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Sista!Sista!☆2

Expression for My lovely thang♪My funny days♪

男と男の対決だ!

2006-09-28 | movie
お彼岸も済み、少し秋らしくなってきたところで、ひさびさ映画の記事。

ついに公開になりましたねー。
ハリウッド版・イルマーレ

オリジナルの、韓国版イルマーレ(韓国版)は、私にとっての、人生ベストMOVIEのひとつというくらい大好きで、決定的に韓国映画好きになったキッカケでもある作品。以前からアメリカでのリメイクがささやかれていたよね。
そしてソンヒョン=ジョンジェ→キアヌ!!!…同世代(小声;)のオトコマエ代表!私も好きー!
ということで大変に期待しておりました。キアヌVSジョンジェでもあるわけだかんね!
米版まだこれからなんですが、DVDでもう一度オリジナルを復習して、近々見てきますわ。
(ただ、米版の日本サイトに「オリジナルは韓国映画」という表記がまったくないのはどうかと思いますねぇ…日本版をリメイクの「ぼくセカ」はしつこく書いてあるるのにさ)

その前に、ネタ遅いけどこちらの対決を語ろう。↑ジヒョンつながりもあり…

それは、デイジー 真昼ノ星空

ええ~男対決やなぁ…
じゃなくて!

「恋する殺し屋」対決ですね。去年、リーホンが1年前、東京国際映画祭で来日した時の記事にしたとき、そんな表現があって…6月に『Daisy』を見ている最中に、その言葉を思い出したのでした…
設定としては同じような部分もアリということで…展開はまったく違いますが…
 

   屋上の恋する殺し屋 


よく考えてみると、

ただ今リーホン絶賛熱血撮影中、アン・リー監督の『色、戒』主演のトニー・レオン氏→『インファナル・アフェア』の監督は『Daisy』のアンドリュー・ラウ氏!

こういうのって楽しいですねぇ…ふっふっふエンターテインメントの醍醐味というか…好きですねー…♪

殺し屋ご両人、美しい男であり、一つ間違えばストーカー…?
孤独な商売だけに、一途でもあるのでしょう…この二人の心は似ている部分があるんじゃないかと思う。自ら選んだ職業ではあれど、背負っている暗闇は計り知れない。でもそんな闇に生きている人間だって恋をする。
それはどちらもほぼひと目ぼれに始まっているし…(笑)

あとは色々枝分かれしてゆきます。もう一人絡むのは男か女か…
運命的に、ドラマティックに展開してゆくDaisyとは違い『真昼』はあくまでも淡々とした時間が流れる物語。音楽すらあまり聞こえてこない。
(あまりの心地よさに睡魔と戦う瞬間アリ
沖縄、ひと気のないプール、素朴な人々…そんな平穏そうな風景が象徴的。なんだろう…自分まで住人になってしまったかのような、いつのまにかその世界に馴染んでいるような感じがしました。

その中に隠されたドラマをみつけるのは、見ている側なんでしょうね。それもすごくあれこれ浮かんでくる…あれこれ想像してみる…雄弁でスピーディーな映画にはないものがある。殺し屋映画に心地いいもないもんだけどさ…(笑)なぜか見終わって、ホッとするような作品でございました。

中川陽介監督のブログによると、なんとわずか4本のフィルムで全国を公開してるんだそうです。なんかいいなぁ…その前には海外の映画祭を色々とめぐり…制作当時から3年経とうとしていて、そのころのリーホンを私はまだ知らなかったよ^^;やっと見ることが出来たんだよねぇ…。嬉しかったです。

ただ今、京都、そして神戸へとそのフィルムは旅してゆくんですね。これからご覧になる皆さま、そんな、中川監督の作り出す、静かだけど、心に残るいい余韻を味わってみてくださいね。
Daisyも、アナザーヴァージョン上映中、そし10/27にはDVDリリースになります。
チャンスがあったら、見比べてみられてはいかがでしょう。


 想う女とテーブルを挟む殺し屋 

06上半期・映画まとめて!

2006-06-22 | movie
いやぁ、今年も半分を過ぎようとしているぞ!!!
早すぎる…;この前まで寒い寒いって言ってたのにね。

で、上半期もやはり、韓国映画シカ見に行ってない…

おっかしいよなぁ…まあね、音楽はほかのジャンルももちろん聴きますが、ついつい食指が伸びるのが韓モノばかりになってゆく。テレビも…M-netが見られるようになっちゃったんだから仕方ない!韓国のネットラジオずっと流してるし…テレビもネットで見ちゃう。
もともと日本の民放は苦手で…最近またまたどうしようもなく関心がなく…
はモチロン見てますけどね!)
ドラマなんてほとんどわかんない…;

こんなこといつまで続くのだろう…(笑)
ふっふっふ、自分でも不思議ですが…みせてもらうさ!って思ってます^^;

タイヘン遅れましたが、GWウィークに見た映画のご報告。意外にも今年初イッキに3本韓国映画!その後先週1本、ということで、軽~くまとめておくYO。
まずは4/29『ダンサーの純情』 韓流シネマフェスティバル上映作。

                  

撮影していた時からとても気になっていた映画!グニョンちゃん、少女からオトナへ?…という作品と言われていたけど、あいかわらずなんとも愛らしいまだ子役のときのイメージからガラッと変わった、ってわけでもないんだけど、彼女にはいつも泣かされますね…;
「そんなのズルイー!ありえんー!」っていう感情移入もありつつ…だけど、最終的には「みんな、切ないんだよね…」とも思えたのは、役者揃いだったからなのでしょう!ワルモノさんたちもなかなかいい味に見えてくる。
お相手役、パク・コニョンさんがこれまた適役で、すごくステキだった!ミュージカル出身でありながら、大仰さはなくてクール。だけどダンスへの情熱は誰にも負けない!という男前を演じるに相応しくカッコよかった!うらぶれてゆくのになぜかサワヤカだし…
とってもいいコンビだったと思います。
 
で、ダンサー…を見たら、シネマスコーレのスタンプが満杯になったのだが、期限が30日!!!ということで、朝イチのみ上映の『きみに捧げる初恋』に駆け付けることに。だってタダだよ。

       テヒョン君現実でも結婚オメデトウ! 

これは、字幕ナシだがVCDを持っていたんですよね。でもやはり意味分からんところを残していたので、とてもスッキリ^^
そして意外と泣ける!前半はかなりおゲレツで猟奇的なんだけど、徹底的に一途!なテヒョン君の愛が、ちゃんと最後には実るのです。
清純派っぽいイェジンもかなりの大胆演技!コメディもイケルよね。

そして、5/3オットの機嫌を損ねてまで行ったのが(笑)『タイフーン』…だってレディスデイに行きたかったんだもーん!(ケチんぼ

                       

この二人のダブル主演(日本ではドンゴン氏中心のPRっぽかったですが)ってだけでロケ中からものすごい期待でした。その舞台は、韓国国内を始め、ロシア、タイ…ここで昨年末のスマトラ沖大津波直前のロケを行っていてヒヤリとさせられたり…とにかくスケールが大きい。久々に見たブロックバスターものだったので、スリル満点でしたね。
ジョンジェ氏の強く凛々しい海軍将校姿にはホレボレ。言葉は意外と少ないが、内面の痛みも伝えていたと思う。男の中の男!というかっこよさと、心優しく母思いなセジョン。恋愛映画での彼とはまったく違うけど『黒水仙』以来のクールさ、いやさらにストイックな男…重大な責任を背負い、両親への愛も全うしようとする…ひたすら男だ!
そして『ブラザーフッド』での、鬼気入り混じる表情も思いださせるドンゴン氏…同じような問題を正面から描いた作品でもあるし…同じ言葉を話す同じ民族なのに…今日この頃にも、私も、彼のセリフを思い出すことが多い。大好きな人たちと同じ言語で、あの国のニュースが伝える恐畏…悲しいよね…でも南の人はもっと身近にそれを感じているんだろう…
イ・ミヨンさんもとっても好きな女優さん。見ているだけで痛くなるような演技をする人。シンと対面する場面、脱北時を回想するシーンは泣けました。
まぁスピーディーな展開でついてゆくのに必死でもありましたが、意外と繋がりやすく描かれていた気がします。ハッピーエンドとは言えないけど…なんとなく純粋な感じで終わり、決して後味悪くはないが、なにか、あとを引きます…。

っとチカラ入っちゃいましたが、DVD化されたらもう一度見たいし、皆さんにもぜひ見てもらいたいな。

次!『デイジー』
これもこのキャストですからね、制作時から楽しみで楽しみで…

                    記者会見でもスタイリッシュな3人!

キャストだけでなく、あの『恋する惑星』の撮影→『インファナル・アフェア』でおなじみ、香港映画のヒットメイカー・アンドリュー・ラウ監督と、大好きクァク・ジェヨン脚本でタッグを組んだっていうんだから期待せずにはいられないわさ!

全編通してオシャレなのー。映像が!どこを切ってもロマンティック♪アムステルダムとオランダの田園風景が交互に。ジヒョンのハラボジが営むアンティークショップ、彼女のアトリエ兼お部屋、ウソンの住むボートハウス、ソンジェ氏の住まい…すべてがオッサレ~~~
見たかたの「ありゃウソンはストーカーだわ」って言う声も多く耳にしましたが^^;まぁね、それも静かなる情熱だし、あれだけカッコよければ文句はないってもんか!(笑)
ジヒョンのナチュラルな美しさもあいからわず。ジェヨン氏はやはりジヒョンをイメージして書いたのだろうか…そうかもなぁ。
でも光っていたのはソンジェ氏の演技だと思う。日本ではやっぱり"消しゴム"ウソン&"猟奇的"ジヒョンの2トップPRになっちゃってて残念な限り。↑韓国ではポスターだってソンジェ氏が最前だぞ。
おやっさん(刑事の上司ってそう呼びたくなります^^;)もいい役者さんだった。

デイジー韓国サイト、おなじくヤフコリアで色々見れます。

というわけでまとまりがナイですが…ひさびさに映画のエントリーでした!


さてさて明日あさっても早起き;あさっては二度寝できるから、またまた夜明けのレッドデビルに変身だ!
ニッポンは…せめてコテンパンにやられないよう祈るよ…

クリスマスにほしいもの…

2005-12-05 | movie

あっという間に、12月に突入。
Shuffleの中身も、クリスマスソングを増やしてみた。
SOSがイッキに増えますなぁ…(笑)シカオちゃんの『Cloudy』も忘れないでね!

サンタさん、オイラがほしいものは…

 犬!

でなければ犬顔のイケメン!… (すぐそーいうことを言うから…^^;)

っと、思ってしまった映画、やっと名古屋上陸で見に行って参りました。

          
         『トゥルーへの手紙(a letter to true)』

ブルース・ウェイバーという写真家のことは、90年代から大好きで、バブリーだった当時は、何万もする分厚い写真集を買ったりしたもので…もちろん今も大切にしています。
おもに有名なブランド(カルヴァン・クラインがよく知られてるよね)の広告や雑誌での仕事で、今も米国で活躍しているけれど、NYUの映画学科を卒業しているんですね。
これまでもPVやCM、音楽映画の制作も努めているけど、こうして劇場で見られるのは私は初めてで、
この夏、BRUTUS 8/20号を手にしてから、公開をとても楽しみにしていました。

内容は、ドキュメンタリーではありますが、ブルースが様々な手法で、本当に美しい映像を創り出しています。この↑の、トゥルー君たちがちょうちょと戯れる映像、ほんっとにステキでした。私、蝶苦手なんですけどね(笑)ブルースの写真と同じように、独特の質感というか、ザラッとしてるんだけど、なんか温かくて、懐かしい感じがするんです。
ブルースが、自然や古いものを大切にしている心が伝わるからかもしれない。

でも大きなテーマがあって…きっかけは911。
「旅先で君たちのことが心配で仕方ない。あれから世界は変わってしまった。」
と、留守番をするワンコたちへ綴る手紙に添って、愛、死、友情、出会い、自由…色々なことがらから「平和」を語り描く。ストーリーはないけれど、見事にそれがひとつに繋がっていて、受け取れるものの多い映画でした。

「心配で仕方ない」ものが、今の世のなか多すぎるよね?
子どもたちがちゃんと学校から帰るまでドキドキしちゃうなんてさ…
オトナだって、暗い道でもないのに、バッグをしっかり抱え、周りを気にしながら歩かなきゃならないし、
増して戦地では、いや世界のどこでだって毎日何が起こるのか、気が気でない。
無垢な子どもや動物たちが癒してくれることが、こんなにあるのに。

ミニシアター系なので上映期間が短いと思うけど、DVD化された時でも、ぜひ見てみてくださいね。
自分だけは美しく正しく生きようとしていても、それだけじゃダメなんだよね。自分を、大切なものを守ることに、昔の何倍もエネルギーを使わねばならない時代ですよね。それが「疑う」とか「信頼しない」という心を育てる事にならないか、それもまた心配なんだけど。
でもきっとうつくしいものはなくなりはしない。いちばん大切。そう思える映画でもありました。

Give Peace A Chance…もうすぐ、この映画にもエピソードが出てきたJohnの命日。
さ、一週間がんばって、今週末はコイツに会いに行ってこようかな。
 
        
 


今度こそホンモノの消しゴムです(笑)

2005-11-08 | movie

 

   ハイ、『私の頭の中の消しゴム』見てきました。       

この映画のことを初めて記事にしたのは、一年ちょっと前、韓国での公開前かな。
このポスターの、なんとロマンティックなふたり…イェジンの無垢な表情と、それを包み込むウソンの大きな愛が伝わるような…一年前から惹き付けられ、かならず見ようと心に決めていた作品でした。

(ストーリーは大筋お分かりの方が多いと思いますが、少しだけ内容にも触れていますので、
 
これから見に行かれるかたは、以下ネタバレ含。ご注意のほどお願いします。)

yミちゃん、r子さんとウリ娘と並んで見ながら、だいたい私がずーっと思っていたことが…
 
 「こんないい男が…わたしも、ほ、
ほしぃ!~~~!!」 (笑あんど爆)

いやそりゃ、カッコイイです。ガタイよくて、すっごいハンサム。見るからに頼れる。でもそれ以上に、このチョルスって、性格がすっごくいいの。悲しい過去もあるのに、まっすぐで、素直なの。仕事に対しては妥協を許さない。人にも自分にも厳しいが、人望も厚く、努力して出世も出来る男。登場当初はいかにも肉体労働者風だし、ナンパのしかたもちょっとクサイ、女慣れしてる?ところがどっこい一途なのよ~!結婚もゴネながらも受け入れた…スジンにそれだけの魅力と引力があったからなのかもしれないけど…甘え上手同士よね。えっち具合もなんかカワイイ♪満点彼氏!(笑)前半はこの二人の愛し合う姿が、そりゃもう可愛くて微笑ましくて…人生いろいろあったけど、幸せになってください!と心から言いたくなるようなカップルだった。

それなのに、あぁ~ア゛ぁ~…こんな不幸がぁ… しばらくはしっかりとスジンの病を受け入れ、支え助けるチョルスでしたが…後半にはものすごい修羅場があるんです。ちょっとバクバクしちゃうくらい。つらかったー見てるだけで、おっとけおっとけー!! もう崩れ落ちるって感じ…;ラブストーリーというにはあまりに残酷。肉体の病とは違い、脳と心だから…なんかねー…突き刺さるような感じなんですよ;これまでの難病ものとはまた違う感覚。なんか、リアルなんです。
だから、泣ける、っていうより、私は、なんか苦しくなっちゃって…終盤近くまで、うるっとは来るものの涙はこぼれず…でもラスト近くでいくつか、ぷちッ!と切られるセリフやシーンがあって、そっからはどゎどゎどゎ~~~ っと号泣になっちゃったワケです。
チョルスは最後まで強い男で…ちょっとかっこよすぎです!最後も作業着でもよかったくらい?(笑)
あの二人の泣き方と、ラスト前のシーンは反則ですチキショーっ! 『マラソン』と似た手法だと思ったんだけどね。

まぁPRに乗せられて泣くっていうのもどうかと思うし、この映画は、私はもっともっと深い悲しみと愛の物語であり、涙を誘うのが狙いではないと感じました。でも後味は決して悪くはありませんでした。考えたら彼らには、その後もっと苦しい未来が待っているのかも知れないけど…笑顔で見終われる美しいエンディングだったですね。

この監督さん、ウソンと同世代。脚本も担当されたのね。十代をアメリカで過ごし、NY大で映画を学んだそうで、センスいいんだよなぁ~。サワヤカでかわいいイチャシーンもアメリカ仕込みってことかもそれでいて韓国ならではの家族愛も描いていて、それがまた泣かせるんだなー。色々な絡みがあり「この人はこんな風に感じたんだろうか…」という、それぞれのつらさは、多く描かなくても伝わるものがありました。そして考えさせられました。

音楽もオシャレだった!全編を通して流れるのは、オリジナル曲に加え、昔懐かしいラテンやカンツォーネのスタンダード。早速OST取り寄せ中ですが、映画を見ながら、もしかして?と思っていたとおり、BigMamaのイ・ジヨンも歌っています。日本のドラマの曲をカヴァー?の話題はちょっと不透明なものも残ったけどね…でも、その古めかしく少し物悲しい歌が、サウダージ感を呼んでいてすごくステキだったと思う。この感覚って、結構韓国映画にはよくあって…韓国で言うところの『恨』と相通ずるのか…『純愛中毒』もシャンソン風がすごくマッチしていたっけ。映画のトーンすべてが、音楽とともに印象に残ります。好きですねー、あの感じ。
  で、結局、いやー、こんな男が居たらねぇふふふ……まとめもソレかよ!(笑)


 


淡々と。

2005-10-22 | movie

週一ペースのエントリーになっちゃったかな。仕事がちょっと増え、家事や衣替えもままならず…涼しくなりましたもんね。ぼちぼちやるしかないっすね;入力系の内職なので、気分転換しつつブログUP。
娘の修学旅行も無事終了致しましてた。めいっぱい楽しんだ模様。

その隙に?ひさびさの友とひさびさ屋上ランチ、彼女のバツイチ成立話など語り合い…それから『サヨナラCOLOR』(もうひとつザジフィルムのサイト)を見てきましたー。以前ハナレグミの音楽とともに記事にしましたが、絶対見たかった!音楽から入ったとはいえ、魅力的な出演者の顔ぶれでしたからね。
ストーリーや内容についてはほとんど予備知識なしで見ました。邦画ってのも久しぶり。
竹中さん、原田さんはもちろん魅力的なんだけど、周りを固める役者さんの味、キャスティングの妙…いわゆるカメオ出演もワンサカ登場、コレがまたこの映画のおもしろさなんだけど…何度も「おっ!」「アレ?!」ってなったり、クスクス笑っちゃったり…もう1度見てチェックし直したい!(笑)人物のみならずおもしろネタも…むふふ。
OSTはもう前からずっと聴いていて、不思議なタイトルの曲がいっぱいあったんだけど、シーンをみて、あぁこういう意味だったのかー、って感心したりできたのも楽しかった!

竹中さん扮するドクター…しょぼくれ中年で、存在感薄(と、自分で思っている)なんだけど、この人モテてるんですよ…女性に、多分(笑)
きっと、命をかけて愛を傾けるものがあったからなんだと思う。どこか魅力的だったんでしょうねー。
その傾け先にいる原田知世さんが、これまたまっすぐな上たおやかな女性で。
悲しいお話だけど…この先もこの彼女は、きっと強く生きてゆくんだろうな、という、清々しい気持ちで見終わることが出来た作品でした。

そして、私としたことが!?一日おいて邦画をもう一本…めずらしい…(笑)
『8月のクリスマス』を、娘の修学旅行翌日のお疲れ休み日&木曜レディスデイをいいことに、二人で…
そして、シム・ウナさんご成婚記念もあり…(笑)
えいみ、最近なぜか山崎ブームになってて昔の曲をずっと聴いてるし…

こちらは言わずと知れた韓国のあの名作のリメイクであるわけですが、昨年秋にこのリメイクのニュースを聞いたときは、素直に嬉しかったな。山ちゃん、たまに俳優さんになりますがなかなかいいですもん。その上大好きなすばらしいこの作品。期待してました!

観賞後帰宅して、やっぱり見たくなってオリジナルを見てみたんだけど、ハン・ソッキュさんも、この中ではセリフも少ないし、あのつぶらな瞳で…あまり表情も大きくはないんですよ…なのにどうしてこんなにいいんだろう、この映画…
いまはほとんど引退され普通の若奥様シムウナさんも、フレッシュで素直な女の子を好演していたんだねー。日本版に戻ると、主役の二人…演技のプロ!っていうのじゃなくて、不器用っぽい感じなんだけど、それがよかったっていう気がします。高岡の町も舞台にピッタリだったと思う。オリジナルを見てから随分経っていたんだけど、ほとんどまったく同じ部分あり、面白くかつ自然に変化させている所あり…彼女の職業がそれぞれでしたし、エピソードも「ううむ、韓国だなぁ」ってのがあったり。

リメイクものって、どうしたって比べちゃって文句付けたくなるモンだけど、これはそういうのが一切なかった。ひいき目?いや…もちろんベースがいいからなんだろうけどね。満足しましたよ。

この二つの作品、色々共通点があって、どちらも「淡々と死に向かう」物語であり、
音楽から生まれた映画だったり、ミュージシャンが主演していたり。

死に向かってゆく男の姿…「淡々と」に見えるけど、本当はそうじゃない。激しい恐怖や痛みと、内側では限界まで闘っている。そのかたわら、手放したくない愛がある。
だったら、生きられるように、頑張ればいいじゃん!治療を受けて、出来るだけ…!愛する人のため!
でも彼らは、そうはしようとしない…なぜだったんだろう。
それは…このふたりでは、それぞれ違う理由なのかもしれないなぁ。
そのことはまた考えてみたいなと思っています。そんな余韻を残してくれるふたつの映画でした。難病ものがお得意韓国映画につられてか、日本でも増えてきたし、「またかよ」って敬遠してしまうことが多いけど…これは見に行ってよかった。

そしてどちらも、エンドテーマが流れてきた時点でぐぁーっと涙が溢れました。さわやかな涙って感じだったな…。
皆さまにもオススメしますよー。どちらもミニシアター系。上映館をチェックしてぜひ!


Living is appreciating.

2005-09-14 | movie

なんだなんだ、この暑さは!夏じゃん!!! まだ秋物を着られる気温じゃないわね…毎日着るモノに悩んでます。

さてあらためまして土曜日、あいち国際女性映画祭に行ってきたお話を。鑑賞作品は『…ing(アメノナカノ青空)』ずいぶん前からとても見たかった作品。
この映画祭はもう開催10回目となるのですね。文字通り世界各国の女性監督の作品が集結されます。愛知県内の様々な場所で開かれるのも興味深い。そして監督自ら来日したり、シンポジウムや交流パーティが開催されたりして、とても有意義なものとなっているみたいです。今回この作品は、西春郡師勝町という、名古屋のすぐ北にある町で上映されて、イ・オニ監督も参加されるということで、楽しみに参りました。
遅刻で焦ってホールに入ると、お母様とご一緒のr子さんが座席を確保してくださっていて(アリガトウ!)ステージでは昨年同様、町や映画祭、韓国の関係のかたのご挨拶が始まっていたのですが、日本人形を監督に贈呈…そこでやっと、ステージ上にいらっしゃるTシャツにジーンズのギャルがこのイ・オニ監督だったことに気づき驚く!…プロフィールを見るとまだ28歳!撮影当時は26歳だったのねー。ビックリです。

イム・スジョン扮する病を抱えた少女の前に、突然現われ恋をする青年がキム・レウォン。少女の母親にイ・ミスクさん。
韓国映画につきもの?難病&恋愛モノ…ではあるのですが、それだけではない様々なスパイスが効いていて、監督デビュー作にしてなかなかの力作!映像が可愛くてキレイ。「瑞々しい感性で」なんて言うとありきたりだけど、本当にそんな感じなんです。せつないお話なのに、どこかとてもキラキラしている。
少女が病とともに生きる日々のお話…事実は残酷過ぎます。それをどう描くか…『マラソン』とも通ずるなぁと感じたのは、そういった現実を描くのに、ユーモアと、重くない愛情で包(くる)んでいること。どちらかというと淡々としていて、お涙チョーダイ感はない。スジョンちゃんって、どっちかというとそんなに多様な表情をするわけではないのに、伝わるものが強い人。なぜなんだろう。そしてやはりこのママですね。『情事』や『スキャンダル』では色香漂うミスクさんですが、そういうちょっと色っぽい風味なママでもあるんだけど…サバサバと強くて、いいんだわー、このオンマが、なんとも素晴らしかった。レウォン君は、ちょっと軽めでユーモラスないつものキャラでもありましたが、ラストの方はとても心打つ表情をしていて、この彼の役にピッタリでした。つらい時、甘えさせてくれて、笑わせてくれる恋人の存在は、女の子を強く素直にします。たとえ心に傷を、未来に不安を持っていても…徐々に心を開き、感謝と愛を持ち続けて彼女は生きたのです。

                        

よく考えたら、実際はなんとスジョンのほうがひとつ年上! あ、言っちゃった(笑)なんだか包容力のあるレウォンと、ピュアで少女っぽいスジョンにまんまと騙されたよ~(笑) 

昨年と同じように、上映後は監督へのインタビュー。小さい頃からの夢を叶え、映画学校を卒業し、いくつかの映画制作に関わった後の初監督作品がコレ。スタッフも若い世代が集まったらしく、いい現場を作れたと満足そう。レウォン君に関しては、屋根ネコと前後したため、ちょっとキャラがかぶっちゃって…と言ってたけど、あのギョンミンよりはもうちょっとちゃんとした男だったよ!(笑)
韓国映画といえば純愛、そして今後は「家族愛」に流れていくのか、というお話にもなりましたが、監督は「日本で公開される韓国映画が、たまたま恋愛ものが多かったんじゃないでしょうか?韓国ではつねに家族愛を描いた作品が強いです。」とおっしゃってました。ドラマにしても、必ず親子、家族って出てくるよね。韓国ものを楽しむにはそこが大事と、私は思ってるんですが、映画は特別な売り文句が要るしね。これからはこんな流れ!だの、もう韓流ドラマの勢いは衰えつつある?…だの、なんだか決め付けなきゃならないのが日本のマスコミなのねぇ…放っておきましょう。ドラマは値段が吊り上がって、日本の局が買いあぐねてるだけ。まぁ自局で負けずに、いい日本のドラマ作ってごらんって。

話が逸れましたが、映画祭ってこうして監督さんのお話が聴けたり、とっても有意義なすばらしい機会ですよね。そう…それで思い出すのは一年前のこと…ちょっとしみじみ思い出したりする…ますます話が逸れるじゃん!(笑)
じつはこの日の直前に、スンホニに関するあのニュースが伝わってきて…まさか、と思いつつ、記事を読みながら身体が震えてきてしまったその瞬間…あーダメ、いまも思い出すと…娘にはいつどんなふうに話そうかと、眠れなかったあの夜…;
でもその日ほぼ初めて会えたスンホニ家族のみんなは、そんなことひと言も口にせず、彼の未来を信じて、一緒に『氷雨』を見たのでした。
あの日が様々なスタートだったと思うのです。つらく重苦しい日々、そして光に向かう日々へ。
うーん、そんなこともあって、この映画祭に参加して、感慨深かったりしました。おかしな話ですけど…^^;あれから一年…経ったんだなぁ…と。
邪念?でゴメンナサイ!(笑)

というわけでオマケの感慨つき。
…ing韓国サイト もとってもカワイイよ。遊びに行ってみて


RUN,BABY RUN!!!

2005-07-21 | movie

いんや~、ついに来ました36度!それでも今年は夏の訪れはややスロウだったような。
さすがにジリジリって感じの名古屋でしたが、映画館の中はなんだってあんなに冷えるの?!クールビズの効果なんでどこにもないじゃないか!!!
なんとなくノドがいがらっぽい。娘のセキもなかなか治まらず;

夏休み初日でしたが、レディスデイなので、ひとっぱしり行ってきましたよ!
 『マラソン』
ひじょーに好評でしょう!で、この映画って、日本でものすごく人気な韓流俳優さんが出ているわけじゃないでしょ。(ごめんね、スンウさん。あくまでも「日本で」なの!)だから、作品自体でこれだけ評価が高く、日本でも異例のヒットとなったみたいだね。

 うむ、納得!それだけのことはある!チョ・スンウ万歳!!!

「感動させよう」という意図ミエミエがなかったし、スンウさんの演技がどーの、っていうよりまるでドキュメントみたい。わりと淡々とユーモラスに描かれていて、とっても爽やか。でもラストのポイントまでの引き上げがすごい!知らず知らず涙ぼたぼた…僕カノといい勝負の降涙量  
障害を持ち、
ものすごく純粋な彼が、少しずつ、そしてめざましく成長してゆく姿がとてもいいテンポで描かれていてリアリティがあります。親離れ子離れ…これも、私にとってはそろそろ、ちょっと痛いネタでもあり。手を離すべきところ…どんな親でも子どもでも、必ず悩む地点であるからね。
子どもが本当にやりたいことを、見つけさせてあげたい。それも考えさせられること…。

自閉症であること、その親であること…その気持ちや立場まで「わかるわぁ~」とは正直言えないですよ…周りにもいますけどね。とっても純粋で可愛い子ですよ。やっぱり絵がすごく上手で…失礼ながらそんなふうにしかわかっていない。
だけど、誰だって誰かの子ども!そして誰かの親である場合も。そうであれば誰だって感じることを、表現してくれていたと思う。そこがこの映画のとてもいいところだったと思います。
なにが特別で、ふつうだなんて、親子の間には関係ないもん。
だけど、弟くんが感じていたものも、このオンマにはすごくコタエただろうなぁ~…
弟くんもアッパも、コーチのソンセンニムも、ちゃんと分かってくれたのは、二人の情熱ゆえ。よかったよかった。
恋愛モノとは違うけど、「愛」と「情」を描いてるすばらしい作品です。オススメ!キム・ミスクさんもとてもすてきだった。どちらかというとご年配のかたがたくさん鑑賞にいらしてましたね。


   これは我が家のストックのチョコパイ。ましっそ!


やんちゃもいい加減にしなさい!

2005-03-28 | movie


名古屋は、地球博関連で名駅近くのサテライト会場内に新オープンした、109シネマズにての上映。ピカチュー帽子の親子連れの群れをかき分け、鑑賞前のおしゃべりから走りっぱなし!の、我らHLJ@愛知メンバーの皆さん。先月のオフ会でお目にかかり、すでに大の仲良し状態。楽しいです!
2日目にもかかわらず、パンフが売り切れ;超人気なのか、劇場側が入荷数甘く見たか…ふっふっふ;後日必ずや手に入れましょう!
この作品の監督さんは、なんとスンホニと同じ年齢、撮影当事は25歳くらいだった?!チャレンジャーな制作だったでしょう。でもさすが若さ!ひとまずとりあえず、スカッとスピード感が小気味よい映画でございました!テンポがよくてPVタッチで楽しい。新しいタイプの映画ですよね。3年後のいま、やっと時代が追いついてる感じすらします。

ひとまず、内容を織り込んだレヴューなのでネタバレ配慮、カメレオンで背景文字にドロン!(範囲指定で反転すると読めます。でもリンク部分がのぞいてしまうのでご容赦。)

3人組映画って、古今東西色々ありますよね。古くはお笑い三人組(古すぎ)からサボテン・ブラザース…ハリーポッターも?それぞれが個性的で「私はこのタイプだな」ってのがあったりしませんか?
イルタン3人では、私は…ちょっぴり気が弱くて、馬鹿正直者のジノンだわ(ウソつけ!)

そうとうアブナイ言葉をがしがし使ってたと思うんですが、なんてったって韓国では15禁だったらしいし。冒頭近くの「ハスキー犬はシベリアにしかいるはずないだろ!」って、ああいうおバカな会話って大好きで、爆笑しちゃってました。

しかーし、困ったところから言うとやっぱり音楽でございます…;
冒頭のつかみだっただけに…ちょっと悲しかったんだなぁ…;『Don't stop me now』に合わせて作られていたはずのオープニングだったのに。思わず娘と「なんだコレ~?!」ジノンのお部屋のフレディ・マーキュリーのポスターが空しかった…;
新旧洋楽(って韓国でも言うのか?)をうまーく取り入れてること、韓国映画によくみられるので、ホントは生かしてほしかったんだけどなー。
OSTがほしいと思ったんだけど、現在入手困難っぽい。こちらはオリジナルでイカス洋楽曲がいっぱい。
しかし冒頭でQUEENの代わりや、エンドロールにも使われていた韓国のバンドBulldogmantionの『Happy birthday to me』(wmpでMV出ます)も弾けててカッコイイ曲です!

三人そしてボムスさんに加え、ワキにはこの人!ドロボー役、イ・ムンシクさん。『オー!ブラザーズ』でもすぐキレる警官のオジサン役で目玉ひんむいてました(笑)情けない顔が味な、失恋したドロボー。警察署長さんやドロボーと組む屋敷のおっさん…ヘンな(失礼)アジョシ連中が、若い4人を盛りたてている感じがとてもおっかしくてナイス。
ボムス氏、ありがちな熱血刑事なんだけど、やっぱどこか情けない。やたら足が速く、追っかけてるだけで、三人との絡みは意外と少ない。でも双方の間になにか、シンパシーを感じさせるものが…それはなんだったんだろうなぁ…。

スンホニ=ソンファンは、育ちはお坊ちゃま、まぁやんちゃでわがままで、アタマちょっと弱くて、カッコつけ屋のイヤ~な野郎です。だけど、だけどなんで?!カワイイんだよなー…そこが(笑)。これまでドラマなどで見てきた役柄とはあまりに違って、あれだけノビノビとイキイキとぶちキレる彼、その新鮮さももちろんなんだけど、21歳のギャングスタ上がり高校生というハスッパさと、ホントは愛に餓えてる?友情にそれを求めている?…イヤミなく、いや、嫌味たっぷりに、いい塩梅で演じていたと思います。見ていてなぜか気持ちいいんですよね。あの一途男の片鱗もないんだもん(笑)しかしやはりどこか品がいい…贔屓目ですかね。トイレに顔突っ込まれても美しい…(笑)
サンウさんもおピッタリの役!マダム大好き高校生モムチャンホスト・ウソプ…居そうだよなー、同級生の女の子なんかには目もくれないんだろう。ファニーな表情が母性本能くすぐりタイプ。いつも思う…サンウさんに似てる赤ちゃんをよく見る…(笑)
イチバンふつうなキム・ヨンジュン君扮するジノン。普通に同世代の女の子と付き合いたい。ホントはモテたい。ほげーっとしてるけど世の中ちゃんと見てる。三人組のバランス取りの役目に、こういうキャラは大事!密かに大活躍の紅一点・ユジン(イム・ジョンウン、ちょとだけシム・ウナ似?)もいいキャラクターでした。
でも、そのほかには女ッ気なかったよねー、あまりに…恋をしないスンホニって、アレ?みたいな肩透かしもあったけど、それは思い入れ過ぎってもんでしょうか。それなのになんだか、ソンファンをめちゃくちゃセクシーに感じたのは、私だけ???お着替えのシーンのみならずね(笑)
さすがに若手の初監督作品、雑な部分がなかったわけじゃないけど、面白かった!パンフも手元になく、まとまりないレヴューですが、こんなところです。


かならずもう一度(以上?)劇場に、と思っています。もう一館、愛知県内でも上映が決まっているし。スンホニのこれからのためにも、お客さん沢山入ってもらったほうがいい。もちろん観てソンはさせません!オトココドモにも楽しめるんじゃないかな。ぜひぜひ、まだのかたは観に行ってみてくださいね!お願い申し上げます!

     

   ほぅーら、やな男でしょ~?(笑)   バイクで、車で、足で、とにかく走る走る!


ひとまず走る日!

2005-03-27 | movie
公開日直前だというのに、別王子をトピックにしてました~↓ てへへ;ミアネ。



しかーし、
最近また夏の香りをネット視聴したり、
ミヌしモードになっていたりも♪



このズッコケ?3人組、なにをしでかすのか?!
カメイケっぷり、本日とくと拝見させていただきたいと思いまーす


(注)カメイケ…「カメレオン・イケメン」大ギャップな役柄を見事にこなす王子の称号byどもさん家^^