アメリカで働く臨床栄養士のブログ

内科ICU栄養士。食が大好きな一男一女のママ。日本と異なる医療・栄養事情、過去に書いた情報は既に古いことも…あしからず。

栄養士と口の健康

2010年10月19日 | お仕事
ちょっと日本に滞在していたときに聞かれたことに「アメリカの栄養士って口の中みたりするの?」ということがありました。

で、その答えとしては「見せてと頼まなくても患者さんが見せてくる」でしょうか。臨床栄養士は、医師の指導の下ではなく、自分の判断で患者さんと話をして、自分の判断で患者さんに栄養指導(栄養相談)をします。スクリーニング、アセスメントをする際、原則として全ての患者さんと直接会話をします。それでやっぱり話をしていくうちに、なんらか口腔に問題のある人は自ら口の中を見せてくれます。「舌が痛い」「歯茎が痛い」「奥の歯がない」「歯が全部ない」などなど。昨日も自ら2人の患者さんが見せてくれました。それにしても口腔内の健康って大切ですね~。虫歯とかなくても、やっぱり歯科衛生士に年に2回くらいはお世話になりたいものです。そういえば、私が行く歯医者さんのところの歯科衛生士は、歯以外にも舌をつかんで左右を見たりして、「癌のスクリーニング」とか言ってました。

最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
見せてくれるんですね (ひみつ)
2010-10-20 06:59:59
こんにちわ、あきさん。
私も口腔内の観察は大切だと思いますが、自ら見せてくれた人は、記憶にないです。「見せて下さい」と言えば、みんな見せてくれますが。
私自身も、口の中はprivate zoneなので、あんまり見せたくな・・・。国民性の違いかしら???
口腔内は人それぞれ違うので、見てると面白いです。
返信する
ひみつさんへ (あき)
2010-10-20 07:30:19
そうですね、やっぱり国民性でしょうかね。私はちょっとアメリカボケ?!してきたのか、すでに口の中はプライベートという感覚が薄れてしまっていますが(汗)。

昨日はBMIが60ちょっとの患者さんがいて、体調が悪くて5キロくらい落ちたけど、まだまだ大丈夫よ!と言って、You seeと言いながら体をわざとプルプルさせて豪快に笑っていました。結局その患者さんはとは随分長く話して、色々と悩んでいることも分かりましたが。。とりあえず、こんなリアクションは日本では見られないでしょう…。

やっぱりアピールの仕方とか、その程度は随分違いますね。
返信する