例年以上にぐんぐん
(アイノラ)
伸びる泰山木。
嵐になるとご迷惑になるので
植木屋さんに入って
貰う事になりました。
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国土の約三分の一は
北極圏に属し、
1年の半分は厳しい冬、
そして短い夏が訪れる国
フィンランド。
(2つの月 東山魁夷)
1809年のナポレオン戦争後
帝政ロシアの支配下に入り、
第一次世界大戦、
ロシア革命に至り
1917年に独立を
果たしました。
第二次世界大戦では
旧ソ連との戦いに破れ
カレリア地方南部を失って
いるのです。
フィンランド人は芯の強い
独立心旺盛な人々ですが、
そうした歴史と大自然の中で
生きた作曲家が
ジャン・シベリウスです。
(アイノラ)
シベリウスが作曲した音楽は
広範囲にわたるのですが
今日はピアノ曲の小曲です
彼はどんな小曲にも
心血を注ぎました。
1914年作曲の
ピアノのための5つの小品。
1.ビヒラヤの花咲く時
(ビヒラヤはななかまど。)
2.孤独な松の木
3.はこやなぎ
4.白樺
5.樅の木
終曲の樅の木について
『ヘルシンキで最も美しい
公園のひとつである
カイボ・プイストに、一本の
樅の木がそびえている。
それは長年の帝政ロシアの
圧政から脱して待望の独立を
かちとった1917年に、
独立の象徴として植えられた
ものだ。
1年を通じて緑の樅の木は、
北欧では永遠の象徴だ』と
舘野泉氏は書いておられます。
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以前に上皇后さまが
言葉を失われたとき、
この曲で立ちなおられたと
お伺い致しました。
シベリウスのもみの木、
練習会で弾く方が結構います。
私は全く弾いたことがないけれど。
義兄(夫の兄)が、数年間、フィンランドの
どこか?で、免疫研究の特任教授みたいなことをしてました。
1年のうち、数ヶ月滞在していたみたい。
フィンランド人は、あまり、背が高くなく、
日本人に近いのだそうです(ほんとか?)。
私は寒いところはまっぴらごめん。
南洋の土人になる方が、ましかも。
それにしても、ロシアの脅威はまだまだ続きそうですね。
暑い一日でしたね。
今日は朝早くから大忙し。
夕食はワインを飲みながら
簡単手抜きでした。
今、クラシック音楽館を
聴いています。
フィンランドでずっと活躍
されていた指揮者がおられて
北欧の作曲家の作品を
教えて頂きます。
シベリウスをはじめ、
マデトヤ、メリカントなど
知らない曲ばかりで
いつも楽しみにしています。
それではおやすみなさい。
ゆっくり休めますように。