ウクレレ 傷取り ２

先日少し磨いた自分のウクレレですが、もう少し追求してみようと軽く磨いてみました。
グロス系の塗装のウクレレの傷はある程度までは気に成らない程度に直せる事が判りました。

当然ですが艶消し系も、艶消しラッカーを使えばある程度凹みは誤魔化す事が出来るとは思いますが、どうしても目だつ様に成る可能性が高いです。
半ツヤのウクレレも同様です。

使うラッカーは、プラモデル用のアクリルやエナメル系はまず出来ません。
仕様不可能です、、、何故なら、あれはスケールモデル用で、実際に使う道具用ではありませんので、磨くと取れてしまう程柔かな塗料です。
傷取りの場合は、筆塗り用のセルロースラッカーがいい様です。 

少し盛り上がる程度に塗って数日乾かして、完全に硬く成った上での作業と成ります。
　
 
1500番の水研ぎ用の紙ヤスリを、必ず水を付けてゆっくり磨きます。
出来るだけ他には傷を付けない様に平行に傷に入れた塗料が 、真っ平らに成る様に磨いてゆきます。
ご覧の様にうっすらと艶消しに成ります。
 
次にコンパウンドでゆっくりと磨き上げます。
 
ほぼ判らなく成ったところで終了です。
 
金属類の汚れは、一番柔らかいナイロンの歯ブラシ、、使い古しで軽く磨きます。
 　　　
スプルースも同様に磨いてみました。
完全に新品の様に成る訳ではありませんが、やりようによっては可成り気に成る傷は消せる事が判りました。

音には関係があんまりないですが、不用意に付けた傷でがっかりした場合、、つやのあるウクレレはある程度簡単な作業で目だたなくする事が可能です。 

◉　まったくの無傷状態に戻す事はまだ出来ません。
出来るだけ加工無し、オーバーラッカー、塗装し直しをしないで簡易な方法ですので、新品の様に成る訳ではありません。