感じさせないリラックスできるシート。晴れた日はオープンできるキャンバストップ。すれ違うクルマからの視線

夏は灼熱の暑さが倍増する室内(エアコンなんてもちろんついていないストイックな良さ)。冬は寒くてエンジンがかからなかった(少し気温が上がった日中には掛かる



もっとも、ma-macさんは「シトロエン」とはほとんど呼ばず、「きいろ」と呼んでたのが懐かしす。w
いいなぁ~。
ずいぶん以前、近所に2CVを所有されている方がいらっしゃいましたね。車体はクリーム色(?)でした。
車体が黄色の2CV、さぞかし目立ったことでしょうね。
しかもアルミグリルに交換されてる
ホント2CVは乗ってて楽しい車ですよね、四季を感じられる車ってそうないですもんね。
写真のリムジンタイプは初めて見ました!
実際見てみたいですが、構造を考えると横っ腹に自転車がぶつかったらバラバラになりそうで怖いです
そういえば、「きいろかと」って、言ってましたなあ。
だってシトロエンっていってもみんな分からなかったから~。
モン太さん。
そうですよ~。黄色の2cv、けっこう目立ったような・・・。
あのみんなの目線、忘れられませんな~。
キャノンさんの2cvは元気そうでなによりですね!四季を感じるクルマってなかなかないからいいですよね。うらやましい。また、いろんな情報をお願いします~。
ぼ~ちゃん。
たしかにあったような~。チョロQに。ベンツとか、ランボルギーニとか、世界のマシーンが勢揃いしてましたなあ。持ってるコレクションにもあったかも。今度探してみま~す。