伊藤とし子のひとりごと

佐倉市議会議員4期目
議会、市民ネットワーク千葉県、さくら・市民ネットワークの活動あれこれ、お知らせします

3.11直後のメディアの動きは

2012-01-28 09:09:10 | 原発問題
2月号のDAYS JAPAN」の特集は
原発事故報道・検証として3月11日~12日の東電/政府・TV・新聞・twitterを時系列に並べ検証している。

今、政府は原発事故後の会議の議事録をとっていなかったと発表した。
そんなことがあるのだろうか?

仮にも官僚と言われている行政のプロがついていて、そんな基本の基をおろそかにしていたなんて、誰も信じていないのではないだろうか。

客観的事実の集積でも、ごまかしは浮き彫りになってくる。

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あの時、テレビはあてにならないので、私もパソコンにくぎ付けになっていた。

3/12 9:30にメールで知人に、
「今朝9時現在、福島原発は緊急事態になりました。
通常30度に保たれている格納容器内が100度になったということで、怖いです。」
と発信している。

13:30には
『原発震災が起きたら、トロロ昆布をすぐ食べよう。
「放射能で首都圏消滅ー誰も知らない震災対策」 三五館から引用します。』
とメーリングで入ってきた情報を、手当たり次第に自分のメーリングリストに流していた。

原子力資料室からのUstreamでの配信では、元東芝社員で核納容器の設計者である後藤政志さんが初めて顔を出して実名で、原発について説明した。
それで、何が起こっているのかが、おぼろげながらに分かってきた。
それをテープおこしをして、メールで流した。

3/12 原発境界で1015マイクロシーベルト/h 検出した。

3号炉の燃料がMOXだったかどうかを確認したかったが、検索できず、断念した。

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脱原発会議でも、生々しい報告があった。

3.11直後「私たちはどう情報をgetしたか」
報告者は、3/11以降の5日間一睡もせずテレビ2台、パソコン3台から情報を収集していた。

3/12 14時、1号機爆発1時間前「1号機はあと一時間しかもたないだろう」とインターネットで情報を得た。
家に籠城する準備をして、外の情報を得るため、インターネットの町のライブカメラを検索した。
しかし、真っ暗だったり、見当違いの映像しか流されていなかった。

1号機爆発10時間後、1/13真夜中2時ごろ「3号機の冷却機能を全て失った」とテロップに流れた。
これは「自家発電で冷却していたのが、その冷却機能が失った」ということか。
報道の意味する事を自分で考えなければならないと理解した。

3号機のMOX燃料(再生プルトニウム)について検索したが、3/12~16まで、全てニ酸化ウランとデータが書き直しされていた。
英語の検索でも検索可能だったものは、全て書き直されていた。
3/16に元通りに直されたと確認した。

3/14 23時頃からNHKでは「2号機は空焚です。」と言っていた。
3/15夜中3時ごろNHK解説員が苦しい表情で、
「今日は外出を避けてください。
もし外出する場合は、皮膚を露出しないで、頭と首をタオルで覆って、マスクを2重3重にして外出してください。
外に干してある洗濯物がある場合は取り込まないでください」
と言っていた。

3/15 朝4時のニュースでは
アメリカでは核が飛んでくると米国市民がパニックになっている映像を流していた。

ところが、3/15朝のニュースは通常通り、レポーターがマスクもせず、被災地の情報を流していた。

メディアは気づける人には気づいてほしいというメッセージを流していた。

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NHKのこの情報を観ていた人はどれくらいいるのだろうか?


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