こんにちは。
昨夜の満月は、ご覧になりましたか?
今年の初満月。
澄み切った空に広がる光が とても綺麗でしたね。
昨日、書いた
私らを目的地に導くもの
それは
マインドの奥深くにある、エネルギー。
について、少し掘り下げてみましょう。
そのエネルギーに
名前を付けるのは少し難しくて
それは、思考のような、感覚のような
気分のようなもの と 認識しています。
それは、私たちが子どもだった頃に
基本的なものが 出来上がるようです。
例えば、
ほとんどの 子どもが経験する入園。
それまでは、
一日の多くの時間を家で過ごしてきました。
しかし、この日を境に
母親のいる家から 分離した空間で
(知らない人達と)過ごす という時間が始まります。
※ この はじめて社会へ進出した記念すべき日
の事を 覚えている方は 多くはないと思いますが
いかがでしょうか。
この時の子どもの反応は いろいろですが、
母親と離れることへの反応によって、
その子どもの こころの基本的構造を
垣間見ることができます。
この場面で、泣きじゃくるなどの 激しい抵抗があり
母親から離れる事を 激しく嫌がる場合。
それ以前の、子どもー母親間のストローク不足
(関係性が希薄な可能性)があります。
入園前のちいさな子は
母親からの継続的・一環的な世話を受けることで
母親に対しての信頼が増し、
一時的な不在に耐えられることができます。
この感覚はとても重要で
この体験がさらに広がりを持ち
外界の対象の持続性や受容されている
という確信を 自我に取り込むことを促進し
「基本的自己信頼感」 を獲得していきます。
エリクソン.E.H は、こう述べています。
この時期の活力は「希望」である。
「希望とは、たとえ存在の初源において
暗い衝動や怒りにいろどられていても
熱望するものは必ず獲得される という
確固とした信念なのだ。」
マインドの奥深くにある、エネルギーの
ひとつ、基本的自己信頼感について
記述いたしました。
今日はこの辺で。
※外の風が大分強くなってきてますね。
お出かけの方は、お気おつけくださいね。
感謝と愛をこめて