茶の湯 徒然日記

茶の湯との出会いと軌跡、お稽古のこと

どうする家康 湯を汲む柄杓と母衣(ホロ)ってこれか?

2023-11-27 22:16:32 | 茶の湯エッセイ
相変わらず、どうする家康の茶道風景を追っております( ´∀` )

どうする家康 ねね様と黄金の茶道具


先日も家康に扮する松本潤さんが、柄杓を手にしておりました。

   

松本潤さんの柄杓を扱う手、とてもおきれいです。


柄杓って現代の生活の中ではほぼ使わない道具ですね?
せいぜい、神社仏閣に行った時に手口を清める時に使う柄杓位でしょうか。
コロナで撤去されたところも多いので、これからは益々遠いお道具の一つになるかもしれません。

『茶遊庵』では、盆略点前を修了し、柄杓を使った薄茶平点前のお稽古に入る時に、
柄杓の種類や扱いについて説明します。
何処をどうやって持つとバランスよく持てるか、
お湯や水を汲んでみると結構難しいのです。
特に、お湯を茶碗に入れる時、こぼさずに入れるというのが難しい。
どの位の高さから、どうやって入れるか、試行錯誤です。
それでも、繰り返しているうちに、皆さん、上手になっていきます。
何でも、扱ってみてこそ、回数を重ねてこそだなあ、と思います。


さて、
家康がお茶を入れた後は、ねね様とご自身のお母様と一緒にお茶を飲む和やかな風景。



偉い人も自分でお茶を入れることもあった、わけよね?とふと思う。



お茶とは関係ない場面ですが、関ヶ原の戦いの際に、知らせの早馬が走るシーン

 


この赤い膨らんだ風船のようなものは、母衣?と思いました。
母衣については、この春にお茶会で初めて出会ったクマガイソウのことを調べている時に知りました。
点だった知識がまたここで繋がったかな?とちょっと嬉しくなりました。

茶花 クマガイソウ



そして、もう一つ。
家康の後ろ姿。



この着物の葵のご紋、絞り?
すごい豪華だなあ、おしゃれだなあ、と着物にも注目しちゃいました。
貫禄ある後ろ姿とこの紋一つで徳川の未来を表わしているような場面でありました。


時代劇も、違った意味で色々見どころがあるなあ。。。。。

役者さんばかりでなく、本当に色々な方が細かいところまで作りこんでドラマって作られているんだなあと感心しきり。

若い頃には思いもつかなかった大河ドラマの見方に、
我ながら驚くやら、ワクワクするやらの日曜の夜です。


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