消えた天使

暗いし、寒いし・・・
クーラーの風がめっちゃ当たるところだったので、ただでさえ暗い映画なのに寒さプラスでガタガタしていましたー。
クーラーに弱いです。

先ほどから言ってるように、ものすごい暗い映画でした。
っていうかその暗さに参るくらい。正直感想を書くのが難しいなぁ。
とにかく一つの事件にのめりこみ壊れてしまう一人の男を描いた作品。
なんですが、うーん何か観ていて疲れだけが残ってしまいました。
何をしようとしているのかは解ります。犯罪者の心の淵を覘くが故、向こうからも見られている＝彼らが中に入ってくるっていうのは面白いし解りやすいのですが、今回はどうも・・・。
フラッシュバックなどの映像を駆使して見せてくれて、ごちゃごちゃだったストーリーを一本にまとめるところは面白いなと感じたり。
最後の犯人とのやり取りは、緊張感があってドロドロとした人間の心情が伝わってきました。人間の本質を見せるには、ばっちりの題材だったのでしょう。
でもでも、何よりも嫌だったのはバベッジ自身の人間性。執拗なまでに前科者に付きまとい、または言うことを聞かせ殴る。権力を振り回している、自己満なおじさんにしか見えなかったのでした（私の理解が足りないのか・・・）
こりゃ職場を追われても仕方ないわって。
ただ彼のおかげで事件が突き止められたとかはあるんですけど・・・う～ん。
あと、どうしてバベッジ自身がそうなってしまったかのその辺の因縁が解りづらくってか説得力がないって言うか（やっぱり理解が足りないのかも）
サスペンスのドキドキはあるんだけど、もともとこの手の映画は苦手だったりするんです。怖いし不気味だし、暗いから・・・。
んでもアンドリュー・ラウ監督のハリウッドデビュー作ってことで期待していたのですが、私は苦手だったけどいい滑り出しではあるんじゃないかな？
でもいつもはステキに見えるリチャード・ギアも今回ばかりは嫌いでした。

2分に1人がどこかで辛い思いをしているアメリカ。
そういえばこの間色々調べていたらどこの地域に性犯罪者がいるっていうのがわかるサイトがありました、
ちゃんと日本語版もあって。お子様がアメリカへ留学！何てなったときにはぜひぜひご活用くださいませ。
どこにいるかわからないしね。