『ありがち日記』

オタクな日々をコツコツ更新中。

2017年もありがとうございました

2017-12-31 | 日記

2017年もあと何時間かで終わっちゃう~~~~~
今年は直前まで年末感が全く持てなくて、一人であたふた慌ただしくなってます。
でも、まずは諸々の準備はできたので、あとはテレビを見ながら
蕎麦や寿司をいただき、お酒を飲むだけです(笑)

仕事のほうが調子が出ないというかうまくいかなくて悩むことも多かったせいか、
できれば来年はこの部分を解消できるといいなと…
解消っていうか、バリア張るっていうかー…←根本的解決は無理と諦めてます

ブログの更新は頻繁ではありませんが、来年も続けていこうと思います。
TwitterやFBもそれなり使うけど、じっくり考えたり振り返ったりってことがないと、
どうも次に進めないという気がしてまして。

他の皆さんのブログも楽しみにしています。ありがとうございました。
また来年もよろしくお願いします。

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「gifted/ギフテッド」

2017-12-30 | 映画

今年の映画館通いも、この作品で終わりです。
本当は観たい作品はあるのですが、時間の関係で断念せざるを得ないものも多く…
でもこれが最後で良かったかも…(*^^*)
盛岡では今日から公開でしたので、さっそくその一番最初の回に行ってきました。

あらすじ(シネマトゥデイ)を。
めいで7歳のメアリー(マッケンナ・グレイス)と片目の猫フレッドと共に、フロリダの小さな町で生活している独り身のフランク(クリス・エヴァンス)。平穏に過ごしていた彼らだったが、メアリーにある天才的な能力があることが判明する。フランクは彼女に普通の子供と同じように育ってほしいと願っていたが、彼の母エブリン(リンゼイ・ダンカン)は二人を引き離してメアリーに英才教育を受けさせようとする。

ギフテッドっていう言葉の謎(自分だけ?)が解けました。
メアリーは数学に関して天才的な特別な能力があり、そういう特殊な能力のことをそう言うのですね。
そしてアメリカでは、その能力を最大限に伸ばすための特殊な教育が受けられる学校があると…。

ただ、彼女のおじであるフランクは、天才的な能力は自分が与えられる範囲で伸ばしてあげつつ、
人間関係(例えば友人関係)を養うには、特殊な環境ではなく普通の学校が良いと考えています。
それにはフランクの姉でメアリーの母親が関係しているようなのです。

メアリーの母は天才的な数学者ですが自殺しています。
そしてフランクとメアリーの母、つまりメアリーの祖母であるエブリンも数学者。
エブリンは自らの夢を自分の子供たちにとっても良いことだと信じ英才教育をしようとし、
フランクの場合は挫折(別の道に進むも望むものではなかったように見受けられました)、
そして彼の姉も結果として不幸な結果となっているのにもかかわらず、
孫のメアリーに同じように英才教育を受けさせようとし、フランクから引き離そうとします。

メアリーとフランク(そして片目の猫フレッド)との間には、実の親子ではないとしても、
7年の間に築かれた確かな絆があります。「ずっと一緒」。
天才的な能力があって、それゆえうまく周りに溶け込めずにいる大人びたメアリーですが、
中身はちゃんと7歳の子供なんですよね、親の愛情を純粋に信じているんです。
それは親代わりであるフランクに対しても同じで、
里親に出されるとなった時の彼女の気持ちを考えると本当に胸が苦しくなります。

メアリー役のマッケンナ・グレイスちゃんの演技がこれまた良くてですね…
等身大の元気いっぱいな7歳がいたかと思うと、急に大人びた視線を投げかけてきたり、
これは完全に彼女ありきの映画だ…と思いました。彼女から目が離せません。
そしてクリス・エヴァンス。
キャプテン・アメリカのイメージがかなり強いんですけど、ぜんぜん別人です。
抑えた感情とか、逆に爆発させる瞬間だとか、さすがという感じでした。

学校の先生とか、そのほか周りのキャストも割と好感を持って見られました。

ストーリーは予測できちゃうような王道な感じではあるんですが、
それでもキラキラと光る才能とか、家族の絆とか、
当たり前だけど大事なものをちゃんと描けている映画だと思いました。

まあ皆さん、泣いてらっしゃいましたねー。わかります、あのシーンは泣けますよー。
隣に座っている男性もグスグスして、目元を何度も押さえてました。

さてさて、今年もまたたくさんの素敵な作品に出会えました。
決して映画館通いが多いわけじゃなくて、DVDや録画で観ることも多いのですが。
No.1を決めるのは私には難しくて、良くも悪くも優柔不断な性格がここでも…(^^;)
あー、でも今月は「ダンケルク」のBD&DVDボックス買いました。
ダンケルクは今年いろんな意味で自分にとって衝撃的で影響を受けた作品でしたかね。

来年も相変わらずなペースで、自分なりの興味関心で、映画を観ていきたいと思います。
コメントは残しませんが、たくさんの映画好きさんのブログなどを読むのも楽しみにしています。

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カズオ・イシグロ『日の名残り』

2017-12-24 | BOOK

メリークリスマスですね~。
ま、今日は仕事でしたけど…(^^;)

さて、ノーベル文学賞受賞のカズオ・イシグロ氏の本作。
『わたしを離さないで』だけは読んだことがあり、英国の映画も観ました。
今回、ノーベル賞受賞を機にWOWOWで↑と「日の名残り」が放送されると知り、
映画を観る前に原作を読んでおきたい!ってことで手に取りました。

結果、読んで正解でした!!!
あらすじです。

品格ある執事の道を追求し続けてきたスティーブンスは、短い旅に出た。美しい田園風景の道すがら様々な思い出がよぎる。長年仕えたダーリントン卿への敬慕、執事の鑑だった亡父、女中頭への淡い想い、二つの大戦の間に邸内で催された重要な外交会議の数々―過ぎ去りし思い出は、輝きを増して胸のなかで生き続ける。失われつつある伝統的な英国を描いて世界中で大きな感動を呼んだ英国最高の文学賞、ブッカー賞受賞作。

ブッカー賞受賞作と言われても、いまいちピンときませんが、
読んでみたらなんかその理由がわかるような気がしました。

これ、おそらく今の英国かぶれになっていない時に読んでいたら、さっぱりだったでしょう…
だって、淡々と執事の品格とは、とか、ダーリントン卿への敬慕だとか、
女中頭のミス・ケントンとの何だかおんなじことの繰り返しばかりの会話とか、
大きな事件や盛り上がりがあるわけでもないですからね。

ところが、BBCドラマの「ダウントン・アビー」をすべて制覇した今の私にとって、
もういろんなことがわかりすぎて、頭の中で完全に映像化されてましたわ~。
本当に素晴らしいの一言。。。
正直に言うと、『わたしを~』よりこちらが断然好きです。

お屋敷に多くの召使を雇うことが過去のことになりつつある時代、
ずっと品格のある執事を追求し、屋敷の主人に仕え続けてきたスティーブンス。
自分自身も年を重ねて新しいアメリカ人の主人のもと、今まで通りとはいかないことに、
いろいろと悩みを抱えています。
しかもアメリカのジョークにはかなり苦戦をしているようで…
時代は変わっていくのに、彼はまだ伝統的な英国の中で生き続けているのです。
ここですでに私は泣きそうでして。
誇りを持って仕事をしてきて、そう簡単に生き方や考え方を変えることもできない、
そういう古い時代の人間というものに弱い…

一つの目的のため、輝かしい過去を思い返しながら、様々な人々と関わり合いながら、
主人の高級車を借りて旅を続けていきます。
その目的は叶わないというか、別の結果になったのですが、
私には、彼が最後に一つの道筋を見出したかのように見えました。
「良かった…良かった……」って心がほんわか温まるってこういうことね、と。

ある程度、この時代のことを知っているといないとでは理解度が全然違うと思います。
この辺のことに興味なさそうだな~っていう方が、やはり読んでみたらしいですが、
「何か盛り上がりもないしつまらなかった…難しくてね…」って仰ってましたから。

これでやっと録画していた映画も観られます。
どんな風に描かれているのか、とても楽しみです。

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「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」

2017-12-18 | 映画

スター・ウォーズの新三部作、「フォースの覚醒」に続く「最後のジェダイ」を観てきました。
平日の午前中、油断してました…
10分前くらいに劇場に着いたのですが、チケット売り場は10人ほどの行列が。
そんなの…って思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、土日以外では比較的珍しい光景です(^^;)
まあスムーズに流れてくれたおかげで、5分前にはトイレも済ませて座ることが出来ました。
(上映が約150分ですからねー)

公式サイトよりストーリーを。

『フォースの覚醒』のラストシーンで、万感の思いを込めてルークにライトセーバーを差し出すレイ。彼女をじっと見つめるルーク。そこに言葉はない。観る者の胸を感動で満たし、同時に様々な想像をかき立てずにはいられなかった、このラストシーン。――そして物語は、『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』へと受け継がれる。

伝説のジェダイ、ルーク・スカイウォーカーとめぐり逢ったレイが知ることになる驚くべき真実とは? なぜカイロ・レンはダース・ベイダーを受け継ごうとするのか? さらには、レジタンスを率いるカイロ・レンの母親レイアと、ポー、フィン、BB-8らレジスタンスたちの新たなるミッションとは? そして、タイトルの“最後のジェダイ”が意味するものとは?
――知られざる秘密が明かされるとき、さらなる謎が生まれる。

前作の最後にルーク・スカイウォーカーが登場し「おぉ…!」となったのですが、
その続きから始まる感じですんなりと入り込めます。

しかし、ルークの変わりっぷりには驚きますね。
まあ月日が経っているので当たり前なんですが、すっかり世捨て人。。。誰?って感じで。
でも力はすごいですね!そんなのフォースで???っていう。何でもあり感は否めないです。
レイはやはりまだ不安定だし自分の立ち位置が定まっていないので、
このルークとの出会いや、カイロ・レンとのやり取り(デジャヴ感w)を通して、
次第に自分の為すべきことを見出していくような過程を描いていたと思います。

前作からのフィン、活躍してました。
新たなアジア系キャストの女の子とコンビでしたが、二人の間には何か特別な感情が…?
すごく可愛いというわけではないんですけど、愛嬌はあるし度胸もある子でした。
あとBB-8は今回も可愛らしい!!あのフォルムはずるい(*´ω`)

前作は、新たに始まるストーリーにワクワクした記憶もあるんですが、
今回はちょっと悲しい場面もありまして…
新たな仲間、展開が待っているということは、次の世代へのバトンタッチでもあるわけで。
そういう意味では、過去作品を懐かしく思うのと同時に、
今のこれからのキャラクターを応援していかなければと思うのでした。
カイロ・レン含め(笑)
彼、どうなっちゃうんでしょうね。真のダース・ベイダーにはなかなかなれないと思うんですけど。
(ベイダー卿のあの音楽がないとちょっと寂しいので待ち望むところもあるんですけどね)

レイア姫を演じられたキャリー・フィッシャーさんは、今作が最後の作品となりました。
とても残念なことです。いつかはやってくる別れだとは思っていても寂しいです。
素敵なシーンがたくさんあって、1シーン1シーンを大切に観てしまいました。

次回でとりあえず決着がつくんでしょうけど、
また1年以上?待たなければならないのかなと思うとなかなか辛いですな~。

音楽も映像も最高だと思います。
個人的には大絶賛というわけではないんですが、戦闘シーンなどはさすがの迫力で。
シリーズのファンの中でも賛否両論あるみたいですが、私はいいと思いました(*^^)

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恩田陸『夜の底は柔らかな幻』上・下

2017-12-16 | BOOK

文春文庫で読みました。
長いし、恩田さんらしいスペクタクル巨編でして、めちゃめちゃ興奮しました。
上巻から下巻の最初辺りまでは特に、登場人物の背景がいまいちはっきりしてないので、
どうなるんだろう…というワクワクと不安と、とにかく続きが読みたくなる展開でして。

本の紹介はこちら↓↓
国家権力すら及ばぬ治外法権の地である〈途鎖国〉。ここには在色者と呼ばれる特殊能力を持った者が多く、暗殺者を養成しているとも噂されている。自身も在色者である有元実邦は、警察官という身分を隠し、ある目的を持って途鎖国に密入国を企てる。闇月といわれるこの時期、在色者たちは途鎖に君臨する導師の地位をめぐって殺戮を繰り返し、またある者は密かな目的を持って山深くを目指す。密入国に成功した実邦だが、かつての実邦の婚約者で入国管理官として強権を揮う葛城や、途鎖での同級生だったが何かを隠している黒塚と再会する。さらに実邦の指導者だった屋島風塵、葛城の旧友で快楽殺人者となった青柳淳一など、関係者がいっせいに闇月の山を目指しだす。山の奥にひそむ導師の神山倖秀――実邦の元夫であり、葛城、青柳とともに幼少期を過ごした殺人者――と、途鎖の山奥に隠された〈宝〉をめぐって、彼らの闘いが始まる。

上の解説でほとんど網羅してますがなww

なので、核心はつかないけど、私なりの感想を。
途鎖国という舞台がまずは魅力的なんですよ、なんか神秘的で不思議に満ちていて不気味で…
そこに潜入捜査することになった警察官の有元実邦が、これまた主人公なのに、
どんな力を秘めているのかまったくわからないまま進んでいきます。

そこではかつての婚約者である葛城がギラギラと実邦を追っかけまわしておりまして、
さらにかつての同級生だった黒塚が怪しげに付きまとい、
そして途鎖国の警察官、善法が忠犬のようにひたすらくっついてきます。

また、葛城の級友である青柳淳一、元夫の神山倖秀といった、
これまた頭の中でムクムクと想像が広がるキャラクターが登場してきまして、
なんとまあ女子向きな作品なことよ…と思いました(笑)

難しいかもしれませんが、実写化されたら面白いかもしれないな~って。

最初はドキドキしてましたが、最後の展開はあれよあれよという間に終わってしまいます。
怒涛の展開というんでしょうかね。
SF的な、突拍子もないようなことが起きるんですが、
それは恩田さんの世界観だと思えば別に何とも思いませんです。。。
が、やっぱりもう少し丁寧にその後のキャラクターたちがどうなったか、描いてほしかったな。
意図的にこういう余韻を残したかったんだとは思いますが、
やっぱり実邦と葛城がどうなったのか、すごい気になるんですよー。

恩田さんの作品は、どこか最後にもやっとする部分もあるのですが、
そこに至るまでのストーリー展開、読者を惹きつけるものが本当に素晴らしいなと思います。
現実の世界を離れて楽しませていただきました!

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「オリエント急行殺人事件」

2017-12-15 | 映画

今日から公開の「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」が盛り上がっているようですが、
私はすっかり更新し忘れていた本作の感想を…
あ、でも新エピソードのレイ役、デイジー・リドリーちゃんは、
オリエントのほうにも出てますのでぜひあわせてお楽しみください。

って何もんだよ(笑)

アガサ・クリスティーの原作を知っていて、過去の映像作品を観ていたとしても、
これは全くの別物であり、でもしかし間違いなくオリエント急行殺人事件なんですよね。
ケネス・ブラナーさすが!!と思うことが多くて、しかも豪華な顔ぶれが何とも嬉しい。
まさしく年末に楽しめる映画という感じでしょうか。
ストーリーはせっかくなので伏せておいて、ネタバレしない程度な感想を考えているのですが、
なかなか難しいですね、核心に迫っちゃいそうで(^^;

んじゃ、まずはポアロ。
ケネス・ブラナーがポアロ?髭やばっ!!!って思っていたのですが、
これが意外といい感じにハマっていまして、可愛らしくもあって、意外な一面でした。
ベルギー人なんですよね、ポアロって。
私、過去に観た作品はすべて吹替えで観ているので、今回オリジナルは初めて。
だから、ベルギー(フランス語?)訛りの英語を聞けて楽しかった~。
この練習をしたのかと思うと、すごいって思いません?

汽車の描写もなんか興奮しました(笑)
美しい映像で、どことなく神秘的な風景が、
殺人事件の残酷さや哀しさと対比されて、より際立って美しく見えたような気がします。

私的には、またケネス版ポアロでまた新しい作品も観たいなと思います。
また豪華な俳優陣をそろえていただいて、知っているストーリーでも楽しめるように。
そのためには映画がヒットしないとダメか…(;'∀')

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空を飛ぶペンギン?サンシャイン水族館

2017-12-14 | お出かけ

文楽のついでに、東京では友人とご飯をしたりと楽しみました。
ホテルを池袋方面で取っていたので、せっかくだし…とサンシャイン水族館へ。

つい最近、大水槽の魚たちがほぼ死んでしまったというニュースを見たばかりの気もしますが、
ご覧の通り、だいぶお魚の種類も数も豊富になってきていました。



もう少しってところ?元の状態がよくわからないのですが(^^;
パフォーマンスの時間にちょうど当たったので見られました。

ものすごい広いわけではないんですが、
コンパクトに様々な種類の魚を都会の真ん中で見られるのは嬉しい。
ショーやパフォーマンスも小ぶりながら工夫されているなと思いました。

苦手な方もいるでしょうけれど、カエルの展示が見ごたえありました。
こんな派手なカエルが世の中にはいるんだなぁと感心しきりです。
もちろん、美しいものには毒がある…ということもわかるんですけどねー。
明らかに毒々しい色してたなー。

そしてそして、新しくなったサンシャイン水族館の目玉と言ったらコチラ!





屋上の外に設置された水槽の形が特殊なので、
自分の上をペンギンが泳いでおり、まるで空を飛んでいるかのよう。
また、同じ水槽ではペリカンのエサやりパフォーマンスもあって、
この角度だからこそ見られるという普段は絶対に目にすることのない表情まで見られました。
この日は晴天に恵まれましたが、これからの季節は雪も降るだろうし、
雨とか降ったらどうなるんでしょうか?謎です。

だいたい90分くらいでしょうかね。滞在したのは。

午後からは大宮まで戻り、久しぶりの盆栽美術館で穏やかな時間を過ごし(笑)、
お土産などを購入して帰ってきました。
帰ってびっくりしたのは、盛岡がもっさもさと雪が降っていたこと!
もう信じられない…寒すぎる…都会は暖かかった…(:_;)

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12月文楽公演'17

2017-12-12 | 文楽

9月の地方公演から3か月ぶりの本公演!
演目は「ひらかな盛衰記」から、義仲館の段、大津宿屋の段、笹引の段、
松右衛門内の段、逆櫓の段でした。

逆櫓の段は観たことあるんですよ、確か。
で、子供が取り違えられた話だよなってことはわかってたんですけど、
やっと通しで観ることが出来ました。大津宿屋の段、そういう感じだったのね!と。

女性の人形には足が無いものなんですが、義仲館の段(約30年ぶり上演らしい)で
巴御前は武者姿で登場しまして足がありました!珍しいものを見れたなという感じ。
女性でも男性のような勇ましい姿の場合は足があるもんなんですね。

笹引の段も、これまた久しぶりの上演らしいですが、これがすごい場面の連続でして…
取り違えてしまった子供も討たれちゃうし、山吹御前も旅の疲れと心労で事切れちゃうし、
お筆さんがいきなり笹をバサッと切って輿代わりに山吹御前の亡骸を引く…
かなり見せ場だったと思います。

松右衛門内の段からは、よくある身分隠しがバレていろいろ解決するやつです(笑)
メインとなるのは家族の絆と主従関係かしらね。
ちょっと今じゃ信じられないくらいの主従関係の重要さが垣間見れます。
家族よりも大事なのがねぇ、な~んか納得いかないところもあるんですけどね~。
逆櫓の段は、「ヤッシッシ!」という掛け声とダイナミックな見せ場が多いので盛り上がります。

権四郎の玉也さん、けっこう出ずっぱりで大変だったんじゃ…表情からはわかりませんが。
お筆の簑二郎さんも見せ場が多く、素敵でした。
あと今回は清志郎さんの三味線がすっごくて、見入っちゃう、聞き入っちゃう!
特に今回は床がとても近かったので、直に撥の圧も感じられるほどでしたから。

鑑賞教室は観られなくて残念でしたけど、今年最後の文楽は満足するものでした。
若手の皆さんも頑張っていられますね。また来年もできるだけ鑑賞したいと思います(^^)/

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「探偵はBARにいる3」

2017-12-06 | 映画

本日レディースデーでしたので、
楽しみにしていた本作を観てきました!もうシリーズ3作目なんですね~。
昼間はやはり年配の方も目立ちます。狭い劇場でしたがほぼ満席に近く。

あらすじ(シネマトゥデイ)から。
ある日、高田(松田龍平)が探偵(大泉洋)に、行方不明になった大学生の麗子(前田敦子)の捜索話を持ってくる。調査を進めていくと、彼らはモデル事務所の美人オーナー・マリ(北川景子)にたどり着く。探偵と高田はミステリアスなマリに振り回されるうちに、やがて大きな事件に巻き込まれ……。

あぁ~お馴染みのBARに、お馴染みのメンツ。
相変わらずですね(笑)
ハードボイルドと言いながら、血が出るシーンも優しめだし、
身体が強張るほどの緊迫感というのもそこまで強くないし、
適度に脱力感があって。

探偵が、何てことのない高田の友人の頼み事を聞いてしまったがために、
大きな事件に巻き込まれていくというお話でして、
探偵ものにしては推理的な要素はあんまりないですが、
まあこの映画の楽しいところは探偵と高田の名コンビぶりです(私的には!)

北川景子ちゃん、きれいだな~と見入ってしまいました(;´∀`)
でも、今まで見たことのないような凄みのある役でしたね。
こんな声を出せる人なんだ~!と私はびっくりです。

今回、高田君が強敵を前に苦戦しましたね。
志尊淳君は女の子みたいなきれいな顔をした子だな~っていう印象しかなかったのですが、
なかなか謎めいたキレッキレな役をしてて、見る目が変わりました(笑)
もっと激しくても良かったかも…!
あとは前田敦子さん、おバカなキャラでした。
まあそれが似合っちゃうのだから、そういう役を極めるとか…(^^;

最後はちょっと泣きそうにもなり、くすっと笑えるところあり、
今回も楽しませていただきました!
最後まで席を立たずに見てください。いいオチが用意されてますんで。
むしろああいうやり取りしている二人をずっと見てたいですもん。

続きはあるんでしょうかね~どうなんでしょ。

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