ドリームガールズ

圧倒される!

初っ端からノリのいい曲でそこでもう心は掴まれちゃいました♪
そのまま掴みが良かったから最後まですごく楽しんじゃいました。
ストーリーは意外にリアル＆ドロドロ・・・なんだけどでも単純。
栄光と挫折。華やかで厳しい業界の世界が描かれていました。
でも若干軽すぎて触った程度っていうのが気になるけどでもラストにはみんなで戻れて良かったとか思ったり嬉しかったり。
でもでもやっぱりこの映画の主役はそれぞれのパフォーマンスと音楽なのですよね。
全編にわたって音楽がすごくパワフルで他のことを考える余地がないくらい！
ミュージカルで一番重要なのは音楽ですがこんな風に観ている間に楽しめて観終わった後も何となく覚えていて聞きたくなる感じでした。
聞いているといつの間にか足でリズムとったりしてた！（笑
ホント何よりもこの映画の音楽が盛り上げてくれる。
ちょっとミュージカルって気がしなかったのが残念だけど。ミュージック映画（？）
特に「Listen」とかＰＶ観ている気分でした。
でもサントラ買いなの♪
エンドクレジットまで楽しめて拍手したい気分でした♪

そしてもう一つの主役の個々のパフォーマンス。
みんなのパフォーマンスのレベルが高くて観ていて飽きなかったです。
「こいつダメだろ～」ってのが一人もいなくて誰もが「ソウル」を持っていました。
特に驚いたのはエディ・マーフィ。最近はめっきり落ち目になっていた彼ですがこんな役も出来るんだと感心！
後半は映画の中でも落ち目になっていたので何か現実と重なっちゃった（笑
でも歌上手いのね！歌い方もパワフルで見ごたえがありました。
そしてオスカーにもノミネートされたジェニファー・ハドソンはすごい役がいいていうのもあるんだけどすごい存在感でした。
「And I am Telling You I'm Not Going」の時なんてすごい感情がこもってた！
観ていて痛々しかったですもの。
すごい迫力で歌ってて見入っちゃって彼女が歌い終わった後に拍手したくなったほどでした！
全体的においしいとこ取りでしたがホントにここの彼女はすごかった！
普通の台詞以上に歌にしたから気持ちが伝わってきました。
でもビヨンセも同じくらい良かったと思うんですけどね。
ビヨンセは好きなんですし♪
この二人は声の感じが違うのね。当たり前なんだけど何て言うか・・・
最初のほうはリードボーカルだったエフィの力強い歌声を聞いていたからディーナがリードになった時ちょっと違和感がありました。
エフィは腹の底からぐわって出てくる感じだけどそれに比べたらディーナは声がやっぱり細いから。でもエフィは何となくまだ荒削りな気もしたりしてその分ディーナはちゃんと華があるなって。
そういうところはさすがビヨンセだなって思いました。
何か良く解らんですね（苦笑
とにかく楽しくって好き♪当時の派手派手ファッションも見ていて面白かったです。
音楽を楽しむだけでも一見の価値アリ！の映画でした。