あるがまま・・・

あるがままに日常をつぶやく・・・っつーか吐き出す?
でも気づけばドラマの感想ばっかつぶやいてます(笑)

ハブテトル ハブテトラン/中島京子

2014-08-08 15:13:19 | 


「ハブテトル」とは備後弁で「すねている」という意味。
登校拒否になった小5の大輔は、母の故郷・広島県の松永に転校。
穏やかな瀬戸内海の町と人に出会い、破天荒な大人や友達と暮らすうち、
元気を取り戻した大輔は「あること」に決着をつけようと、
自転車でしまなみ海道を渡ることになる。著者唯一の児童文学。


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2014 8/8 読了
児童書とは知りつつタイトルの備後弁に惹かれて手に取りました。
備後弁は広島弁とはまた違って、ハセガワさんの話す濃い方言は
広島弁に馴染みのあるあたしですら、ちょっと難しかったりした(笑)。
だけど、尾道ラーメンの朱華園、からさわのアイス、広島風お好み焼き
今治タオルに福山の下駄、鞆の浦にしまなみ海道等、ご当地の名物や名産
名所の名前がたくさん出てきて楽しめました♪
大輔もサノタマミも、生真面目で聡明な子であるゆえに、
学校生活に挫折を感じるような事になったけど、色んなきっかけや環境の変化で
立ち直る事が出来て良かった・・・
大人目線で見るとどうなることやらとヒヤヒヤした、大輔のしまなみ海道
自転車での走破も、あんな過酷な状況で諦めずに目標を成し遂げた事が
のちのちいい思い出になるんだろうなぁ~♪
そしてその際に助けてくれた様々な人の人情も、大人になってから一層
ありがたいと実感出来るんではないかと・・・
最後に、老若男女が一丸となって松永下駄大作戦が成功した事は
大輔やウメちゃんはもちろん、年寄り達にも諦めないで頑張る勇気を
与えたんではなかろうかと・・・

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