ヒプノセラピーの世界は、私たちの可能性と同じで 無限に広がっています。
そのテーマは、もやもやを手放し、明るく楽しい未来を作り出すこと。
うまく言葉にできないモヤモヤとした感じや、繰り返し、繰り返し考えてしまう ネガティブなこと。
その根っこにいるのが インナーチャイルド、の場合。
インナーチャイルドとは
こころの奥にしまい込んでいる、子供の頃の受入れてもらえなかった
悲しい気持ちを 今も ずーーーっと、持ち続けている傷ついた
こころの中のもうひとりの自分と考えることができます。
先日のセッションでのことです。
美由紀さん (仮名) は、恋愛について問題を抱えていると感じていました。そこで、ある臨床心理士さんのサロンを訪れ、ヒプノセラピーを受けたそうです。
しかし、何も見えない。
何も感じなかった。
彼女が 初回の気付きと統合160分コースにいらっしゃった時も、
『イメージが浮かんでくるとは、どういう感じなのか?』 その感覚を分かる、
頭で理解するのに 少々ストレスを感じているようでした。
ヒプノセラピーの変性意識には、すぐに入ることが出来たのですが、
自分の感覚では これでいいのか?わるいのか?
出来ているのか?できていないのか? という葛藤が生まれているようでした。
そんな、彼女を感じ取りながら セラピーを進めていくと・・・・。
3・4歳の小さな子供の面影が浮かんできました。その小さな頃の自分について、掘り下げていくと。
とても、3・4歳とは思えない、しっかりした考えを持っている、という事がわかりました。
さらに、繋がりを強くしていくと、精一杯肩に力を入れて生きている感覚がでてきました。
※このとき、美由紀さんの目からは、涙が溢れてきました。
起き上がった、美由紀さんに 「どんな感覚でしたか?」 と、伺うと。
『不思議ーー! これでいいんですかねぇ? あ、でも泣いたからいいのかな~。』
と、おっしゃっていました。
「解放のペースは、おひとりおひとり違います。いい悪いでは、ありませんから、大丈夫ですよ。」
と、お伝えすると、『そんなものですかね~。』と、考えていらっしゃいました。(^^)
何も見えない。
何も感じない。と、訴えていた美由紀さん。
このセッションを通じて、自分でもイメージを感じ、受け取ることができた、
ということで 自分自身と向き合う自信になったようです。
帰りがけに、こうおっしゃっていました。
「あんなに、肩に力をいれていたなんて・・・もう少し掘り下げてみます。」
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