1日目はディズニーシーで思いっきり遊び…
2日目は、予約をして行ってまいりました。三鷹の森ジブリ美術館!!
ずーっと行ってみたいなぁと思っていたけど、どうも一人では行きにくかった場所。
中央線に乗り続けて三鷹駅まで。そこから結構頻繁にバスが出てます
それも可愛い黄色いバスがあるんでしゅよーふへへ…
バス停から降り立つとすぐに、こんな感じで入口が↓
なんだかテンションが上がってくるねー!
ちなみに、館内は撮影禁止なので、屋外でしか写真が撮れず。しかたない。
気になる展示はというと、アニメーション技術の歴史とか、ジブリ作品の原画とか、膨大な量。
そして、1つの作品にかける時間と手間。
アニメーションに限らない、建築、美術、思想、自然、などなど、
ありとあらゆる分野の資料が大量に積み上げられ、
きっとこういうものからインスピレーションというかを得るのだなぁと思う。
いや、本当に驚いたわ~緻密に構成が練られ、一つ一つの動きや色彩にも妥協を許さず、
じっくりと作品が作られているんだと思うと、また違った視点でアニメを見てしまいそう。
ハッキリ言って、ここは大人のためにある施設。
もちろん子どもでも、ねこバスで遊んだりできるけど。
私はとても得るものも大きかったように思う。
真面目に刺激を受けた一方で、
やっぱりジブリファンとしての視点も忘れてはなりませんよ~!(笑)
ちなみに私は友達と足元に入って写真を撮ってもらったのだけど、
ちょうど背の高さと足の長さが同じくらいだった。私小さいけどね。
それで大きさがわかってもらえるでしょうか。
後ろ側には、身体の隙間から草が生えていて、リアルに泣きそう!
なんでこんなに胸がきゅんとするのだろうね。切ない。
ここにはカフェも併設されていますが、常に激混みのようで…
お昼前後は特にも混んでいて、中で食べるには1時間以上は待たないとダメみたい。
なので、私たちはテイクアウト(こちらは待ち時間なく、外のベンチなどで食べられる)で
お昼とおやつが一緒になったような食事をいただきました^m^
うまーい☆
カフェを外から見るとこんな感じ。
可愛いよね。
メニューも気になるところだなぁ。いつかチャンスがあれば行ってみたいけど。
カフェの外にある水道の蛇口。
ジジだー♪可愛いよぅ。
至る所に作品のキャラが隠れていたりもして、探すのも楽しいかもね。
建物というか、この美術館自体、迷路のようで、
ユニークな仕掛けもあって、童心にかえって遊べてしまう。
(そしてショップで現実に戻り、必死にお土産をあさるのであった…)
ぜひまだ行ったことない方は、行ってみてほしいなぁと思う。
ジブリが好きな人なら、ぜったいに楽しめること間違いなし。
サボルが伸びました!
…嘘です。3代目になってしまいました。。。
なんでこう上手に育てられないのか。
それはきっと水のやりすぎで根腐れ起こしているから。
わかった、いろいろ調べてみたらそうだったのだー(泣)
ふむ、今度こそは気を付けないと。ごめんね、ごめんね。
幼なじみの女友達と1泊で東京に行って来た!
ので、また思い出に浸りながら(現実逃避とも言う…)、記録を。
1日目は、東京ディズニーシーへ。一日中遊び呆けましたー。疲れたよーん。
ハロウィンの時期なので、どこもかしこもハロウィン仕様
その徹底ぶりがディズニーのすごいところだと思うのですが。
↑夜のトイ・ストーリー・マニア。
ちなみに、着いてすぐ11時頃だったけど、ファストパスはすでに終了…
普通に待てば2時間くらいは並ぶようで、でもこれが目的だったので頑張って並ぶ。
この日は東京も寒くて、長袖とはいえ少し肌寒い~。
中は…行ってのお楽しみだけど、可愛いったら!
本当にトイ・ストーリー好きとしては、いろいろテンション上がりっぱなし。
3Dメガネをかけて、シューティングゲームを楽しむんだけど、これならちびっ子も楽しいね☆
並んででも体験できて良かったわい^m^
他にも、人気のアトラクションは、1時間くらいは並ばないとダメでした。
食べ物をつまみながら並んで、時々ゆるいアトラクションで休憩したり…。
私はインディ・ジョーンズが好きなんだけど、
4回か5回目くらいなのに、インディ・ジョーンズのパシャリでは、
毎回のことながらおかしな顔してるね。
絶対今度こそは、ポージング決めたるで!
夜もきれいだよね。うっとり。あえてタワー・オブ・テラーを入れてみた。
タワー~とかセンター・オブ・ジ・アースの楽しみは、乗ることもだけど、
「きゃー!」という叫び声を外から聞くことでもあるよね。わくわく。
夜のショーも見られたし、花火も見ることができて、良かったー
本当にここは夢の国だわ…
1時間くらいでお土産を物色し、閉園間際にホテルへ。
ホテルはオフィシャルホテルのヒルトン東京ベイ。
写真は掲載しないけど、ほんと可愛いお部屋だったので、こっちも楽しかった!
エレベーターホールのイスは、座ると色が変わるんだよ~
何回も座ったり立ったり…アホみたいに繰り返してきちゃいましたけど。
この日は結構歩いたし、立ってる時間が相当長かったので、
足がむくんじゃってパンパン^_^;
疲れたおかげで、かなり爆睡してしまったのでしたー。
2日目へ続く。
急に寒くなった盛岡。
ほんの2、3日前まで、30℃とか普通にあったじゃん!
それが急に、最高気温20℃いかないとか、あまりにもひどすぎる仕打ち…(T_T)
たぶん、それが原因と思われるんだけど、頭が重い…雨だし
今日は午前中買い物に行ったりしたけど、音楽とかうるさい店は長居できなかったもん。
いつもなら平気なんだけどなぁ…!
というわけで、午後は大人しくお家で映画を見て過ごしました。
(思いがけず面白い映画で興奮しちゃったけど(笑))
調子の悪い時は、無理に動かないで静かにしてるべきだね。
さて、こんなに寒くてパーカーとか着ちゃってるけど、
明後日には30℃くらいの東京に行く予定ですわ~大丈夫かなぁ自分。
がんばろーーーーっ
製作年が2009年とな…およよ~
こんなに面白い映画だとは露ほども思っておらず(失礼)、見逃すなんてもったいなかった。
宇宙が舞台の映画だと、やっぱりスターウォーズ?だけど、
実は、スターウォーズって、ちゃんと見たことないからよくわからないんだよね~
(今もそんなに見たいと思ってないんだけど…)
このスター・トレックもかなり歴史は古いようで、ドラマ化や映画化は今までにもされていて、
ファンもかなりいらっしゃるんですね。
あまり見てこない分野で知らなくて、正直、見る直前まで疑っていたけど、
すっかり導入部分から釘付け状態!
BDで見ていてもそうだけど、大画面で(映画館で)見たらさぞ迫力あるんだろうなぁ~!
調べてみると、「宇宙大作戦」という最初のストーリーよりも前の時代を描いた作品らしい。
というわけで、知っている人はお馴染みのキャラクターがまだ若い時で、
いろいろな経緯で出会い、一緒に戦うようになるところが、この作品では見られるのかな。
とか書きながらもまだよくわかってないんだけどね。
人間も宇宙人も一緒に暮らしているような時代設定なので、最初はびっくり。
ジェームズ・T・カーク(人間)とスポック(バルカン人と人間とのハーフ)が、
友情というか何と言うかを育むストーリーでもあるのかなぁと思ったり。
その他のキャラも、どうやらこれからも仲間として働いていく模様です…。
カークを演じているクリス・パインってなんかブラピに似てるーって思った。
元気いっぱいでやんちゃな主人公って感じ。
で、スポック役の人は、背が高くてスタイルが良いので、結構タイプではあるんだけど
役柄で眉毛がツーンと吊りあがっていて、髪型がパツンとしていて、
耳がとんがっているので、慣れるまではだいぶ違和感を感じますな…(笑)
エリック・バナが、敵役として出ていたけど、
「えっ!?これがエリック・バナ?」というくらい、本人の面影がないという面白さ!←
本当に面白かったの?と思われそうだけど、すんごい面白いと思う。
だからと言って、今までのストーリーを全て網羅することはしないけどね。
ちなみに監督はJ・J・エイブラムス。
だから好みなのかなーと思ったりもする。
なんと、続編が製作されるんですよね
実はそこが一番のポイントだったりしてー。というのも、
その続編で、ベネディクト・カンバーバッチが敵役で出演するそうですからわーい
(敵役…というところが引っかかるけど、まあいいかこの際)
いきなり続編を見るというのもあれなんで、今回これを見たわけ。ばらしちゃったし。
でも結果として、非常に面白い映画だと思うので、
続編のほうもかなり期待をして(もちろんバッチさんの敵役も)待ちたい!
スタイリッシュでかっこいい宇宙船とか、スーツなんかも見ものだと思われ。
今回は、宇宙ものを敬遠していた自分を反省しました、はい。
『ベルサイユのばら』連載開始40周年おめでとうございます
これを記念して、今月24日まで松屋銀座にて「ベルサイユのばら展」開催されてます。
もちのろん、私の永遠のバイブル、ベルばら。行かないわけがございません
文句があるならベルサイユへいらっしゃい
<チラシとお土産(自分用)のファイル>
会場はとても混んでいました。ほぼ女性。当たり前ですが。
①コミック ②宝塚(舞台) ③アニメ ④現在
という4つのテーマで、そりゃもうすごい数の展示品
めっちゃテンション上がりましたがな
もうコミック原画の数が膨大で、ストーリーを振り返りながら、
手描きとは思えないほどの美しさに感動しっぱなし… ネ申
この原画を見られただけで、幸せだったぁー
宝塚の舞台は観たことないですが、衣装がきれいなんですよね~。
細かいところまできっちり作られていることに驚き
(何も知らないので、失礼がありましたら申し訳ありません)
いつかチャンスがあれば、観てみたいという気はします。
なんつっても、私は何よりも原作コミックファンなので^_^;
アニメも何年も前になるかしら?BSで放送していた時に、全て見たのです
原作とは違ったストーリーもあり、それはそれで楽しんだ思い出が。
すごい方々が演出?されているんですよね。
オープニングテーマ「薔薇は美しく散る」はカラオケ十八番ですからねっ(笑)
現在に至っても、世代を超えてこれほど愛されるベルばら。
ご婦人方の「あぁ~、オスカルが死んじゃってから、もう読む気力がなくなっちゃって~」
という気持ち、わかりますことよ、うんうん。
でもアントワネットも好きだから、最後まで見届けなければファンとは言えませぬ。
グッズ売り場が楽しくて、お金持ちだったら大人買いしたいくらいだった
ちょっとだけ、自分用にいろいろ購入。えへ。
幸せな一時。
しばらくはこれで元気がもらえたような気がするー。グッズもあるしね
今回は日帰りだったので、この他にはそんなに見て歩けなかったけど…
かろうじて立ち寄ることができたのは、こちら。
東京スカイツリー駅と、近すぎて逆に見えないスカイツリー実物。
曇り空です。おかげさまで日頃の行いが良いせいか、東京では雨に当たりませんでした。
ソラマチは広すぎて、もっと時間がないとじっくり見られないわ…
またいつかゆっくりと見てみたいねー!
アベンジャーズ熱が冷めないうちに、知らないヒーローのお勉強を…ということで。
↑では、戦時中に氷漬けになって、現代に掘り起こされた…的なことになってましたが、
そこにちゃんとつながるように終わっていて、先にこっちを見てればなぁ~。
でも、これを見て腑に落ちた。なるほどね、そういうわけだったか。
キャプテン・アメリカのクリス・エヴァンスには、驚きの仕掛けがある!
軍人になることに憧れている、やせっぽちの青年。
たぶん、このやせっぽちの体は、クリスの本物の体ではなく、CGか何かじゃないの~?
だって一瞬にして(←ここ、ハワード・スターク大活躍!!)ムキムキになったよー。
他のヒーローが、ロボットとか、怪物系とか、神とか、
現実味のないものだったりする中で、
このキャプテン・アメリカは、人間臭さというものが感じられて、割と好き。
(とか言いつつ一番好きなのはアイアンマンなんだけど…)
ヒーローものにそんな魅力を感じない人でも、
もしかしたらこれなら…という気もしなくもない。
いやー、面白いと思った。早くに見ておきたかったなぁ(^-^)
あと残っているのはハルクかぁ。
ハルク怖いんだもん、緑色でさ。
いつか機会があれば最近の映画を見てみようと思う。
その前に、アベンジャーズのDVD出たら、また絶対見るのだ!うっしっし^m^
いやー、暑い。東京は暑い!
盛岡もそりゃ暑いけど、何かやっぱり違うのだよね~。
2日目の午後はツタンカーメン展@上野の森美術館。
ちなみに当日券を買う気満々で乗り込んだところ、なんと整理券の配布が
整理券をもらうのは1時頃に行ったのに、中に入れるのは3時以降という時間設定…
仕方がないので、というか時間的に余裕はあったので、
お昼休憩とお土産購入タイムを先に。
そして、いよいよ3時になって入場となったわけだけど…
いやー、すごい人、人、人!!!
ディズニーランドかってくらいの混みようと並びようでした。
ちなみにインカ展に来た時もひどいと思ったけど、それの何倍もひどかったわー。
人の流れが悪いとか、見えにくいというのを恐れていてはダメ。
ここはずずい~っと、おばちゃんに負けない根性と図々しさでベストポジションを確保し、
あとは動かざること○○の如しです
展示の中身については、言うことなしというか、素晴らしい。
紀元前のものを目の前にすると、言葉がなくなるねー。
ただでさえ、エジプト文明の謎については、ロマンを感じるというか、
私たちの心をとらえて離さない何かがあることは確か。
金の細工の素晴らしさや、その豪華さ、思想や宗教感。
難しいところもあったけど、ツタンカーメンを取り巻く人々のこともわかったし、
若くして亡くなった王に、いったい何が起こったのか…と考えずにはいられないっす。
いつも思うけど、タイムマシーンがあったら、その時代を覗きに行けるのに・・・
でも謎があるからこそ、こうやって惹きつけられる人が世界中にいるんだもんねぇ。
逆にこれでいいのかもしれないですな。
あーだ、こーだ、と考古学者や歴史学者が議論したり、勝手に想像してみたり…
満足満足な展示会でした。
ミイラとか期待しちゃだめよ(笑)
私は内臓を収納していたという、棺のミニチュア版みたいなやつに心奪われました
他にも見所はたくさんあると思うので、ぜひじっくりと楽しんでもらいたいものですなー。
できれば平日に行くのがいいと思う。
その平日ですら想像以上の人出でしたから。
(盛岡にいたら、あんなの見ることないもんねー)
子どももいたけど、背の高さ的に、何だかかわいそうだったなぁ。
子どもたちにもぜひ見てもらいたいのだけど
と、ツタンカーメン展も満喫し、そのまま上野から新幹線に乗りました。
けっこう移動距離があったのと、人にもまれたので、かなり足がパンパンで、
車内では爆睡でしたー(笑)
2日間、充実してたな。
まだまだ文楽熱が冷めない素敵だなぁ、皆さん。うっとり…
また公演があればぜひ行きたいと思いますっ!!
1日目は文楽を堪能しましたが、2日目。
けっこうよく眠れて、8時頃にホテルの朝食。アメリカンBF。
パンも3種類から好きなだけ選べるし、卵料理もスクランブルかオムレツか選べる。
オレンジジュースにコーヒーを飲んで、まったり…。
特に急ぐ用事もないし、その後ゆっくり荷物の整理をして出発。
この日の最初に向かったのは、代官山の蔦屋書店。
ここでの目的は、シャーロックフェア
AXNミステリーチャンネルで放送している『SHERLOCK』とのコラボ。
ちょうど文楽公演の時期と重なっているじゃん!ラッキー
行く予定は最初なかったけど、情報を得て即決しちゃいました。
何と言っても見所は、シャロのお部屋がミニチュアで作られているところ。
話し相手のスカルもちゃんと置かれていました。
お写真はご遠慮願うとか何とか書かれていたので、記録できなかったのは残念。仕方ない。
(蔦屋のHPを覗くと、写真が掲載されてます)
BBCドラマの紹介VTRも流していてくれるので、しばし立ち止まって眺める。
吹替えだけじゃなく、字幕版でも紹介されているので、
ベネディクト・カンバーバッチのセクシーボイスが聴けちゃうよ^^
それだけじゃなく、ベネさんのウィンクも…きゅん。
シャーロック・ホームズの書籍が多数紹介されているし、関連本もあってけっこう充実!
小学校で読んだことあるのは短編とかで、記憶も定かじゃない。てか、ほぼ覚えてない…。
いろいろ並んでる本を見て、全部制覇してみたいな~と思ったのでした。
携帯の無料アプリで読めるのもあるんだけど、やっぱり紙で読みたい!
くるっと後ろに回って、MOVIE STAR紙の特集ページが見開きで紹介されてるコーナーも。
いやん、やっぱりステキ(*^。^*)
な~んて、鼻息も荒く、舐めるように見入っていたところ、普通のサラリーマン風なおじさん登場。
「・・・おっ、もしかしてこの人もシャロ目的かな?」
はい、そうでした!けっこうじっくりお部屋の模型も見ていらっしゃいました!嬉しい!仲間!
まだやってると思うので、ぜひとも『SHERLOCK』ファンの方は見てみてねー
それにしてもこの建物自体もかなり書籍やCDなんかも充実してましたねー。
岩手から行った私なんか、どこをどう見たらいいのかわからなくなりそうで…(照)
とか言いつつ、偶然にもベルばら40周年記念の『池田理代子の世界』を見つけてしまい、
もう一冊探していた文庫本も一緒に購入~。
店員さんが女性の方。池田さんの本を見て、「もう40周年なんですね」と。
やっぱり女性なら通る道なのかしら、ベルばらは。
私は完全にリアルタイムで読んでいた親の影響で文庫版を一気に買って読んだけど、
たぶん、こうやって、次の世代へと受け継がれる名作なのよね…しみじみ
まずはオタクな欲求を満たすことができて、すごく充実しちゃったなー。
午後は上野に移動し、もう一つの目的の場所へ行きました。
が、また次回につづく。
5月公演に続き、何とかチケットも予約できたので、
9月公演の第二部(夜の部)へ行ってまいりましたー!
と言っても、やっぱり日帰りだときついので、東京に1泊して。
前回と同じようにお昼頃に東京に着いて、ホテルチェックイン後、劇場に向かうという。
せっかくなので、他にも色々好き放題ウロウロしてきたので、記録しちゃおうと思う。
あんまり興味ない方はどうぞスルーしていただければ
今回は、非常に迷いに迷って、お金もないし、第二部だけ見ることに。第一部も捨てがたかった…
演目は「傾城阿波の鳴門」と「冥途の飛脚」から。
どちらももちろん所見なので、事前にストーリーを簡単に予習してから臨んだおかげか、
お話の内容もすんなりと理解できたかなぁと思うんだけど。
○傾城阿波の鳴門 ~十郎兵衛住家の段~
いろいろあって盗賊の身となっている阿波十郎兵衛と、女房のお弓。
幼い順礼の娘おつるが訪ねてくるも、お弓は自分が母だと名乗れず、ものすっごく葛藤する。
だって、自分が母だと打ち明けちゃうと、おつるまでお尋ねものの仲間になってしまう。
なのに、うっかり十郎兵衛は自分の娘と知らずに死なせてしまうんだわー。
そりゃもう、お弓の嘆きっぷりと言ったら…
私なんか文楽歴は浅いけれども、初めて涙出そうになりやんした。ううん、ちょぴっと泣けた。
母の気持ちなんてわからないんだけど、いや本当に泣けた。
お弓を遣うのは、吉田文雀さん。すごい人なんです!!
ツイッターとかで、前日は体調不良か何かで出られなかったと書いてあったので、
もしかしたら拝見することができないのではと思っていたら、出られていたので感動!!
あの人形を持って、細かい動きや大胆な動きを1時間も遣るのだから、
大変だったのではないかと推測しております…。何ともなく、公演を終えられると良いのですが。
初心者でもわかりやすいストーリーだったかな。
最後、捕手の一人が十郎兵衛に刀で切られ、顔が真っ二つに切れたのが印象的。
割れたお顔は赤くて、「えぇーっ!けっこうグロい」と思ったのでした(笑)
○冥途の飛脚 ~淡路町の段~ ~封印切の段~ ~道行相合かご~
まず最初に、「梅川」という遊女の人形を遣うのは、桐竹勘十郎さんです。
まさしくお目当て!!(笑)本当に鼻血出るかと思ったんだからー。
第一部では、三河屋義平次も演じてたということなので、そちらも本当は見たかったのですが…
だって男の役をやっているのを生で見たことがないからぁー
冥途~は少し長くて大変だけど、面白い。世話物。
飛脚屋の忠兵衛が、だめんずなんだわ。
遊女「梅川」と恋に落ちて、為替のお金に手をつけちゃう。これダメー。
もう足が勝手に向かっちゃうんだよね。行くかやめるかで葛藤しているシーンは良かった。
後ろの背景が、人形が歩くに従って動くような仕掛けになっていた。ふむ、面白い。
梅川の身請け金として、本当は渡してはいけない催促されている三百両を支払ってしまう。
ちゃんと届けるべきところに届けろと言われるのに、忠さんは強がっちゃって、
「これは僕が(飛脚屋に)養子に来たときの持参金だもんねー」ってな感じで嘘をつく。
で、誰もいなくなった後に、いきなり梅川に本当のことを打ち明けるという…
「ひぇ~やっちまった~」的な。泣きながらすがり付いてるなんて、本当にダメ男だなぁ。
こうしてどうしようもなくなった2人は、追手に怯えながらも雪の降る中逃げて行くのです…。
どの時代も、こんなどうしようもないヤツはいるもんなんですな。
後ろに座ったおばさま達も、共感できるかできないかで盛り上がっておりました。
もしかしたら、こういうドロドロなドラマとかにハマるというのは昔から変わらないのかもね。
そういえば、初めて人形の「馬」「犬」を見ました!
馬のほうは結構リアルな形をしていて、空洞になっている胴部分に黒衣が入って操っている。
足が妙に細くて、ぶら~んとなっているあたりがまた好感が持てるw
犬は同じように黒衣さんが操っていて、ちゃんと「ワン」と吠えていた(?)
それにしても、今回も勘十郎さんの操る人形の色っぽさにやられた
何で何で?どうしてこんなに女性の色気を出せるのだー??そこらの女性よりも色っぽい。
もしかして、、、と、想像してみては、オラ、少し赤面しちまうだー(笑)
きっと、研究されているんでしょうね、歌舞伎の女形もそうでしょうけど。
人形に負けている私…ちょっと切ない。
公演は8時過ぎに終了。
おトイレ我慢してたので、ゆっくりトイレで夢見心地に一息ついてから帰路につく。
「あぁ~来てよかったなぁ、また来なくちゃなぁ~…素敵だった…」
地下鉄の永田町駅に向かうため、裏の楽屋口のほうから歩いて出て行こうとしたところ、
ちょうどドア付近で人が何人か動いているのが見えた。
目線を向けたら、なんと、そこにいらっしゃったのは!!!
勘十郎さ~~~~~ん
(と思います)
急いでいるようでした。
ドキドキして凝視することもできず、チラっチラっとしか見れなかったので、
ちゃんと確認してくれば良かったーと後悔しております。意外とピュアな私(笑)
でもシルエットと雰囲気は絶対そうだと思うんだけどなー。違ったかなー。
興奮で、どうやってホテルに戻ったか記憶がありませぬ。
気付いたら、テレビで月9のドラマを見てました。
あまり伝わらないと思いますけど、とにかく今でも興奮が収まらないくらい。
文楽は最高!
また岩手でも公演してほしいなぁ。ぜったい仕事休んで行くんだけどなぁ。←
1日目はこんな感じで、本当に素敵な時間を過ごさせていただきました。
ホテルのお部屋も少し大きいベッドのお部屋にしてもらって、
隠れ家的で小粋な雰囲気があって、快適でした。
(ホテルモントレ ラ・スール銀座)
2日目に続くー