メイプルテナー その後

自作ウクレレはこのウクレレで丁度１２本目くらいなのですが、今まで作ったものは飾ったままで弾かない状態が多いです。
作る事だけで、満足してというよりは楽器として気に入らなかったりです。

しかし、今回のウクレレはなんとか音が出ますので、今は練習用に使っています。
ジブリ隊練習と神楽坂オープンマイクと２回の出動もしました。
　
１限の音が少し詰まる感じがしたので、先日も少しすり合わせしたのですが今日もう一度僅かに調整しました。
勿論、何mmも削る訳ではありません。

まず、弦を少し緩めて、問題のあるところ以外をマスキングしました。

定規を当てて、よくない部分をチェックします。

本当に少し、測りながら削りました。
その後、紙やすりを使ってフレットを成形します。
　
高音のハイポジの音のつまりが少し改善しました。
サドルのトップも少し改良しました。

また、先日、サドルの１弦側だけ僅かに上げました。
これも数mmではなく、紙１枚〜２枚程度です。

よくウクレレの弦高を下げる人がいますが、その場合まずはナットの溝から下げます。
サドルは下手に下げると音そのものをダメにしてしまう場合があるので、出来れば信頼できるリペアマンへお願いしてください。
 
このウクレレの場合、ナット側は０フレットがあるので、これ以上ないくらい低いです。
   
また作る機会があれば、これを踏み台にしてもう少し改良できるのですが、さていつの事になるやら。