茶の湯 徒然日記

茶の湯との出会いと軌跡、お稽古のこと

茶箱のお稽古 細かい部分を差別化する

2020-08-24 09:37:54 | 茶の湯エッセイ
 先日のお稽古は茶箱でした。

卯の花点て 拝見なし
卯の花点て 拝見あり
雪点前   拝見なし
雪点前   拝見あり
 
 一人稽古だったので、一気に点前と、お客さんの拝見と、
一人二役でみっちりご指導頂きました。

 毎年、卯の花から始めたけど、月まで行きつかなかったなあ、、、とか、雪と花で茶箱の季節が終わってしなったなあとか、ばらばらの順番でお稽古するので、それぞれの細かいところがまじりあい、未だにこんがらがってしまうのです。
 今回、折角こうして区別しやすい順番でお稽古ができたので、それぞれの違いを更にはっきりさせ頭に入れようと拝見ありとなしでエクセル一覧を作っています。

 項目は、簡単に書くとこういう感じです。

茶箱 点前名   卯の花(夏)

準備する道具   盆   爪紅 山道盆
         掛合 なし
         板   なし
         茶箱 利休形
       諸道具は袋に入らず
茶道口で総礼
<茶箱内の道具図>

席中での総礼(振出を客付に出した時)
<道具の置き合わせ図>

道具の取り出し
<点前座の道具の置き合わせ図>

点前に入る    順番

茶を出す

茶碗が返される

正客からおしまいの挨拶
(拝見なし)

正客が振出を返す


 茶箱は、大体同じポイントがあり、それを押さえておくと差がわかる気がします。
茶箱の仕込み方
振出を出して総礼までの手順
茶を点てるために箱から諸道具を出す手順
諸道具は出した時と同じ順番でしまっていく

 今週もお稽古があるので、しっかり区別できるように予習復習につとめます。
 それにしても、もうすぐ茶箱のお稽古も終わり、そうなると夏も終わりという感じがして、
少し寂しくなります。


 そういえば、各服点のビデオのことでの先生との会話ですが、
私「各服点で、業躰先生が5服の濃茶を簡単にさらさら点てていらっしゃるのでびっくりした」
先生「そうよ~、濃茶は早く点ててお出しするのが一番美味しいのよ」と。
 失礼ながら、
私「しっかり練れているんでしょうか?」と聞いたら、
先生「勿論。業躰先生の濃茶は美味しいわよ。あのビデオ位の速さでもしっかり練れているわよ。」
とのことでした。
 確かに何回も練ればいいわけではありませんね。。。。。精進します。


「各服点」の発表 風炉の場合
https://blog.goo.ne.jp/m-tamago/e/a99e502773157d0178672b022dd2b123

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