鎌倉の大巧寺の庭にイソギクを見つけました。
茶花としても使われる花です。
漢字で書くと「磯菊」。
その名のとおり、房総~伊豆の海岸沿いの崖や岩場などに自生している日本固有種の野生菊です。
草丈は20cm~40cmほど。
写真のように丸い素朴で愛らしい花を密につけます。
ふとイソギクの花言葉は何だろうと思い、調べたところ
「感謝」
「清楚な美しさ」
「大切に思う」
「静かな喜び」と出てき . . . 本文を読む
あっという間に11月を迎えました。
皆さん、炉開きを迎えておられる頃でしょうか。
「茶遊庵」では昨日、11月最初のお稽古があり、亥の子餅で炉開き。
裏千家では善哉を頂くことが多いのですが、外の茶室なので亥の子餅をお出ししています。
もうちょっと前の話になりますが、夏の終わりに、花屋の店先で、「利休草」を見つけました。
茶道に関する言葉や名称に出会った時、私は喜びと驚きとワクワク . . . 本文を読む
もう1か月も前のお話になってしまいますが。。。。
ムクロジという木をご存知ですか?
4月にお招き頂いた桜茶会で見つけたお庭に落ちていた沢山の実。
取り上げて振ってみるとカラカラと乾いた音がして、中に黒っぽいものが入っているのが見えました。
近くにいたご主人様に
「何の実ですか?」とお伺いすると、
「沢山実が落ちて片付けが大変なんだよ。なんだっけな?ホラ、羽子板の羽根につ . . . 本文を読む
写真では拝見したことがあったクマガイソウ。
桜茶会で実物を拝見することができました。
どうしたらこんな形になるのでしょう?
なんとも面白い。
調べてみたところ、絶滅危惧種だそうです。
貴重な花だったんですね。
クマガイソウの謂れは
一の谷の合戦で敗れた平家を追って敦盛の首を打ち取った熊谷直実にちなんでのことだそう。
熊谷直実の名前はなんとなく日本 . . . 本文を読む
先日のお稽古では沢山のお花に出会えました。
その中で、カセンソウというお花がありました。
カセン?と聞いて、化繊という漢字が浮かんだ私です。
皆様はいがかでしょうか??
「歌仙草」
歌仙草は、キク科オグルマ属の多年草で、日本各地、朝鮮、中国、シベリアなどに広く分布しています。
日当たりのよい山野の、少し湿った土地に生え、高さは30~80センチメートルほど。
葉は先のとが . . . 本文を読む
山口製茶さんより頂いたお茶の種。
4月に開封しました。
大きさは色々だけれど、どのくらいの重さなのかなあ、と思い計ってみると。。。
一晩水につけて。。。。
プランターに植えました!
待つこと2か月。
山口さんのインスタに立派な新芽がアップされたとき、我が家は失敗したかとがっかり。
土の温度が上がると発芽しますよ、という山口さんの言葉を頼りに、日当たりのよい場所に . . . 本文を読む
先日のお稽古では、沢山の花が籠に生けてありました。
茶道具の世界と同じで、今年は花も先取りがちのようで、いつもよりどの花も早く咲くとのこと。
そして、人間はコロナで大変だけれど、花は生き生きしているように見えると先生はおっしゃいました。
床の間の花に、シモツケ と キョウカノコ がありました。
色合いも雰囲気も似ています。
いつもなんとなく、どちらかと判断していました。
皆様、手 . . . 本文を読む
近所に大きな木があって、冬は刈り取られて丸坊主になっていた。
こぶしを空に振り上げたようで、なんとも力強い姿だと思っていた。
なんの木だろう?と思っていたら、
いつの間にか、青々と茂って、赤い花が沢山咲いている。
あまり見ない形の花だなあと思って、散歩の度に眺めて、気にはなっていた。
先日、「すごい散ってるねえ、なんの花だろうねえ」と話しながら親子で歩いていた . . . 本文を読む
7月も中旬に入ろうとしています。少しずつ蒸し暑くなってきましたが皆様いかがお過ごしでしょうか。
昨日、お隣にお住まいの方から時計草を頂きました。このお花、以前、くりはま花の国に出かけた時初めて見て面白いなあ、ご紹介したいと思い、写真を撮りそのままになっていました。そんなわけで、写真に収め、今回皆様にご紹介することにしました。
お隣さんによれば、この花の咲くところをどうしても見たいと思ってい . . . 本文を読む
何の花だと思われますか?
私は最初拝見したとき、「あざみ?」
実は牛蒡の花だったのです。ごぼうといえば、そういえば根っこしか見たことがなかった、それ以外の花や葉なんて全く気にしていなかったと初めて気付きました。
飾っておいてもよさそうな花でしょう。一般に牛蒡は花を咲かせる前に収穫してしまうのであまり見る機会がないものだそうですが、この花は母の友人が育てたもので、珍しいからと七月にお届け下 . . . 本文を読む