SHAンパンでもいかが?

「最終楽章 気分はAdagio」
77歳の一人暮らし。

目がテン。

2016-04-23 20:34:54 | 日記
大阪で練習があるので
JRで出かけました。

土曜日の午後、
SHA内はかなり空いていましたので、
優先座席付近に座りましたら、
外国人のパパと息子が
乗ってきました。
ドアが閉まり、
発SHAしましたが、
パパは「まだ座らないで。
ここは優先座席だからね」と
英語で息子に説明しています。
そして誰も来ないのを確かめて座り、
二人で楽しそうに話し始めましたが、
男の子の子が興奮して少し声が高くなりそうになると
「静かな声でね。」と優しく注意していました。

次の駅でベビーカーを押したママが乗って来たのを見たパパは
すかさず息子に耳打ち。
すぐに立ち上がった男の子は、日本語で「席に座りたくないですか?」と
たどたどしい日本語でドア付近に立っている若いお母さんに尋ねに行きました。
「まぁ ありがとう!次の駅で降りるので大丈夫よ。」との答えを聞いて席に戻ってきましたが、
小さな男の子の素敵なマナーに
私も思わずにっこりと二人に微笑みかけてしまいました。

その後も二人は又、仲良く話をしていましたが、
駅を降りるとき、パパが耳打ちをすると
男の子が、日本語で「さようなら」
そして、パパも「さようなら」とにこやかに挨拶をして
降りていきました。
何ともほっこりした時間。
余韻を楽しみつつ、歩き始めると
雨がパラパラと落ちてきました。

コンビニの前を通りかかると、
「濡れんように中で遊んどき~~~。」と
大阪弁のOBAちゃんの大きな声。
二人の子供は、大はSHAぎで、コンビニに駆け込んで行き、
OBAちゃんは「はよぉ。迎えにきてぇ~。」と携帯で電話。

短い時間にあまりにも対照的な親子を目にした大阪行きでした。