Tさんのケリー・ソプラノ 修理 2

この所、ウクレレイベントに参加したりシルバーの仕事でも多忙な毎日ですが、その合間にウクレレ修理もしています。
ウクレレ修理は焦りは禁物、、急ぐと大体失敗してやり直しなんて事はよくあります。

しかし預かったウクレレ修理では失敗は出来ません。
Tさんのケリーは３度目の修理、、割れた場所は前と同じ、、しかし今回はボトムの方までクラックが伸びてしまった事と、何かの衝撃で割れ目はずれていましたが、比較的直ぐに受け取れたので大きなダメージではありませんでした。

クランプを工夫して以前貼ったパッチも接着し直します。

ヘッドの角が欠けていたので、パテを塗ってみました。
茶とベージュを混ぜました。
　
割れ目に下地ラッカー を少し塗ってみました。
　
乾いたので水研ぎしてみました。

こちらも磨きました。
　
少し着色しました。
　　
何度かやり直しました。
　　　
次はラッカー を部分的に塗ります。
数日分をまとめました。

以前に塗装したカマカコンサートは、あれからずっと乾燥させています。
と言っても乾燥機がある訳ではなく、自然乾燥で日が経つのを待っています。
　　　　　
カマカも、来た当初よりだいぶきれいになったと思います。

続く。