あるがまま・・・

あるがままに日常をつぶやく・・・っつーか吐き出す?
でも気づけばドラマの感想ばっかつぶやいてます(笑)

中村勘三郎 最期の131日 哲明さんと生きて/波野好江

2015-06-14 14:20:31 | 

歌舞伎界のすべてが姻戚関係になったと言われた「中村屋」と「成駒屋」の結婚から30年。子供や孫にも恵まれ、中村屋は十八代目中村勘三郎を中心に、幸福の絶頂にあった。ところが、2012年6月、勘三郎は突然、ガンを告知される。食道ガンだった。入院、手術、ARDSの発症、最後の希望を託したECMO治療…。勘三郎の苛酷な闘病と、それを支え続けた家族の姿を、最愛の妻が綴った渾身の手記。

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2015 6/7 読了
このご一家に関しては、何かと話題に上る事が多かったけど、今回この書を読んで初めて勘三郎さんがうつ病を患ってらした事を知りましたわー。がんに関してもご家族同様、何とか奇跡が起こらないものかと願ってたけど、想像以上に壮絶な闘病生活だったのですね…好江さんに関しては歌舞伎の家のご出身でもあるので、清楚で三歩下がって・・・の良妻賢母のイメージでしたが、案外激しい性格でびっくり(笑)
だけど、そうでないとこのだんなさまの妻なんてやってられなかったんだろうなと
逆に納得したりした。恋の噂はもちろん、老若男女に愛されてた勘三郎さん。
奥さまの気遣いやフォローたるや、相当なものだったのでしょうねー。
亡くなった夫の手を保存したいと本気で考えてた好江さんの激しい愛に鳥肌でした。
そんな深い愛で結ばれた両親の元で育った息子さん達。
お父さま譲りの歌舞伎や芝居への情熱で、今後も邁進されます様に・・・


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