『ありがち日記』

オタクな日々をコツコツ更新中。

「シャザム!」

2019-04-30 | 映画
アベンジャーズEGが平成最後かな?と思っていたのですが、
なんとマーベルではなくDCコミックスのヒーロー映画で締めることに😂 
結果、楽しい気分になれたので良いことにします!!

あらすじです。
思春期を迎えたビリーは、魔術師にヒーローの才能を見いだされ、世界の救世主に選ばれる。「シャザム!」という言葉を唱えると、S=ソロモンの知力、H=ヘラクレスの強さ、A=アトラスのスタミナなど六つのパワーを持つ筋骨隆々のヒーローに変身する。だが、ビリー(ザカリー・リーヴァイ)の心は少年のままだった。 (シネマトゥデイ)

シャザムの名前の由来も映画の中で知りました。そんな意味が…
14歳という思春期真っ盛りな男子が大人の姿のヒーローになる設定が面白い。
大人ぶっているけど、中身はまだまだ子供で、強がっているだけなのよねー。
最初は急に手に入れた能力を楽しんでいたビリー。
大人の姿を利用してビールを買って飲むシーンは笑えたなぁ!
おいしそうに飲んでいる大人を見ていたら、きっとああなるよねっていう。
でも、悪ノリはダメよ!っていう教訓もあったんじゃないかな(笑)

悪役のマーク・ストロング。
過去の出来事から考えると、何だか可哀そうな境遇。
今回は強い能力を手に入れつつもすべて奪われてしまいましたが、
次回以降でどういう風に戻ってくるのか…

ビリーの里子仲間と里親との関係も良かったな。
血もつながってなければ人種も異なる子供たちが、
本当に心を通わせて友人、家族となっていくのは心が温まるものでした。
最後はまさかあんな形で子供たちが協力し合うなんて…!

どこか懐かしさを感じる作りで、
昔ワクワクしながら家族と一緒に映画を観ていた頃を思い出しました。
昭和の映画も中にはあるけど、リアルタイムの記憶はないので、
たぶんビデオとかテレビで観ていた頃のものでしょうけどね。
あと、Queenの音楽も使われていた(しかもあれらのシーンでw)のも、
個人的にはテンションが上がりましたー。

シャザムのダサさ(?)も、見慣れてくると「アリだな…」と思える不思議。
映像的にはアクアマンの良さが際立っていたので、う~ん?って感じですが、
そこもダサい雰囲気を出すのに一役買っていた?と思われます。
暗いイメージのDCに、新しい風が吹き込んできましたね(笑)
次の作品も楽しみに待ちたいと思います。
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「アベンジャーズ/エンドゲーム」

2019-04-26 | 映画
※まだ観ていない方は、読まないほうがいいです。
いえ、読んではいけません!お願いします!










日本公開初日。たまたまお休みだったので、午後から観てきました!
MCUを追いかけてきて、この「アベンジャーズ」シリーズ最後の作品。
それはもう、、、言葉になりません。

あらすじです。
アイアンマン(ロバート・ダウニー・Jr)らアベンジャーズとサノス(ジョシュ・ブローリン)が戦った結果、全宇宙の生命は半数になってしまう。宇宙をさまよいながらスーツの開発を続けるアイアンマンをはじめ、生き残ったキャプテン・アメリカ(クリス・エヴァンス)やソー(クリス・ヘムズワース)らは再び集まり、サノスへの逆襲を始める。 (シネマトゥデイ)

インフィニティウォーや、つい最近観たキャプテン・マーベル、
アントマン&ワスプなど観ておいたほうが良い作品が結構あります。
…っていうか、全作品観たら絶対面白さが倍増するやつだよね…
数が多すぎてどれから手を付けたらよいのかわからないという方も、
ググればすぐに公開順の作品がわかりますので観てみてほしいですねー。
(個人的には時系列より公開順がおすすめ。技術的な進化も見られるし)

メインのキャラももちろん、過去出てきたキャラが総出演。
ファンのための映画という感じは否めません。(そこがある意味問題?)
あと、これまでの作品でどこを重視して鑑賞していたかによっても
今作品の見方が変わるんではないでしょうか。

バトルシーンは今作控えめなので、物足りないと感じる人はいるかも。
私は、人間として、神として、ヒーローとして、葛藤を抱えつつ闘ってきた、
全てのキャラクターの内面をかなり重視して描いている作品だと思いました。
「なぜこんな姿に・・・」というキャラクターもいるにはいまして、
確かにショックではありましたが。
でも、そこがより身近な面あったり、ヒーローだって完全ではないのだし、
学んで次のステップに向かったっていいじゃない!って思うのですよ。

サノス。単なる悪ではないところに魅力を感じるキャラ。
彼には彼なりの信念があったんですもんね。
残念な結果となりましたが、強烈な個性を放つヴィランとして記憶に残りそうです。

エンディングについて。
そう来ましたか・・・そうだよね。
最後までアイアンマンはアイアンマンだったし、
キャップはキャップだった。
それはみんなちゃんとわかっているから彼らの選択を受け入れられた、と思う。
ナターシャのことは残念でならない。彼女が好きなので非常にショック。
それを言ったら、ヴィジョンとかさ、、、

新たな世代に受け継がれた想い。
まだまだMCUは続くのですが、これからの展開がどうなるのか。
これまでの主要メンバーがいなくなり、
これから誰がヒーロー軍団を率いる(率いないの?)のか。

いろいろと気になるところはあるけれど、
本当にアベンジャーズありがとう!!という気持ち。
キャップの「アベンジャーズ アッセンブル」で泣けました。
クスクス笑いもありましたし、そこかしこで鼻をすする音も聞こえました。
隣のおじさんも何度か涙を拭っていたように思います。
3時間が長いという声もありますが、これまでもそれくらいの映画ありますし、
観ている間に長いと感じる瞬間はありませんでした。私は。

やっと、やっとここまで来たという気持ちと、
終わってほしくないという気持ちとがあって、今は複雑…
しばらくは気持ちが整理できなさそう。

やっぱ寂しいよ~😭 
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大船渡へ行って来た!

2019-04-22 | お出かけ
岩手は花見シーズン🌸
まだ咲いていないところ(例えば小岩井の一本桜とか)もあるので、
大型連休に桜を見るならぜひ岩手へ。
北海道も良さそうよね…行きたい(^^;

さて、週末は花見を兼ねて、沿岸は大船渡まで行ってきました。
釜石まではよく行っていたのですが、大船渡は久しぶり。
復興道路ができて、高速を使うと2時間もかからず盛岡から行けます。
(もしかして1時間半くらいかも…)
早いのはいいし、直線なのはありがたいのだけど…トンネル多いっ!
まあね、山ばかりなので仕方ないかもしれませんけどもー。
そこがちょっと残念だったかも。。

お昼はトップにあるようなホタテ定食(1,000円)をいただきました。
刺身オンリーだけど、1枚は焼いて食べればよかったかしらね😅
定食のメインを決めたら、あとはご飯とお味噌汁はセルフサービス。
3種類のお惣菜も食べ放題で、コーヒーやお茶もセルフでした。
他にも焼き魚や海鮮丼などもありました。

大船渡の街にも新しい建物が出来ていて、だいぶ雰囲気が変わっていました。
海が見えないというのはどこも同じ…
防潮堤はだいぶ高さがあって、小窓が付いている程度。う~ん。

今回は、初めてこちらへ行ってみました。
かもめテラス(さいとう製菓)さんです!
かもめの玉子は有名ですが、他にもたくさん商品のラインナップが。
お土産を買ってきましたよ。ふふふ。
時間と定員が決まっていましたが、
かもめの玉子を自由にデコる体験ができるようです。
親子で楽しめそうですね~。

今度また別のお店にも行ってみたいものです。
大船渡もですが釜石なんかも桜が見頃でとてもきれいでした。
お天気も良くて、本当に良い気分転換ができました。
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岩手県立美術館「タータン 伝統と革新のデザイン」展

2019-04-19 | 日記
今月から始まった企画展、タータン展へ行ってきました!
タータンの奥の深さを知ることになりました。

イメージとしては、スコットランドのキルト。
文化や伝統を象徴するタータン。
決して明るい歴史ばかりではなく、30年以上も禁止されていたこともあるそうです。

さらには、地域、出自や所属、氏族、王族のみ、等々、
いくつか分類されるデザインであるということもわかりました。
ちゃんと登録されているんですって!勝手に名乗れないんだー。

こういったタータンの歴史や、社会・文化的な意味、
今に至るまで使用されている服や雑貨等の展示も見どころです。
最後には、実際にタータンの布を身につけてみる体験ができます。
時間があれば、ぜひ体験してみてほしいですね。

基本的に写真撮影はNGですが、最後にOKなエリアがあります。

美術館内部には、あちこちにフォトスポットがありますよ♪

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「The Wine Show -極上のワインに魅せられて-」

2019-04-15 | 日記
WOWOWで今年の1月から全13回で放送されたグルメ番組。
説明を引用させていただきますと…

英国の人気俳優マシュー・リースとマシュー・グードのグルメ番組。2人がワインのエキスパートとワインの奥深さやすばらしさ、さらにはラベルの裏に潜む魅力を追求する。

英国作られた番組なので、お馴染みの俳優さんが出てくるのも嬉しいポイント!
マシュー・グードとマシュー・リース、そしてこの番組でキーパーソン、
ワインエキスパートのジョー・ファットリーニさん!!
何者!?笑

最初の頃、Twitterで呟いたんですけど、
ジョーさんご本人自ら「いいね」だけではなく、コメントまでいただき…
迂闊におかしなことを呟けねぇなぁ~って思った次第。

この番組、毎回世界中のワイン生産地に向かうんですが、
とても美しい映像なので、まるで旅番組を見ているかのよう。
さらにワインに合うお料理をシェフ自らが腕を振るうコーナーや、
ワインを飲むときに役立つグッズを紹介するコーナーなど、
とにかく1時間弱の中に盛り盛りな内容なのです。

先日、シーズン1が終了したのですが、
なんと先週末からシーズン2がスタートしました!!

The Wine Show -極上のワインに魅せられて- シーズン2 

シーズン2では日本にも来るらしいですよ。
さっそく20日の放送かな?ジョーさんが日本酒を飲む予告が流れました。
毎回楽しませていただいているので、シーズン2で終わってしまうの残念。

ぜひ間を置いてでも次のシーズンも作ってほしいなー。
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寺地はるな『今日のハチミツ、あしたの私』

2019-04-10 | BOOK

寺地はるなさんの本は、文庫で4冊目です。
今回は、背中を押してもらうっていうより、安心感をもらいました。
これでいいんだ、今までに無駄なことはなかったんだと。
あと、ちゃんとご飯を食べることの大切さ。
(小食なので「食べろ」と言われることが苦痛ではあるけど…)

あらすじ(角川春樹事務所)です。
恋人の故郷である朝埜市で、蜂蜜園の手伝いを始めることになった碧。蜜蜂たちの暮らしの奥深さを知る日々のなか、十六年前に自分の人生を助けてくれた不思議なできごとを思い出す――。草木がゆたかに花を咲かせる小さな町。不器用な家族の愛が心にしみる、書き下ろし長篇。 

主人公の碧が、とある理由により養蜂を始めるのですが、
この養蜂の過程も、説明臭くなりすぎず、かといってあっさりもし過ぎず、
ちゃんと丁寧に書かれているなという印象でした。
前作の『月のぶどう』ではワインづくり。
今度はハチミツを作るわけですが、
もう間違いなく『ハチミツ食べたい(Byプーさん)』状態です。

人間関係、特に今回は様々な家族が描かれているのが特徴かも…
家族と言っても簡単にはね…うまくいかないこともあるんですね…
全てがきれいに丸く収まってめでたしめでたしというわけではなくて、
な~んか逆に余韻として残りました。
碧は自分の居場所を自ら見つける強さを持っている女性だなと思いました。

最初に運命のハチミツと出会うシーンがあって、
そこが一番好きなシーンでした。

寺地さんの作品って本当に沁みるんですよね…
今回はハチミツのお話だけあって、優しい甘みをじんわり感じるように。
また次の作品も楽しみですね。
(文庫派だけど・・・)
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「ROMA ローマ」

2019-04-07 | 映画
Netflixで配信されていた本作。
アカデミー賞で外国語映画賞や監督賞を受賞していて、注目されていましたね。
私はネトフリ契約していないので、半ばあきらめていましたが、
映画館で上映されることになったのは本当に良かった!と思います。

70年代初頭のメキシコシティ。医者の夫アントニオと妻ソフィア、彼らの4人の子どもたちと祖母が暮らす中産階級の家で家政婦として働く若い女性クレオは、子どもたちの世話や家事に追われる日々を送っていた。そんな中、クレオは同僚の恋人の従兄弟である青年フェルミンと恋に落ちる。一方、アントニオは長期の海外出張へ行くことになり……。

ほとんど前情報はなく、アルフォンソ・キュアロン監督の
幼少期の体験をもとに作られた映画、ということだけは知っていました。
物語の中心となるのは家政婦のクレオで間違いなさそうですが、
その描き方はどこか客観的でもあり、
主人公に感情移入して観るタイプの映画ではないように感じました。
というか、あまりにもナチュラルに、他人の生活を覗き見るかのような感覚。
モノクロな世界観でありながら、音はやけにリアルだったりして、
過去の記憶を思い返す・思い出すってこんな感じかもしれない。

ある一つの家族を中心とした日常を淡々と描いており、
大きく盛り上がるようなシーンは確かにありませんでしたが、
政治的混乱はこのような日常にも暗い影を落とすもの。
ごく個人的な物語であるにもかかわらず、
一つ一つの出来事に対する喜びや、絶望にも近い悲しみが、
自然に私たちの記憶だったかのように染み渡ってくる感覚でした。

…悲しいなぁと思いながら見ているんだけど、
海辺でのシーンでは、なんかちょっと幸せな気持ちにもなったんだよね…
ポスターにもなっているシーンですが、その前後をちゃんと観ていると、
美しいシーンだなと率直に思ったんです。

フェルミンについては、割とびっくりなシーンもありますが、
それをちゃんと隠さず公開してくださったのは素晴らしいですねー。
別に大したイケメンでもないくせに(ひどいw)、
むかつくやつだな~くらいに最初は思っていたんですが、
彼もまた時代の流れに巻き込まれた多感な青年だっただろうなぁと。

これはPCの画面で見るのもありかもですが、
映画館のスクリーンでどっぷりと映像と音に浸りながら見るのもアリ!
と私は推したいですね😀 
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アンソニー・ホロヴィッツ『カササギ殺人事件 下巻』

2019-04-06 | BOOK
 
すっかり忘れていました😓
下巻を読んで1か月くらい経過しています…
まずは、東京創元社さんのサイトから本の内容です。

名探偵アティカス・ピュントのシリーズ最新作『カササギ殺人事件』の原稿を結末部分まで読んだ編集者のわたしは、あまりのことに激怒する。ミステリを読んでいて、こんなに腹立たしいことってある? 原因を突きとめられず、さらに憤りを募らせるわたしを待っていたのは、予想もしない事態だった──。ミステリ界のトップランナーが贈る、全ミステリファンへの最高のプレゼント!

上巻がまさしく作中作『カササギ殺人事件』そのものに対して、
こちらは編集者のわたしが主人公の現実の世界。
まるで「カササギ殺人事件」をなぞらえたかのような事件が起き、
それをアティカス・ピュントのようにとは行かないまでも、
事件の真相を明らかにしようと奮闘する姿が描かれます。
「カササギ殺人事件」の作者が実際に殺され、
しかも原稿の大事な部分、結末だけが無くなっている。
原稿を探すと同時に、犯人捜しをもする。

上巻の最後で「えぇ!?これで終わり!?!?」となりましたが、
なるほど、こんな面白い仕掛けがあったとは…

まあ、怪しいと思っていた人物が、だんだん豹変していったところで、
やっぱりなぁという感じ。
最後は手に汗握る展開でしたけど、ちゃんと答えが出て良かったですよ…

でも実は、上巻のアティカス・ピュントが素晴らしかったんで、
下巻の現実のお話は少し退屈に思えてしまった自分がいました。
これは人それぞれかもしれませんけど、良いところでお預けを喰らい、
結末を知るためにそれほど興味のない話を延々と聞き続けるような。
(それは言い過ぎかな)

でも、上巻ほどの衝撃が無かったというのが本音です。

久しぶりに本格的なミステリを楽しんだので、楽しかったです。
やっぱり好きなジャンルはどんどん読んじゃいますね。
アガサ・クリスティの読んでいない作品を読んでみたくなりました。
しかし、いろんなものが積読状態なので、それをまずは消化せねば。。。
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『マンガでわかる文楽』

2019-04-02 | BOOK
 
買うかどうか迷って、結局買ってみました。
少し前に、同じように歌舞伎が出ていて、
それの文楽バージョンがあればいいのに…と思っていました。

初心者でも馴染みやすくというのはわかるのですが、
実はマンガにする意味を感じられなかったというのが正直なところ…

イラストにするなら、文楽作品あるあるな
複雑な人物相関図とか、そういうのもあれば良かったのにと。

いや、面白かったんですけどね。
小難しい、敷居の高い芸能と思われがちなところを、
スッと読めるのは確かに魅力です。
でもね…大阪弁で文章が書かれているパートも読みづらくて…
これは大阪弁に慣れていない北東北の民だからかもしれません。

良かったのは、若手の技芸員の皆さんのインタビューとか。
もっといろいろ聞いてみたいかも😊 

というわけで、ちょっと微妙な気持ちで読み終わりましたが、
初心者の方の感想も聞いてみたいなと思いますね。
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