『ありがち日記』

オタクな日々をコツコツ更新中。

新しくなった…!

2019-03-27 | 日記

gooブログのページが新しくなりましたね~。
前々から予告もありましたし、スマホのアプリもずっと使っていたので、
どのように切り替わっているかドキドキしていましたが…


なんか、まだ使い慣れていないので、
もう少しいろいろ触ってみないとなぁ。

とりあえず、これは新しいエディタにて編集しています😉 
SNSが主流になっているので、ブログもちょっとずつ変化しないとね。
ハッシュタグとか、SNSっぽい感じあるね。
あと、最近はどのホームページも
スマホから閲覧する割合が増えてきているようなので、
スマホ基準でページを作成するということが増えているみたいです。
確かに、仕事ではPC使うけど、スマホやタブレットで検索するもんな~。

どういう風に使っていくか改めて考えよう。
基本的には、変わらないとは思うけれど、この機会に。
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「ミスター・ガラス」

2019-03-24 | 映画

M・ナイト・シャマラン監督の最新作、やっと盛岡でも公開
作品が微妙な時期もあって挫折しそうになったりもしたけど、
前作の「スプリット」でけっこう良かったので、こちらも楽しみにしていました。
それも「アンブレイカブル」「スプリット」の続きなんだから尚更観なきゃですね!

あらすじです。

ある施設で、特殊能力を有する3人を対象にした研究が始まる。そこには、悪を察知する力と不死身の体を持つデヴィッド(ブルース・ウィリス)、24種類の人格が同居する多重人格者のケヴィン(ジェームズ・マカヴォイ)、ハイレベルなIQと94回も骨折した繊細な肉体を持つミスター・ガラス(サミュエル・L・ジャクソン)が集まっていた。(シネマトゥデイ)

スプリットで多重人格者を見事に演じたジェイムズ・マカヴォイは、
さらにその演じ分けに磨きがかかった怪演でございました。

アンブレイカブルのデヴィッド(ブルース・ウィリス)は息子とともに、自警活動をしており、
そこでターゲットとなるのがケヴィン。
ビーストとなったケヴィンとの対決が始まると、気付いたら周りを包囲されており、
精神科医の女性につかまってしまう。そしてとある施設に収監されることに…
そこには、デヴィッドとはすでに関わりのあるイライジャが。

特殊能力を持つ3人の男が集まったところで、いよいよ本題なのです。
「ヒーロー」のように振舞っているだけで、彼らの能力は単なる思い込みであったり、
前頭葉の肥大のせいなんだということを証明しようとする精神科医。
一見カウンセリングで治療しているのかと思いきや、イライジャの様子を見ると、
薬によって(力技で?)すべての能力と人格を奪ってしまおうと考えているのは明らか…
ちょっと怪しいなぁ…と思っていたらやはり怪しい集団が出てきました。
最終的に、彼らを始末しようとしているのがわかったときはゾッとしました。

しきりにヒーローが存在するのか、存在するなら証明を、ということが
描かれていたように思います。
その証明が今作では映像として残すということでして、
施設のあらゆる場所にカメラが設置されて、これが重要なキーとなっていました。

アメコミやヒーローものの作品が量産されている昨今、
シャマラン監督ならではの視点でヒーロー(またはヴィラン)について、
その成り立ちや、待ち受けている運命などに踏み込んでいった作品だなぁと思いました。
MCUでアベンジャーズを結集させた人物を演じるサミュエル・L・ジャクソンが
今作でも高いIQで3人の男たちをまとめるミスター・ガラスを演じていたのも何かの意図があって…?
(いや、そんなわけはないんですけど、それにしても出来過ぎ)
決してスッキリする終わり方ではないのですが、
もしかしたら続きもあるのかも…?どうなんでしょう?

あ、今回ちゃんとシャマラン監督出演してます。
しっかりセリフもあって、かなり長い時間でした。

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「ヴィクトリア女王 最期の秘密」

2019-03-23 | 映画

盛岡でも上映されるのを待っていました!
英国の宮廷ものが好きなので、ここ最近クイーン映画が多いのは嬉しいです。
有名なヴィクトリア女王とはいえ、晩年のお話なので華があるのか…?と
失礼ながら勝手に先入観を持っておりましたが、私が間違っていました。

あらすじから。

1887年、ヴィクトリア女王(ジュディ・デンチ)の在位50周年記念式典で記念金貨の献上役に選ばれたアブドゥル(アリ・ファザール)は、英国領のインドから英国へ赴く。夫と従僕がこの世を去って心を閉ざしていた女王は、王室のしきたりに臆することのないアブドゥルと徐々に絆を深めていく。(シネマトゥデイ)

ジュディ・デンチの演技は本当に素晴らしいの一言。
ずっと長い間偉大な国の女王として君臨し続けた誇りや輝かしい業績とは裏腹に、
本当に心を許せる人が周りにいないという孤独や苦悩、
一人の女性としても寂しさを抱えながら生きなければならないなんてね…
そういうのをリアルに演じてらっしゃるもんだから、目が離せないんですよ。
さすがだなぁ。
年齢による衰えを包み隠さず表現しつつも、気品・気高さは失われていません。むしろ重みが。

それにしてもさ…
どの映画を観ても思うけれど、女王って本当に辛い!!無理!!!

そして、インドからやってくる若きアブドゥル。
王室の堅苦しいしきたりの中で暮らしてたら、何かねぇ…確かに彼は魅力的に見えると思いますよ!
イケメンだしさ(ここは大事!)。
たぶん女王自身も見たことのない珍しいものを吸収することも新鮮で楽しかっただろうし、
そういうのってトキメキにつながってくと思うのよね。
恋なのか、息子としてなのか、それはわからないですが、トキメキは誰にでもあるはずで。
現実で2人の間でどれほどの絆が生まれていたのかはわからないですけどね。

宗教や身分にとらわれないで交流を育むことに、焦点を当てたかったのかなぁ?
何か公開された時期とか考えてみても、そう思わずにはいられません。
そうなると、単純に素晴らしい感動的な映画だったわぁ!とは言えないかもしれないです。
アブドゥルが振り回されているように見えたのもちょっと可哀そう…
奥さんまで巻き込まれているし、一緒に来たインド人の友人も、故郷に帰りたがっていたのに…

やっぱり侵略して植民地化していった国ということも忘れちゃいけないんですね。
その分、争いもあったわけですし、双方に死者もたくさん出たと思うんです。
美談として受け止めるだけじゃなくて、背景もちゃんと理解していきたいものです。

スクリーンに映し出される王宮や衣装、自然の風景も美しくて、
この映画の雰囲気を盛り上げてくれていたように思います。
今回は地元の映画館の中でも古いスクリーンだったので、
欲を言えばもっと大きくてクリアな感じで観てみたかったです(^^;

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もう春ですね!

2019-03-22 | 日記

…とタイトルに書いてはみたものの、
私の住む北東北は、まだまだ最高気温が一桁の日もあります。
確かに日差しは暖かい春を感じますが、天気予報を見れば雪マーク

今日も寒かったな。

南のほうでは桜の開花がニュースになっていますが、まだもう少し先ですね…
早くお花見したいですわ


怒涛の2019年も3か月が過ぎちゃうけれども、4月から気持ちを新たに、がんばろ~!
(3月が終わったかのように言っているけど、まだだからね!!笑)
楽しいこともたくさん待ってるよ~~~!!

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「キャプテン・マーベル」

2019-03-17 | 映画

本作品の日本での公開に合わせるかのように、
エンドゲームの本国版ポスタービジュアルや、新トレーラーが公開され、
「あーっキャプテン・マーベル本当に出てるーーー!!」と興奮した私。
エンドゲームを前に、気持ちが高まってまいりました。

~あらすじ~
1995年、ロサンゼルスのビデオショップに、突然正体不明の女性(ブリー・ラーソン)が空から降ってくる。彼女には驚くべきパワーが備わっていたが、全く覚えていない“記憶”がフラッシュバックすることが悩みだった。その記憶にはある秘密が隠されており、それを狙う敵がいた。彼女は、後にアベンジャーズを結成するニック・フューリーと共に戦いに身を投じることになる。(シネマトゥデイ)

エンドゲームまでの繋ぎでしょ?と思われがちですが、
これまでのMCUで散りばめられてきた伏線が回収されていたり、
アベンジャーズという名前の由来、IWでフューリーが希望を託した機器の謎が明らかになり、
むしろアベンジャーズ0的なお話に思えました。
時代も1995年。懐かしいものがたくさん登場しています。
Windows95とかさ、ネタになっちゃうくらい過去のものになっちゃったんだなー(笑)

驚いたのはフューリーとコールソン(生きてる!!)の若返り。
デジタルで処理したらしいけれども本当に自然で…
映像や効果の素晴らしさは言うまでもなく。

ブリー・ラーソンさんはこの役のために体を鍛えていたそうですが、
見事なアクションでしたねー。
でもどこか身近なお姉さんというようなところもあって、
そういう人たちもヒーローになることができる、誰でもヒーローになれる、というような
そんなマーベルのメッセージ的なものを感じさせました。
配役の絶妙さは、ジュード・ロウにも言えるのではないでしょうかね(笑)
彼が一体どんな立場なのかわからなかったのですが(味方なのか敵なのか)、
まさかあんな風に最後退場するとは!何気にツボでした。

そして素晴らしいキャストはもう一人(一匹?)。
猫のグース!最高に可愛い猫~~~と思って見ていたら…わぁ!!
かなり衝撃的でした。猫好きの方はどうなの?ありなのかな?

この作品は女性が主人公のヒーローであることから、
女性への性差別を無くし、女性の地位向上に向けた大きな意味があるのかもしれません。
最近は「ブラックパンサー」でも人種差別に対して。
『多様性』の時代。
時代は変わるし、映画もそういう社会的な流れを映し出すものだということなんですね。
そして、戦争というものの愚かさも訴えていたと思います。

何だか小難しいものみたいになってしまいましたが、、、
とにかく強すぎな無敵ヒーローの活躍をぜひ大きいスクリーンで楽しんでください♪
そしていよいよ来月に迫ってきたエンドゲームに備えましょう(笑)

オープニングは必見です。初っ端から涙涙…
スタン・リーへの感謝と愛に溢れたオープニングでファンには嬉しいサプライズです。
(サプライズと言いながらここで書いちゃ意味ないか…)
エンドクレジットのおまけ映像も忘れずにー。
アベンジャーズに加わるキャプテン・マーベルのトーンの低さが重かった…辛い。

お客さんの入りがそんなに多くなかったのが気になりました…
日曜の午前中だったからかもしれませんけど、そんなもんかな。
でも、小学生くらいの男の子とお父さんのペアが隣に座っていて、
きっと普段からお家でもこうして二人で映画を楽しんでいるのかな?と微笑ましかった~。
親子で見ても楽しめるっていいですね。

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今年の3.11は…

2019-03-14 | 日記

今年の3.11は、職場で過ごしていました。
何となくその前日くらいから、気持ち的にざわざわする感じがあって、
やっぱり当日となると8年前のこと(その時も職場)を思い出しました。

復興というのは簡単じゃないということが年々身に染みてわかる気がします。
実際に足を運んでみたり、話を聞いてみたり。
共通する課題もあれば、地域ごとに異なる課題をも抱えて複雑だなぁと。

8年前の今頃は日常生活もままならない日々であったことを考えると、
当たり前のことに対する感謝の気持ちも生まれてきます。
そこから学ぶこともたくさんあったわけだし…

地震は日本各地でこれからも起こりうる災害なことは間違いないので、
その時に自分はどう行動するかシミュレーションしたり、
防災への意識は高めておかなければなりません。
何もないことが一番いいですけれど。。。備えは大事ですね。

そんなことを想いながら、3月11日という日を過ごしておりました。
これからも、こんな風に当時を思い出したり、考えをまとめたり、実際に何か行動したり、
そういう日にしていきたいなと思っています。

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村雨辰剛『僕は庭師になった』

2019-03-10 | BOOK

心待ちにしていた村雨さんのエッセイです。

NHK「みんなで筋肉体操」やSNSで話題沸騰!!
各所で大注目の筋肉庭師、初の単行本!!

スウェーデン生まれの青年は、なぜ帰化するほどに日本文化に魅了され、徒弟制度で庭師を志したのか──。秘蔵写真や撮り下ろしフォトも収録した自伝的エッセイ。(本の紹介ページより)

最近はNHKの「筋肉体操」でブレイクされて、
ますます活躍の場を広げていらっしゃいますが、お仕事は庭師さんです。
なぜ日本で庭師という仕事をしているのか、なぜ日本に帰化したのか、
そしてどんな気持ちで仕事に向き合い、これからどうなっていきたいのか、
文字数は少ないかもしれませんが熱い気持ちが伝わってくる本です。

すごく感動しました。
ありきたりな感想で申し訳ないのですが…本当に!

徒弟制度で修業を積まれている頃だと思いますが、
盆栽鑑賞の趣味を通じて、初めて村雨さんのSNSを知ったのはおそらくその頃。
なので、帰化したというお話や、関東圏でお仕事を始められたことなど、
その辺りはちょいちょい存じ上げておりましたが、
その時その時の決意に至る過程や気持ちなどは、この本を通して少しだけ知ることができた気がします。
たぶん書かれていることはほんの一部だと思いますが、なんか嬉しいというか。
同じ時代に生きられていて良かったなぁ~と。
これからの活躍もすごく楽しみです!

そして、個人的には、日本庭園に限らず庭園鑑賞、これからもどんどん楽しもうと。
去年、鎌倉の光明寺で見てきた庭園が村雨さんの本でも紹介されていて、そう思いました。
比較的新しいお庭でも素晴らしいところがありますしねー。
どんな伝統文化にも言えることかもしれませんが、
脈々と受け継がれてきた文化、技術が無くなってしまうことだけは避けたいものですね…
そして世界的にも特異で誇れる文化を、日本に住む人たちが理解していかないとと思いました。

刺激を受けまくりまして、、、
当面は、英会話ももっと頑張ろう!と決意したのでした…(^^;

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アンソニー・ホロヴィッツ『カササギ殺人事件 上』

2019-03-07 | BOOK

ミステリ小説を久しぶりに読みたいな~と思っていた時に、
この本をお勧めしていただいたので手に取ってみました。
文庫で上巻と下巻に分かれていますが、まずは上巻です。
(下巻はまだ途中なんです…)

あらすじから。

1955年7月、サマセット州にあるパイ屋敷の家政婦の葬儀が、しめやかに執りおこなわれた。鍵のかかった屋敷の階段の下で倒れていた彼女は、掃除機のコードに足を引っかけたのか、あるいは…。その死は、小さな村の人間関係に少しずつひびを入れていく。余命わずかな名探偵アティカス・ピュントの推理は―。アガサ・クリスティへの愛に満ちた完璧なるオマージュ・ミステリ!

上巻は、アランという作家の書いた小説を、編集者が読むという設定で始まります。
パイ屋敷を中心に、小さな村の住人たち、そして余命わずかな名探偵アティカス・ピュント。
何となく舞台となる村とか探偵の描写にアガサ・クリスティの有名作品の雰囲気が感じられ…ますかね?
正直なところ、私にはそういうところがわからなくて…

たぶんたくさんの伏線が張り巡らされているんだろうと思います。
唐突になぜその説明が始まるんだろう?と思う部分があったりします。
名探偵がかかわりのある人物一人ひとりに訪ねていくのですが、
そうすると思っていたような人物と違って見えたりして、表の顔と裏の顔があるんだろう…とか。
一番謎なのは、パイ屋敷の家政婦でしょうか…
彼女に何があったのか、何を考えて暮らしていたのか、などなど、
読み進めるに従ってますます気になってきてしまいました。

上巻の最後に、アティカス・ピュントは犯人がわかったということを明らかにします。
「よし、これで下巻は犯人当てだ!!」と思うじゃないですか。
そうしたらですね…
編集者のスーザン視点の話に戻るんです…

えぇ??誰が犯人なの??

スーザンも犯人がわからないままの中途半端な原稿を前に、きっとそんなことを思ったでしょうか(^^;
下巻は改めて感想を書きたいと思いますが、これからどんな風にストーリーが展開するか楽しみです。
まあ途中までは読んでいるんですけどね。
ふふふ。

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「グリーンブック」

2019-03-02 | 映画

アカデミー賞作品賞だけあって、平日昼間でも席の4分の3は埋まっていたのでは。
私もたぶん、一番観たかった作品かもしれないです。
白人目線の作品であるとか、ドン・シャーリー側にはどうやら無許可で?作られたとか、
作品賞受賞を疑問視する声もあり論争となっているようですが、、、
なるほどそういう目線でも観てみると、純粋に作品として楽しむだけではなく、
映画製作全般に関する“多様性”の問題にも目を向けられる作品であります。

あらすじです。

1962年、ニューヨークの高級クラブで用心棒を務めるトニー・リップ(ヴィゴ・モーテンセン)は、クラブの改装が終わるまでの間、黒人ピアニストのドクター・シャーリー(マハーシャラ・アリ)の運転手として働くことになる。シャーリーは人種差別が根強く残る南部への演奏ツアーを計画していて、二人は黒人用旅行ガイド「グリーンブック」を頼りに旅立つ。出自も性格も違う彼らは衝突を繰り返すが、少しずつ打ち解けていく。(シネマトゥデイ)

見どころの一つは、真逆のキャラじゃないかと思うほど変身している、
トニー・リップを演じるヴィゴ・モーテンセンです。
彼はいまだに私の中ではアラゴルンなんですが、実際の彼も知的なイメージでして、
まさかこんな荒々しい役柄を演じてもこんなに素敵なのか!!と衝撃でした。
あんなにおいしそうにケンタッキー・フライド・チキン食べるヴィゴ!
油でベッタベタな手でハンドル握らないで~っていう変なところで気になりまくり(笑)
観た後にフライドチキン食べたくなります、マジで。

助演男優賞受賞も納得のマハーシャラ・アリ。
実際のドン・シャーリーがどのような人物だったかは私もわからないですが、
目線や声、仕草の一つ一つに至るまで神経を行き渡らせたような演技と言いますか。
抑えた中にも静かな怒りを感じるとか、繊細な演技が上手なんだなぁと、
その才能を見せつけられたような気がしました。
その分、感情を爆発させるシーンではグッと心に刺さるものがありました。

この二人の化学反応が面白く、そこは脚本の力なのでしょうか。
問題はあるとして、映画作品、エンターテインメント作品と仕上げられたことには、
やはり素晴らしいと言えるのではないでしょうか。
難しいですよね…人種差別の問題についてはまだまだ理解が足りないと私自身思います。
相手の気持ちを考えてみる、というところで見え方は変わってくるんでしょうね。

人種差別については、黒人の方が旅行するためのガイドブックである『グリーンブック』の存在。
この映画を知ったときに初めて聞いて調べたので、それまで知りませんでした。
信じられないけれど、それが本当のことなんですね。
たぶん私のように今回存在を初めて知ったという人もいるんじゃないでしょうか。

論争のほうも今後注視していきたいですが、
俳優さんたちの熱演は本当に素晴らしかったので好きな作品です。
そういえば、昨日更新した「アリータ」にもマハーシャラ・アリさん出てましたね。
これからもっと多くの作品で拝見できるかと思うと楽しみです。

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「アリータ:バトル・エンジェル」

2019-03-01 | 映画

なかなか映画の感想が更新できずモヤモヤしておりました(笑)
家に帰ってもPCを開く気力が無いと言いますかね…
今日は出かけたついでにカフェにて更新です。

「アリータ」ですが、最初スルーかな…って思っていたんです。
予告で観た目の大きな少女の描写が不自然な感じがし、ちょっと苦手な感じかもという先入観です。

まずはあらすじ。

数百年後の未来。サイバー・ドクターのイド(クリストフ・ヴァルツ)は、アイアン・シティのスクラップ置き場でアリータ(ローサ・サラザール)という意識不明のサイボーグを見つける。目を覚ましたアリータは、一切の記憶をなくしていた。だが、ふとしたことから並外れた戦闘能力を秘めていることを知り、なぜ自分が生み出されたのかを探ろうと決意する。やがて、世界を腐敗させている悪しき存在に気付いた彼女は、立ち向かおうとするが......。(シネマトゥデイ)

何で観に行ったかは、たまたま時間がちょうど良かったので。
それと3D吹替(突然決めたので3Dメガネも無し…)という無茶苦茶な感じでしたが、
結果として、これは3D吹替で十分に良かったんでは?と思えました!
というのも、結構画面からの情報量とスピード感が半端なくて、
字幕で観ていたら追いつかなくて大変だったんではないかと思うのですよ。
それだけビジュアルは気にならないし、むしろ大満足の迫力と自然さと細かさでした。

アリータもだんだん可愛く見えてきて…不思議。
性格がとてもまっすぐなんですよね。
彼女の辿る運命は決して平たんではなく、むしろ辛い出来事のほうが多いのですが、
前向きにどんな相手にも悪は悪として立ち向かう姿に心打たれました。
人間との恋は悲しい結末だけど、さらに彼女が強くなったという風に思います。

ラストですが、これは…
続くんでしょうか???
肝心のボスキャラが中途半端じゃなかったです???
あとは観た人の想像にお任せ…という狙いなのでしょうかね~。
いずれ気になるところで終わってしまいました(^^;

CG技術もここまで来たかという出来。本当に素晴らしいですよ。
スクリーンでぜひ堪能してほしいなと思います。おすすめです。

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