伊藤とし子のひとりごと

佐倉市議会議員4期目
議会、市民ネットワーク千葉県、さくら・市民ネットワークの活動あれこれ、お知らせします

議会中は緊張の連続 隠れている問題点を嗅ぎわけるには 

2011-10-06 09:06:00 | 議会
10月3日、佐倉市議会最終日
8月29日から始まったが、常任委員会、決算委員会、そして一般質問とすすみ閉会日となった。

今議会は省エネ対策のため、議場を使う一般質問を最後に持ってきた。
このため、通告の内容と質問当日では放射能対策など飛躍的に進んだため、気の抜けたビールのようになって困った議員もいたはず。
また、放射能除染、給食食材の測定に追加補正が約6,300万円出された。

事前に調査して、議案審査に臨むが、問題点と言うものは何気なくまぎれており、常任委員会の質疑の中で浮き彫りになってくる。

建設常任委員会議案の「訴えの提起について」が今回のそれ。

当初説明では、「現在運動公園になっている土地購入の際(40年前)2筆分が移転登記されていなかったことが今回判明した。」と言うものだった。
金銭の授受は終わっており、現状は道路とテニスコートの一角。
市道認定するため、確認作業中に判明したという事。
当事者(地主、市の担当者)はすでにいない。
当事者は30人以上に増えて北海道から九州まで広がっている。
「一括して相続関係をきれいにするため、時効も過ぎており、地主と市との移転登記を裁判所が判断することが、一番いいんです」と言う説明。

釈然としないながら、常任委員会で審議が始まり、市民ネットの五十嵐智美が
「当事者へはどのように知らせるのか?」
「裁判所から提訴の文書が行く」

「裁判費用は?」
「裁判所が判断する」

「当事者が同意しなければ?」
「裁判もありうる。これに関して弁護士費用は6月に550万円予算を計上している。」

「6月議会ではそのような説明は受けていない。また、当事者へはキチンと事前に説明はするのか?」

それから他の委員たちが、なんだなんだ、そんなの知らんぞと関連して、質問し出した。

このように、大事な問題は潜んでいる。



最新の画像もっと見る