朝から仕事でしたが、
きょうも日中は暑くて
半袖に薄手ジャケットです。
素敵な北海道のお土産を
頂戴しました。
紅茶派ですので
明日の朝が
とても楽しみ!
✨✨✨✨✨
✨✨✨✨✨
セルゲイ・ラフマニノフは
ロシアの偉大なピアニスト
兼作曲家です。
貴族の家庭に生まれ、
音楽的に大変恵まれた
環境に育った彼は
20代前半ですでに、
作曲家としてもピアニストと
しても大変に高い評判を
得ていました。
1897年に大作である
「交響曲1番」を
発表しますが、
専門家から酷評されます。
彼の受けた衝撃は大きく
同時期に手痛い失恋も
味わい、
これらのショックが
重なったことで強度の
ノイローゼになって
しまいました。
さまざまな治療を試みますが
効果はありませんでした。
ところが催眠療法の
名医として知られていた
ニコライ・ダール博士の
治療を受けたところ
四ヶ月ほどで、
重症のノイローゼが
あとかたもなく治って
しまったのです。
こうして2年ぶりに
作曲に対する自信を
取り戻し、
イタリアでたっぷりと
英気を養ったあとに
腰を据えて
最も人気のある
「ピアノ協奏曲第2番」の
作曲に取り掛かりますが
平行して同時期に
書いたのが
「2台のピアノのための組曲第2番」です。
初演は1901年、11月24日
モスクワで
ラフマニノフ本人と
アレクサンドル・ジロティの
ピアノで行われました。
曲は4つの楽章から
なりますが、
第4楽章のタランテラの
動画を見つけました。
演奏は反田恭平さんと
藤田真央さんのお二人です。
(6’22")
解説付きでお楽しみ下さい。
中村紘子氏著書によれば、
ラフマニノフはマルファン症候群だったそうで
背が高く、指が長く、関節が柔らかだったので、指遣いも曲芸的だったらしいです。
タランテラ、反田恭平氏がお得意かな?
務川蒼悟(漢字 いい加減です)とも
組んでました。
藤田真央が弾くと、
どんな曲もちっとも大変そうに見えないのです。
羨ましいこと。
しかし。。。はああ、、、こんなに速く弾けません。
ちょっと憂鬱です。
昨日、新たに飛び込んで
きた動画です。
たこちゃんが、
そろそろ仕上げに
かかっておられる時期かな?
と思いつつ、アップしました。
ラフマニノフの手は
12度が弾ける大きさ。
とてもじゃないけれど
かないませんね。
どのピアノ曲も
自分が弾くために、
作曲していたようです。
華やかな曲を、
楽しんでくださいね。