Casa Galarina

映画についてのあれこれを書き殴り。映画を見れば見るほど、見ていない映画が多いことに愕然とする。

レッドクリフ Part I

2009-04-18 | 外国映画(や・ら・わ行)
★★★☆ 2008年/米・中・台・韓  監督/ジョン・ウー
「やっぱ戦国モノでも、心理劇がないとツライ」


どうやら盛大な祭りのようなので、とりあえず参加しておくか、と思い鑑賞。良かったら、part2は映画館で見るつもりだったのだけど。

しかし…。大スペクタクルの醍醐味があまり伝わってこないのでした。やっぱりこれは映画館で見ないとダメなんでしょう。それにしても、もっと駆け引きのサスペンスがあるかと思いきや肩透かしです。ただひたすらにバッタバタと人が死ぬシーンは、もはや早送り。

微笑んでばかりの諸葛孔明のどこが策士なんでしょうか。各将軍1人ずつ見せ場があるところは、「ライブのソロパートか!」と突っ込んでしまいました。「八卦の陣」でしたっけ?あれも、なんかゲーム見てるみたいだよなあって感じで。

これなら、いっそのこと子供も見られる映画にすりゃいいのにと思います。敵をあざむく作戦とか、小中学生、好きじゃないですか?でも、意味のないラブシーンを入れることで、それも難しくなってるんですよねえ。

三国志を知らないので、逆に先入観のない公平なスタンスで見られるかと思ったのですけど、残念です。唯一良かったのは、トニー・レオンと金城武が見つめ合うシーンが目の保養になったということでしょうか。

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