『ありがち日記』

オタクな日々をコツコツ更新中。

「ナイル殺人事件」

2022-02-26 | 映画
ケネス・ブラナーが監督し、自分でポアロを演じている映画版の第二弾。前作の「オリエント急行~」は出演者が豪華で映像も凝っていた印象。そして舞台っぽい演出もあるなぁ(ケネス版の特徴?)と勝手に思っていました。

そして第二弾。かなりの長編である『ナイルに死す』が原作だし、オリエントに負けない登場人物の多さや、それだけで見る価値がありそうなエジプトの豪華クルーズ船が舞台、めちゃくちゃ期待してました。公開延期もさらに見たい気持ちを募らせるわけで…

 ←今回は自分で劇場撮影📸

ストーリー
エジプトのナイル川をめぐる豪華客船内で、新婚旅行を楽しんでいた大富豪の娘リネット(ガル・ガドット)が何者かに殺害される。容疑者は、彼女とサイモン(アーミー・ハマー)の結婚を祝いに駆け付けた乗客全員だった。リネットに招かれていた私立探偵ポアロ(ケネス・ブラナー)が捜査を進めていくうちに、それぞれの思惑や愛憎が絡み合う複雑な人間関係が浮き彫りになっていく。 

大富豪のリネットと夫のサイモン、リネットの親友でサイモンのかつての婚約者ジャクリーン。この3人の恋愛模様(三角関係って言っていいかな?)が事件を引き起こすのですが、そこに盗難事件なども絡んで、原作は非常に読みごたえがありますよねー。(殺人が起きるまでが長いけど…)そういうところはまあ原作通りです。が、なんかどうも事件の主人公たちの印象が薄いのです。

私だけかもしれないしうまく言えないのですが、ミステリ作品に臨む時の気持ちとしては、犯人を当てるわよっていう自分自身が探偵目線で推理を楽しむ感じなので、探偵のほうに焦点が当たり過ぎているとそっちが気になってしまって肝心の事件がイマイチ頭に入ってこないのです。ポアロには、変わり者の探偵として、登場人物たちの人間関係や感情をかき乱しながら真相に辿り着いて欲しかったな…と思います。

っていうか、ポアロってあんな設定でした?バックグラウンドを描いて、人となりを知ることで理解が深まるのは理解できるんですが、初っ端からそんな感じなので、私は一体何の映画を観ているんだっけ?ってなります。

オリエントもそうだったかな…もう一回観てみたらケネスがやりたかったことが分かるかも?ポアロという人間を独自解釈で描きたくて(こっちが主目的)、そのために事件を絡ませているという気がしてきました。

他にも人物設定などで原作から変更されているところがありますが、その辺はそんなに気になりませんでした。映像はスタジオセットっぽさがところどころ感じられ残念。エジプトのリアルな撮影ってどの程度だったのかしら?パンフとか見ていないので調べたらわかるかな~?

ちょっぴり辛口でした。
それだけ期待していたんだよってことで、許してください🙏ガル・ガドットが見たかったので目的は果たされましたけどね😉
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三津田信三『生霊の如き重るもの』

2022-02-23 | BOOK
刀城言耶シリーズの第二短編集です。
学生時代の言耶が主人公で、まだ小説もどきっぽいものをノートに書き留めている頃のお話。そんなに若い頃から事件に遭遇しやすかったのね。


ストーリー
"天魔"は跳び"屍蝋"は滴る。怪異が其処に……。刀城言耶、揺籃の時代。奇っ怪な分身、"生霊"の目撃談が語り継がれる奥多摩の旧家、谷生家。それが現れるとき、当人に死の影が指すと恐れられる謎の現象である。同家を訪れた刀城言耶は、そこで不可解な復員兵の死に遭遇するのだが……。表題作他、全五編を収録した"学生時代の事件簿"と言うべき"刀城言耶"シリーズ第二短編集。 

刀城言耶シリーズの長編に比べれば少しだけ物足りなさもある…けれど、どの話も人間の仕業なのか怪異現象なのか、はっきりとどちらかであると言い切れない不思議な余韻が残されるところは同じ。この世界観が好きなので分厚い本を目の前にしていったん躊躇するも手に取ってしまうんだと思う💦
持ち歩きにも向かないし、手が疲れるんだよね…

長編でもそうだけど、言耶が謎解きを語りはじめ、すぐにその推理の矛盾点に気付いて内容をひっくり返し、また別の推理を語り始める。それを聴いている周りが置いてけぼりになる、という感じもまた面白い。言耶本人にしてみれば、自分の考えを整理し次第に真相に近づいていく過程なのだけれども。

どの話もぞくっとして面白かったけど、私は表題作となっている「生霊の如き重るもの」が一番印象に残ったかなぁ。戦後間もない時代背景や、山奥の慣習だらけの村で起こる事件というところがね。生きている人の生霊が見えるって、誰かが成りすましているんだろうって普通だったら考えるんだけど、舞台が舞台なのでつい信じてしまいそうになる。いや…本当にあるのかも…。

足跡消失の謎、人間消失の謎、推理モノとしてはベタだけど、怪異と現実との狭間で繰り広げられる推理を楽しめるのがこのシリーズの魅力なんだと改めて気付いたのでした。またしばらくは他の本を楽しんで、今度は長編にチャレンジしよう。
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北京五輪の話

2022-02-20 | 日記
今日閉会式であることをさっき知った私です…💦
あれ、もう終わっちゃうんだ?という感じ。でも次はパラが始まりますね。

もともとそんなにスポーツ観戦には興味がないというか、ルールが分からないと面白くなくて観ていないことが多いのだけど、オリパラはテレビでやっているとついつい観てしまうのです。

あと、夏より冬のほうが興味あるというか。
フィギュアスケートはスポーツというか芸術的な観点からずっと好きだったし、スキージャンプも父親が好きでよく観ていたので私もけっこう好きです。

なので、今回も時間があればちょくちょくテレビの前で応援していました!
国籍問わず好きな選手を!です😉

フィギュアスケート、私は今出ている選手の中で一番好きなのがアメリカのネイサン・チェン。クールでカッコいいじゃないですかー。日本選手の3人ももちろん応援していますしそれぞれ個性があって素晴らしいと思うのですが、まあこればかりはね…。それと宇野君のコーチ、ステファン・ランビエール!彼が目的で見ているところありますから。現役時代からファンなんで…へへへ。今回の五輪で金メダルをもらえたネイサンには本当におめでとうの気持ち。結弦くんの名言で「報われない努力」ってすごく深い意味があると思うんだけども、ネイサンの場合は「報われた努力」って気がしていて。
試合の裏では皆仲良しだったり、お互いにリスペクトしている姿だったり、スポーツに限らず見習いたい面があるなって思っています。

そしてもう一つ注目していたスキージャンプ、こちらは地元出身の小林兄弟を応援していました。世界の一流アスリートたちと肩を並べて活躍する姿を見て、きっと今スキーをしている子供たちも励みになったんじゃないかなぁ。

一方で、競技以外のとこで良い話題ばかりじゃなかったのは残念だったかな…。結局もやっとしたままなのが気持ち悪いけれども、ここで世界の目が厳しくなったことをどう受け止めるのかしら。注目だわね。

…まずは、皆さん、お疲れさまでした!!まずはゆっくり休んでもらいたいなぁ。休めるのかな?

最後に。
あのパンダのキャラクター、終わる頃に可愛く思えてきたのでした🐼
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タイBLドラマ「Enchanté」2話まで

2022-02-14 | タイ沼
 Cr. GMMTV

昨年の「SAFE HOUSE2」に参加していたForceくんとBookくんが出演しているドラマ。当初は、いろんなドラマ(主にあすみくw)が始まることもあって、「あとでまとめて観よう♪」と思ってたんだけど、3連休で2話まで観てしまいました!!

フランス語のタイトルの読み方も実はよくわかってなくて、「アンシャンテ」っていうのもつい最近調べました😅はじめましてっていう挨拶みたいな意味らしいです。

まだ2話までしか観ていないので、やっと登場人物が揃ってきたなっていうところ。見事にハンサムな男子(イケメンとはあえて言わない)ばかり出てきますよ~😳💖なんか、一人の男の子を巡って何人もの男の子たちが争う?ような?話なのね???女子の夢詰まってるなぁ…

内容はまだ判断が付かないけれども、かわいらしい雰囲気がありつつ謎解き要素とかフランス語が時々出てくるところとかが好みなので、とりあえず見続けようかなと思います。今は3話まで行っています。

日本語字幕ならユネクですねー。私はVPNで海外へ飛んでYTで観てます。英語字幕が疲れてきたら自動翻訳をしておかしな日本語字幕で。まあでも雰囲気は伝わるから大丈夫。

これで来週から始まるあすみくドラマ(週2)まで追いつけるのか…💦
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Cupid's Last Wishトレイラー来た!

2022-02-09 | タイ沼
今日突然発表された、
あすみく新ドラマのトレイラー、ビジュアル、ポスター✨

そして気になっていた配信スタート日が、なんと2月21日!!
そんなに早く来ると思ってなかったから心の準備が・・・👼
てっきり金曜枠だと思っていたら違ったし。月曜・火曜の週2回なのね~💦

[Official Trailer] พินัยกรรมกามเทพ Cupid's Last Wish

おぇぇえええええっ…

良すぎて吐きそう。楽しみ過ぎて嫌なことも忘れた(笑)
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「355」

2022-02-05 | 映画
女性スパイを演じるキャストの豪華さに惹かれて、レイトショーにて鑑賞。
ストーリー、設定にツッコミどころ満載過ぎるので、ところどころ中辛(辛口ではない)コメントすみません😉


ストーリー
ある秘密兵器の存在を追う、CIAのメイス(ジェシカ・チャステイン)。彼女は同じように秘密兵器を捜すドイツ連邦情報局のマリー(ダイアン・クルーガー)、MI6のコンピュータースペシャリストであるハディージャ(ルピタ・ニョンゴ)、コロンビアの諜報(ちょうほう)組織に所属する心理学者グラシー(ペネロペ・クルス)、中国政府で働くリン・ミーシェン(ファン・ビンビン)と出会う。スパイチーム「355」を結成した彼女たちは、第3次世界大戦勃発をもくろむ国際テロ組織に戦いを挑む。 

各国の諜報組織に所属する女性スパイたちが集結!ってそもそもリアリティに欠ける感はあるけれど、ポスターにも劇中のセリフにもある通り、「敵の敵は味方」というところがポイント。標的は一つなのです。
この、目的となるデバイスってやつの凄さがこれまたリアリティの無さで笑っちゃう😂とんでもないものらしいし、実際かなりの人が亡くなっているんだけど、う~ん。もっと驚きが欲しかったなぁ。

それを狙う敵ってのにも頑張ってほしかったし。
(一応、ネタバレはしないよう控えめに)

ジェシカ・チャステインとルピタ・ニョンゴ、最初のほうから出てきてくれたのは嬉しかった!でもねー、中華圏の俳優を応援している身としては、あのいろいろ世間を賑わせていたファン・ビンビンがいつ出てくるのかと密かに待ちわびていたんで、もうほぼ映画も終わりそうな頃に登場したのは、ある意味びっくり…😲遅っ!しかも、ファン・ビンビンだけメイクがとにかくバッチリ過ぎまして、派手なアクションをこなしてもメイクが崩れることもなく美しいまま…✨いいんです、それでいいんです…おかしくてもそこが好き。

女性スパイって言うと、チャーリーズ・エンジェルのようなものとか、セクシーを売りにするようなものをイメージしがち。普段どんな生活してるんだろう?って思うようなどこか世間離れした人。けれど、この作品では家族を持っていたり、パートナーと幸せに暮らしていたりと、いたって普通な日常生活を送っている。アクションも本格的で、体術とかごっつい銃を使ったりとか。
そういう面では人間臭さも感じられた。これもアリなんだと思う。

まだ続きそうだけど、どうなんでしょうね?
その時はもっと早く5人が勢ぞろいして欲しいもんです(笑)
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Gunくんも…

2022-02-03 | 日記
ついに、というか…
コロナ感染とのことで心配ですが、
たくさんの仲間もコメントしてくれているように、
ちゃんと休んですぐ元気になって戻ってきてほしい!

文楽のほうでもちょっと怪しくてですね。。
2月公演もヤバそうです。
声を使う方たちに後遺症とか残りませんよう。

昨夜っていうか、ほぼ朝方?の特大あすみく砲で爆ぜていた私は、
今日はちっとも使い物にならんかったです。
免疫力つけるためにも、今夜こそ通知は全て切って寝ますよー。

というのも、私の住む地域も感染者が増えてきました😨
(全国的に見たら少ないほうかもだけど…)
職場でも幼稚園や小学校の事情でお休みせねばならない方が出てきて、
在宅勤務で何とかなっているような(ないような?😅)感じ。

毎日こんな話題ばかりで本当に嫌になっちゃうなぁ。

皆さん、お大事に!!
元気な方も気をつけましょうねー!!
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