弦は緩めるか？

ウクレレを見ているとたまにネックが妙に反っているものや、トップが波打っているものを見かけます。
しかし、チューニングが合っていて、弾きにくくなければそれでもオーケーです。

売っている時は平らだったのに、、何時の間にかそうなってる。
何だか弦高が高いなと思ったらネックが少し反っている気がする。

大きく反ったら、それはもう駄目なのですが、軽い反りなら弦を揺るめて置くと戻る場合も有ります。
弾いては弦を緩めると、、ネックがその度に動くのでそれもよくないそうです。

それと緩めておいてもネックが反ったりトップが歪んだりする事もあります。
これはその楽器の置かれている環境、温度や湿度にも関係があります。

部屋の中でも日の当たる場所はNGです。
真夏の車の中でひなたぼっこも駄目です。

１週間弾かない場合は、弦のペグを半回転X２回とか決めて緩めておきましょう。
ギターやベースも同じです、、、ウクレレでもギターでもネックが太いものは、、実は丈夫です。
その分弾きにくかったりする事もありますが、丈夫で長持ちも大事です。 

今日は夕方、、雨が降り出しました。
家では一番小さなウクレレを思い出して弾いてみました。

ナットもサドルも自作のものに替えて前に調整したのですが、少し弦の間隔が良くない事に気がつきました。
ナットを作り直そうかと思いましたが、１弦だけ切り直せば大丈夫そうなので、１弦の溝を牛骨の粉と瞬間接着剤で一旦埋めて磨き直して、、１弦の溝は新たに少し位置を変えて切り直しました。
 　
凄く良く成ったので、暫く弾く事にしました。
オルカスの細い弦が張ってあり弾き易いです。
 　
このソプラノウクレレはネックはコンサートが付いています。
そして、このウクレレの特色は少し指板の幅があるので、小さいボディーながらソロ弾きにも向いています。

音質は少し高めで、やはりハワイの音質なのかな。