伊藤とし子のひとりごと

佐倉市議会議員4期目
議会、市民ネットワーク千葉県、さくら・市民ネットワークの活動あれこれ、お知らせします

さくら・市民ネットワーク通信102号から「子どもの健康を守るにはきめ細かな食品測定を」

2012-02-02 17:40:13 | ネット活動
本日、さくら・市民ネットワーク通信102号を発行。
配布者の方々にお願いに伺っている。
佐倉市内を、年3~4回配布をしていただいているおかげで、長年発行を続けてこれた。
お礼を申し上げます。

ポストに入っていたら、是非読んでください。

以下、私の記事より

放射能対策 「子どもの健康を守るにはきめ細かな食品測定を」

 福島原発事故以来、市民ネットワークでは放射能被害を最小限に防ぐための様々な対策を議会や市へ提言してきました。
また、「子どもの目線で測ってみよう」と独自の放射線測定を行ってきました。

[佐倉市の現状と対策は]
 子どもたちがすごす場所を優先し、学校、保育園、幼稚園等や全公園、通学路等538地点の放射線測定を行いました。
9月には佐倉市の基準値を0.223マイクロシーベルト/時間と定め、基準値以上の場所の除染を始めています。
 また、3月末までには市民貸し出し用放射線測定器5台、給食食材の放射能測定器2台が納入されます。

[食品の検査がこれからのカギ]
 11月議会で農産物、特にきのこ類の詳細な測定を急ぐべきと質問。
その矢先、原木シイタケから1kg当たり660ベクレル(以下Bq)(暫定規制値500Bq/kg)検出され、出荷制限となりました。
菌床シイタケから91Bq/kg、ユズからも58Bq/kg出ました。
 12/22、国は食品放射能規制値案を、水10Bq/kg、一般食品100Bq/kg、乳児用食品・乳製品50Bq/kgと発表(4/1から適用)。
しかし、放射能には大丈夫という値はなく、現在、私たちは安全と思われる食品を産地でしか判断できません。
食品のきめ細かな測定を行い、放射能ゼロをめざすこと、チェルノブイリの経験を生かし、子どもたちを守ることは、私たち大人の責任です。

 10/23野呂美香さん講演会 [放射能から子どもを守るには]より
 原発事故後20年近く、チェルノブイリの子どもたちを日本で保養させてきました。
福島原発事故後、関東はチェルノブイリなみの放射線量で、福島は未知の領域です。
 子どもの体には自然治癒力があるので、きれいな場所で汚染のない食品を食べていると、放射能は45日程で体外に出ていきます。
 酵素、ミネラル、アミノ酸は体内のDNAを修復させるので、発酵食品(味噌、醤油など)を中心とした伝統的な日本食は最適です。
 早寝早起きで自律神経を整え、免疫力を高める事も重要です。
生活に気をつけていれば、内部被曝を押さえることができます。
おとなが絶対あきらめないことです。

おわり

また、今回は「公立保育園民営化についてのアンケート」も行っている。
佐倉市で進行中の、保育園の民営化。
どれだけの人がこの問題を知っているだろうか。
記事には書けなかったが、学童保育の民間委託問題も最終局面になっている。
是非アンケートの返信をお待ちしています。
さくら・市民ネットワークのHPにも載せますので、メールやFAXでぜひご意見をおよせください。



畔田谷津の生命を見守る会 坂本文雄さんより写真の投稿をいただいた。
    厳しい冷え込みが続いているので、房総の山間部では沢山のつららが見られます。
    滑る足元を気にしながら写しました。
    今回の撮影場所は君津市の清和県民の森一帯です。
    養老渓谷などの山間部でも見られると思います。







暖かいはずの房総でもこのつらら。
寒いはずです。
♪春よ来い 早く来い ~~♪
北風の中を歩くと、寒さが身にしみます。
被災地はもっと寒いのですね。