SHAンパンでもいかが?

「最終楽章 気分はAdagio」
77歳の一人暮らし。

遠近両用

2017-07-14 14:46:48 | 日記


眼科の検診へ。
「コンタクトレンズを
使いはじめて何年経ちましたか?」と
お尋ねすると
「16年過ぎましたよ。」との事。

若い頃は目だけは良かったので、
当然、老眼の来るのは早かった。
40過ぎから眼鏡をかけ始めたものの
伴奏の仕事には不向き。
指揮者に合わせると譜面は見えず、
随分、苦労していたが、
54歳の時に思いきって眼科を
訪れた。
ちょうどその時に
ワンディのソフトレンズが
発売されたからである。

検診後、初めてレンズを入れる時は
ビクビクものだったが、
帰りに六甲山の山並みが見渡せた時には、
昔の目にもどったようで
大感激したのものだった。

あれから16年。特にオルガンを
続けられたのは遠近両用の
コンタクトレンズに
よるところが大きいのである。

一度だけ泊まり込みの
仕事の折りに
レンズが足らなくなり、
片目だけで、冷や汗ものの本番を
経験して以来、
「何はなくともコンタクト、、、」と
外出時にチェックは怠らなくなった。

そろそろ伴奏のお仕事は
店仕舞いさせて頂く事になったし、
レンズの度数も限界まできているが、
もう暫く、お世話になりたいものである。