Casa Galarina

映画についてのあれこれを書き殴り。映画を見れば見るほど、見ていない映画が多いことに愕然とする。

ミツバチのささやき

2017-11-18 | 外国映画(ま行)
★★★★☆ 1973年/スペイン 監督/ビクトル・エリセ

(CS)

再見。
フランコ政権下、恐怖に支配されるスペインを無垢な少女アナの幻想的な体験を通じて描く。
これでもかと描かれる死のイメージ。
アナがあまりに純粋で無防備であるゆえに不穏さも際立つ。
陽光降り注ぐリビングで、死んだフリをする少女のカットにぞっとする。
美しいのだが不気味。これぞスペイン産の味わい。


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