Casa Galarina

映画についてのあれこれを書き殴り。映画を見れば見るほど、見ていない映画が多いことに愕然とする。

ダンケルク

2017-12-31 | 外国映画(た行)
★★★★☆ 2017年/アメリカ 監督/クリストファー・ノーラン

(レンタル)

もともと時系列をいじるのが得意なノーラン。
そのテクニックが複雑な構成を呈してしまうことが多いのだが、
今作は実にシンプルな形で最後のカタルシスへと突き進むのがいい。
そして、本作はNetflixなどに押される映画の在り方として新たな視点を与えてくれている。
ドラマのアドバンテージは人物や物語を「時間をかけてじっくりと描ける」という点だ。
今後映画は2時間という尺、時間の使い方にもっと向き合うべきかも。
長丁場のドラマに比べりゃたったの2時間。
いかにそこで語り尽くすか、魂を込められるか。
ダンケルクを見てそんなことを思わされた。
Mライランスの渋い演技が印象的だった。


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